アンデス伝統楽器の製作で知られるアイマラ族の村、ワラタ・グランデ出身のベテラン管楽器職人、ラウレアーノ・ママニ作のサンポーニャ・マルタ・クロマティカです。管の本数は、手前の列(イラ)が9管、奥の列(アルカ)が10管、半音管の列が11本、最低音はソとなります。材には、ソンゴ産の葦に比べて耐久性があり、それでいて鳴りの良さに秀でており、本場ボリビアでもサンポーニャの理想的素材の一つとしてプロが愛用するボリビア低地キメ地方産の葦を使用しています。これまで新発想の2列のマルタ・クロマティカと一般的な3列のサンガ・クロマティカを使っていましたが、マルタの低音部のB,A,Gの音が必要になり、やむなく3列のマルタを購入しました。 おしまい