先日、行きつけのミュージックバーで、帰省で実家に戻ったという、東京在住のフラメンコギタリストの方とお会いした。東京で、音楽活動する傍ら、フラメンコギター教室を主宰しているとのこと。話を伺っているうちに、フラメンコでは、「手拍子」のリズムがとても重要とのことで、正しい「手拍子」のやり方を教わった。左手を固定して、掌に若干窪みを作り、右手の2~4指で、左手の窪みに空気を閉じ込めるように叩く。すると、ピチャピチャではなく、パーンパーンといういい音が出る。大切なことは、左手の固定と力を抜くことだそうだ。何回か練習するうちにコツをつかみ、連続で室内に響くいい音がでるようになって、センスがいいと褒められた。ついでに、ケーナとフラメンコギターで即興のセッションをやってみようということになって、「涙そうそう」「千の風になって」など、数曲を演奏した。さすがにフラメンコのアルペジオは素晴らしい。おしまい