日本には1年を24等分した二十四節気と72等分した七十二候という季節があり、日本人は昔から、季節の移ろいを暮らしにとりこんできた。今の時期、「立春」が過ぎ、春に近づいてきますが、春を告げる「花・鳥・魚」があるんだって。まず、季節の花である「梅」これが「春告草」という異名を持っている。東風(こち)が吹くのを待って咲くので梅の開花で春を知る目安としたそうだ。春告鳥とは「鶯」のこと。春にならないと「ホーホケキョ」とは鳴かない。春告魚と呼ばれる旬の魚とは「鰊(にしん)」のこと。鰊はかつて、春になると産卵のために北海道に大群が押し寄せたんだって。今ではそんな話は聞きませんが。最近は、地球温暖化の影響か、なんだか、日本列島、今年は雪も多く、春の訪れは、まだ、先かな?
おしまい
おしまい