スパゲッティな日々

いわゆる「マカロニウエスタン」に翻弄される日々のことである。

Yankee Dudler (1973)   スペイン・ドイツ合作

2009年03月30日 | Weblog
友人が風変わりなユーロ・ウエスタンを送ってくれました。

ウイリアム・バーガーとジェラルディン・チャップリンが出演している珍妙な作品です。

ドイツ語のオリジナル・タイトルは「Verflucht,dies Amerika」で、英語に翻訳すると
「Curses, this America」となって、なんだかいい響きの言葉ではないようですね。

5人の、兄弟を含む木こりの流れ者が旅をする途中でウイリアム・バーガー扮するドク・ホリディ
と、その愛人のケイト・エルダー(ジェラルディン・チャップリン)に出会うという物語なんですが、
どうもストーリーがよく分からない…
何度か見れば、ある程度は理解できるかも知れませんが、そう何度も見て追及すべき作品でも
なさそうです。

ただ、ジェラルディン・チャップリンがユーロ・ウエスタンに出ていたという驚きと、
なぜ彼女がラストに構えて撃った銃が近代的な(?)マシンガンであったのかということ…





最初ポスターを見た時は、このマシンガンは間違いでしょ~と思ったのですが、作品を見て
びっくり。

「あ、やっぱりマシンガンだった…」

しかも、連射するわけではなく単発で狙撃しているところがある意味スゴイ!

その割には、ドクが使っている銃は51ネーヴィーだったりして、もうメチャクチャです(笑)。