スパゲッティな日々

いわゆる「マカロニウエスタン」に翻弄される日々のことである。

「荒野の女ガンマン ガーター・コルト」1968

2017年08月02日 | Weblog
まさか日本でDVDが出るなんて、全く期待もしていなかったのです。

我が家では赤飯を炊いて、鯛を焼き、大々的に祝賀パーティを開催しました。

大嘘ではありますが、それくらい嬉しかったのです。

ご生前にニコレッタ女史に、この作品のロケ地をお尋ねしたことがありました。

彼女によると、イタリア サルディニア島の南の方の海辺の村だとのこと。

いつものようにGoogle Earthを駆使して、もう、目を皿のようにして探しました。

で、見つけました!

サン・サルバトーレという小さな村です。





ご存知のように、Googleのマップには、その地域周辺に関する画像が投稿者によりアップロードされています。

そんな投稿画像の中に決定的なものを見つけたのです。





1974年の写真です。

本当にびっくりしました。

典型的なメキシカン・ビレッジのセットの一部が、撮影後数年たっていても残っていたのですね。

また、民家を改装したりして西部の町並みなどが作られていたことも分かりました。


投稿されていた別の画像をもとに、比較画像を作ってみました。





近いうちに現地を訪れてみたいと思います。







最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
サルディニア島 (Alleluja)
2017-08-08 00:03:12
さすが、ロケ地ハンター、その熱い情熱をあらためて感じています。

この作品、作品的にはさておき、ニコレッタ嬢とサルディニア島の美しさには特筆すべきものがありますね。

ニコレッタ嬢が馬を海水浴(?)させているシーンの風景は、まさに風光明媚という言葉がピッタリの景色ですね。

こんなきれいな海に一度は行ってみたいですね。
返信する
旅したいです (Garringo)
2017-08-08 23:24:13
Allelujaさん、いつもコメントをありがとうございます。

マカロニに限らず、あらゆる映画やドラマのロケ地が気になります。笑

映画をどこで撮るか、という重大な決定は、その監督の美学によるものが大きいと思うのです。

マカロニの場合、限られた地理的条件の中で、いかに「西部」を表現しようかと四苦八苦した監督の苦労が、
そのロケ地に見え隠れしているので面白いのですよ。

サルディニア島は、砂漠風の荒野や岩山もあって、マカロニには最適なロケ地だと思ったのですが、
ほんの2作ほどのロケに終わってしまったようです。

友人が教えてくれたYoutubeの動画です。
1967年に作られたサルディニア島のウエスタン村の様子です。

https://www.youtube.com/watch?v=-QhrWzkPTY4
返信する

コメントを投稿