「読書の秋」でございます。たまには、時代小説はもう止めて、「哲学書」なんかに触れるのもいいのではないでしょうか?そもそも哲学書は、けっこう難解なものが多い。途中で何をいっているのか判らなくなるものもある。そんな中、サルトルの書いた『実存主義とは何か』という本は、もともと一般向けの講演を本にまとめたものなので、実存主義の思想について、判りやすい。生きていくことや生きる意味に迷っている人におすすめの一冊と思う。われわれの生きる意味は、どこにあるのかを教えてくれる本である。「生きる意味」を考え直したい人は是非、読んでみてほしい。「こだわり」の一冊です。
◆『実存主義とは何か』J・P・サルトル著、伊吹武彦翻訳(人文書院)
おしまい
◆『実存主義とは何か』J・P・サルトル著、伊吹武彦翻訳(人文書院)
おしまい