VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

逗子市、村上教育長

2006年07月13日 | 湘南・逗子の暮らし
            【市役所最上階、窓から山の緑が広がる教育長室にて】

今日は東京へ仕事に出る前に、逗子市役所へ村上教育長にご挨拶に伺った。

Timが逗子市立の中学・小学校で英語を教えていた当時
教頭先生であられた頃からのお付き合いで、
今年、沼間中学の校長から市の教育長へご就任された所。

我々にも気さくに接して下さる、とてもFriendlyなお人柄なので
市役所の最上階(といっても5階だが)にある教育長室を前に
「やっぱり偉い人なんだ・・・」と今、改めて気が付いた。

いつもは私達がハイキングの帰り道、ご自宅に立ち寄り
ご自慢の菜園から、新鮮な野菜を譲って頂くようなお付き合いで
職場でお会いするのが初めてだった。

逗子市は人口58429人しかいない、超小さな行政なので
お話を聞くところによると、役所の一人当たり業務は大変過酷な状態になっているらしい。

一方、小泉改革の財源移譲でも逗子市は予算減になるらしい!?
鎌倉市芦屋市のように、住民の所得が高い市はそのような憂き目に・・・
しかし、人口規模が鎌倉の約15万、芦屋の約10万人と比べ、逗子は小さすぎる。
まあ、それが良い、好きという市民が私を含め多いとは思うが、行政サービスは大変だ。

大企業の社長はじめ立派な市民が多いのだから、
予算が無くて行き届かないサービスを、Richなご隠居さん達に人肌脱いで頂くのはどうだろう。
ゲイツ財団とはいかないが、日本にも慈善活動が活発になれば格差社会も機能することだろう。

帰りには、私が関心を持った「逗子市まちづくり基本計画」の資料も頂くことができ
少し、‘逗子都民’から‘逗子市民’にシフトできた気がした訪問だった。