GW2日目の30日、メンバー4名で山梨県忍野村の杓子山に登ってきました。午前中は晴天で見事な富士山を拝むことができました。登山中、徐々に雲が広がり富士山の頂上は隠れてしまいました。それでも杓子山山頂では、遠くの八ヶ岳や南アルプス、足元の山中湖や河口湖の展望を楽しめました。途中、一気に高度を稼ぐ急登部が続き、アップダウンも多い等、登り応えのある山でした。この時期の山登りの魅力は、何と言っても新緑です。山桜と併せて、山の春~初夏を満喫することができました。
忍野村の村役場に車を止めて、登山開始です。その村役場から雄大な富士山を望むことができました。今年は雪が多かったので、しばらくは残雪の富士山を望めそうです。
林道から登山道に入り、しばらくすると、急斜面を直登するルートとなりました。ゆっくり、歩幅は狭くが、基本ですが、流石に連続すると息が速くなります。そんな急登を2か所登り、展望の良い高座山に到着しました。ここで12時でしたので、昼食としました。湧き上がる雲で富士の頂上が見え隠れしていました。
ズームで山頂付近を。
その後、アップダウンを経て、メインの杓子山の登りに入ります。新緑に癒されながら先を急ぎます。
杓子山に到着しました。眼下に忍野村が広がっています。その奥は自衛隊の演習場です。広い山頂には、テーブル、椅子の他、鐘まで設置されていました。山頂は360度、遮るもの無しのパノラマでした。
まずは足元の山中湖から。山中湖を見るのはいつ以来でしょうか?すぐに思い出せません。横浜からは案外近くて遠い湖です。遠く御殿場市街も臨めます。
こちらは河口湖です。その手前に富士吉田市が広がっています。太陽光がキラキラと反射していて、それはそれで美しかったです。他の富士五湖は確認できませんでした。
想定外の展望、その1は八ヶ岳です。シルエットから編笠山と権現岳に違いありません。権現岳のピークにはわずかに残雪も認められます。
想定外の展望、その2は南アルプスの甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山です。帰宅後、ネットで調べましたが、南ア北部~南部までを一望できるようです。
山頂には山桜がありました。満開は過ぎていましたが、この時期に桜を楽しめるのも山の良さです。
都留、大月方面です。背後の稜線は、金峰山や甲武信ヶ岳から奥多摩へ続く山並みです。山頂には30分ほど滞在して、下山となりました。帰りは登りとは別のトレイルラン向けのコースを選びました。
帰路は渋滞を避け、山中湖から道志みち(国道413号)に入りました。点在するキャンプ場を横目に高度をどんどん下げて行きます。バイクや自転車ファンが目につきました。やがて神奈川県に入り、津久井湖、三ケ木を経て橋本を目指しました。橋本駅には19時近くに着きましたが、まだ明るかったです。オフ会と同様、山の方も、ボチボチとペースが上がりそうです。
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