VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

関西JJ-東京OB会

2006年07月06日 | Friend
昨夜行われた『関西JJ(住宅情報の略)の東京OB会』で、
写真のテニスウエア(ラケットは自前)を、リクルート卒業祝いに頂いた!皆様、有難うございました
            (昨夜、携帯電話を忘れ現場を撮影できなかった・・・残念!!)

この春同じく卒業した、62年入社の中堂園哲志さん・61年入社の私・60年入社の田中耕介くんと言えば
リクルート関西住宅情報の、80年代後半~90年代前半
不動産バブル期から崩壊後の不動産業界を舞台に、好き放題していた営業の兵たち。

お二人は不動産業界へ転職されると言うことで、若い頃に育てられた住宅事業への思いがあったようだ。

それは「住宅情報(不動産系)」から「HOUSING(建築系)」に異動していた私も同じだが、
一度、住宅産業に関わると、住宅の人々に与える影響力や価値
またそのビジネス・スケールが大きいゆえか、魅力に取りつかれてしまう。

それにも増して、この“関西住宅情報事業部”の組織的魅力が誰もを引きつけて離さないようだ。

元リクルート専務取締役:木村義夫氏が事業部長をしていた80年代。
当時のヒエラルキーをそのままに、このOB飲み会では人間関係が制御され
一生、頭が上がらない関係が維持されるところが心地よいようだ。

今回は、当時の大阪支社長であられた岡崎坦(ザイマックス監査役)氏もご参加頂き
唯一頭が上がらない人の側で、木村義男さんの言動が慎ましやかで何よりだった。

岡崎さんからは、「人生、粋がって風を起こそうなどと考えると、その風に巻き込まれてしまう。
              私は、吹かれる風になびきながら、その方向へ行くくらいが良いと思う」
というような、リクルート人間には考えさせられるお言葉も頂いた。

今回は同時に、マンションディベロッパーのリクルートコスモス
この度、常務取締役に就任された谷本憲一氏のご昇進祝いも兼ねていた。
80年代は、リクルートコスモス強化の流れでリクルートから人材投入された時代でもあり
現在も関西JJのOBが活躍されている事に、我々後輩としても心強く思う。
       ※ちなみに、リクルートはコスモス社を手放し10月には社名も変わる


そんな仲間、いつもの聞きなれた関西弁、心地よい叱咤激励に支えられている事を実感できる“関西JJの連中”。
いつまでも若いつもりの楽しい集まりであった。
     







3Dマイホームデザイン・コンテスト

2006年07月06日 | 住宅業界
コンピュータソフト「3Dマイホームデザイナー」のメガソフト社が主催するコンテストの審査会に参加した。

審査員は今年で2年目だが、昨年の審査&授賞式で楽しくご一緒した
前坂前社長がご病気で急逝され、審査員の方々ともお別れ会で再会する事になったのを思い出す。
昨年、私が「学校教育の中で‘住まい(=家族)’を考えるチャンスを、このように作りたい。」
と前坂さんにお願いし、共感頂いていた事もあってか
今年、私は【スクール】【ジュニア】部門の審査を仰せつかった。

この「3Dマイホームデザインコンテスト」は9年目を迎え、応募数も過去最高となったようで
3Dマイホームデザイナー」の普及と共に、幅広いユーザーに支持されている事がうかがえる。

審査の結果は、主催者の発表をお楽しみに!という事にして
応募作品から、私が感じた事を少し・・・・

審査委員長の宮内博実静岡文化芸術大学教授から
「ソフト自体の性能がUpする事で、ユーザー年齢がどんどん若年化する」という実情を伺った。
簡単に誰でも、一級建築士並の3D画像ができちゃうという事。(私のようなPCオンチは別!)
今回、応募者の中には“8歳、ソフト歴1-3年”というプロファイルもあった。

‘夢のマイホーム’づくりを通じて、子供達の思う理想的な家族のあり方も考えるキッカケになり
合わせて、IT技術の授業としても実践的に行えるので【スクール部門】の意義を強く感る。

今回チョット残念だったのは、子供にしては「東南で明るく、殺菌作用も」と皆、型にはまった発想が多かった事。
先生の指導か?と思ったが、どうやらソフトにビルトインされている小池康壽先生の家相診断の影響と分かった。
(影響力あり過ぎ!と小池さんを責めた。やっぱ子供の時ぐらい夢を追求して欲しい!)

現、井町社長からも「小・中学校での活用を積極的に推進したい」というお言葉もあり、期待したい。
きっと前坂さんも、皆が意志を引き継ごうと頑張っている姿を天国で見守って下さっていることだろう。