珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

西丹沢、大室山

2016-05-18 06:12:21 | その他
GWはオーディオ訪問続きでしたが、その合間を縫って5月2日、K&Kさんご夫妻と大室山へ登ってきました。早朝、新松田駅で集合し、バスで西丹沢自然公園へ。ここまでの道のりは、昨年の檜洞丸と一緒です。今年も天候に恵まれ、薫風、青空、新緑、それに眺望を満喫してきました。K&Kさんご夫妻は毎年、海外の高い山に登られています。昨年はヒマラヤの6000m級に挑戦されましたが、一歩間違えると凍傷だったとか。モチベーションや体力の維持は大変ですね。日頃はご自宅近くのトレーニングコースを歩かれているそうですが、息抜き山行にはなったのではないでしょうか。


林道を歩いているとこの日のメイン、ずんぐりむっくり型の大室山が見えてきました。大室山の向こうは山梨県の道志村になります。


林道から離れてしばらく進むとちょっとした滝壺がありました。しばらく沢の音を聞きながら進みます。ここからはどんどん高度を上げていきます。


歩き始めて1時間くらいたったところで休憩です。上方の青空が稜線の近さを感じさせます。


さらにもうひと踏ん張り登ると見晴らしのいい峠に出ました。その峠の名は・・・


犬越路といいます。信玄が小田原に攻め入った際にこの峠を越えたと、書いてあります。ここは丁度、大室山と昨年登った檜洞丸との鞍部になります。


ここから大室山まであと500mアップです。少々気合を入れていきましょう。


ビデオテープを巻き戻すように花木を楽しめるのは春山ならです。山頂付近は開花した桜が待っていました。ヤマツツジには時期が早すぎたようです。何でもかんでも、というわけにはいきません。


ドウダンツツジに似ていますが、ずっと背丈の高い木がありました。ネットで調べた限り、サラサドウダンかと思われます。葉も花もドウダンツツジのような可憐さではなく、椿のような濃さがあります。


大室山の山頂につきました。この頃になるとピーク付近は雲がかかって視界は効かなくなりました。下界は晴れていて道志の村は見通せました。大室山で大休憩にして昼食をとりました。


隣の加入道山を経て、西丹沢へ下ります。大室山から加入道山へ続く稜線はちょうど、山梨県と神奈川県の県境になっています。


いいペースで下りました。新緑の中に点在するピンクの花木は、山桜でしょう。


結局この日は富士山を見ることはできませんでしたが、その分、緑を浴びた1日となりました。


西丹沢自然教室に戻ってバスを待つ間、K&Kさんの奥様が作られたスポンジケーキをいただきました。ラム酒が効いたケーキが山の疲れを癒してくれます。ごちそうさまでした。


新松田駅の喫茶店で軽く反省会をして、この日はお開きとなりました。早朝からお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。GWながら平日だったこと、丹沢の中でも奥まった位置にあることから、登山客は少なめでした。静かな山旅を楽しめるのが西丹沢の魅力です。ご夫妻はGW後、残雪の八ヶ岳へ行かれたそうです。そして秋には再び、海外へ。次はフランスと聞きました。ご夫婦で共通の目標を持てるとは、素晴らしいですね。K&Kさんとはこの翌日、Harubaruさんのお宅でのマラソンオフ会もご一緒させていただきました。その様子は次の記事でアップします。
コメント
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