VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

リビングアメニティ協会

2006年11月01日 | 住宅業界
(社)リビングアメニティ協会(ALIA)は、BL推進協議会が発展改組した国交省所管の協会で
“優良な住宅部品の普及に努める”住宅設備メーカーを中心にした組織である。現在の協会長は松下電工株式会社の畑中社長

その協会会報誌である「ALIA NEWS」への寄稿を昨年、東京ガスの村田部長から仰せつかり書いた
“住宅市場とニーズの変化”の内容に関心を持って頂いたのが経緯で、今回は講演会を御受けする事になった。
 
80名の定員に、リクルートが広告を頂いている各住宅設備メーカーのお名前が一同に揃っていた。
講演は『団塊ジュニアと住宅市場の行方』と、今年レクチャーして回っている内容のものであるが
今回は業界のプロばかりなので、少々、マーケット予測など踏み込んだ所にも時間を割いた。

講演後の質疑応答に於いては、“増加するシングル世帯の需要は?”“景気・地価上昇で消費税Upを吸収できるのでは?”など
今後もまだ、強含みな住宅市場のイメージであった。

私自身、新築市場だけでなく住み替え需要は、まだまだ創造できる土壌(ニーズ)があると思っているし
住宅業界はもっと知恵をしぼるべき、あるいは挑戦すべきであると感じている。

これから住宅も、立地やハードだけでないソフト価値で勝負する時代になるので
きっと、チャレンジャーな異業種からの参入などで業界も活性化していくのではないかと思う。