珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

チューバホーンさん、Taoさんを招いて

2014-11-05 07:03:49 | オフ会
雨となった3連休の初日は、チューバホーンさんとtaoさんにお越しいただきました。元々のきっかけは2度ほどお邪魔させていただいた、サウンドデザインの例会@那須です。その後、7月のヒデさん訪問(白河)も同行させていただきました。残念ながらチューバホーンさんは急な腰痛のため白河行きは成りませんでしたが、その後の回復は早かったと聞いています。秋になったら是非横浜方面へと、メールのやりとりをしていました。お二人ともタンノイのSPでクラシックを楽しまれているので路線は異なりますが、そのような差異も交流の楽しみと捉えています。

しばらく関西出張が続いてましたので、一週間ぶりにアンプの灯を入れました。いつものように午前中はウォーミングアップ兼ねて、その日のプレイリストや気まぐれで選んだアルバムを流します。その間、掃除や買い物を済ませておくのも、いつものパターンになりました。


事前のメールで「普段聴いている音楽を・・・」との話がありました。デジタルは、ジャズ・POPSとクラシック半々の構成です。ヘイリーロレンの「Blue Skies」や古川展生の「アヴェマリア(カッチーニ)」はプレイリストの出だしによく使っています。


アナログはクラシック系が少ないのが痛いところですが、仕方ありません。往年のナツメロ路線です。お二方とも比較的年齢は近いので、ほとんどの曲で話題がつながります。


トピックスとして、アナログ系を一旦デジタル変換していること、SP間隔を調整していること、などを紹介しました。発信器の音を、測定器ではなく自分の耳で補正する方法は実演したかったのですが、発信器が手元にありません。コンセプトだけ説明しましたが、ご納得の様子でした。懸案のデジタル化されたアナログレコードの音ですが、アナログらしさは感じられたようです。音全般については、広がり、繊細さ、一方で力感もあるとのことでした。耳の敏感なチューバホーンさん、左右の壁の素材の差の影響、余裕でキャッチされてました(汗)。

途中、オーディオ歴の話になりました。もう35年になるチューバホーンさんが最古参、一方、taoさんは8年ほどだそうです。私の場合、どうカウントするかですが、入門レベルのコンポーネンツを買ったのは23年前です。オーディオ歴は二人の中間といった感じです。ただし、のめり込んだのはここ5年ほどですから、密度の点ではtaoさんに近いかもしれません。装置が落ち着いたという意味では私も含めてお3人、共通しています。ハエインド品の使用歴もあるチューバホーンさん、taoさんが、回り回ってタンノイのビンテージ品に落ち着いたいきさつは、興味深いです。

アナログの最後は、taoさんが持ち込まれたクラシック盤2枚です。盤質の問題はありますが、そこに納められた音楽は生きていますね。半世紀以上も前に記録された音を現在のオーディオで聴くのは、タイムトリップ感を伴った楽しみです。ただ、これらはビンテージSPで聴いてこそ味が出るのではなかろうか、とも思いました。最初はヘンデルのヴァイオリンソナタです。先日の椀方さんのビーバーもそうですが、バロック期のヴァイオリンソナタの奥深さを感じます。バロック&ヴァイオリンをキーワードに掘り下げるのも面白そうです。


続いてベートーヴェンのヴァイオリンソナタの傑作、クロイツェルです。ヴァイオリンとピアノの掛け合いに惹きこまれます。これもお気に入りの盤を探さねばなりませんね。


チューバホーンさん、taoさん、貴重な3連休の初日を割いていただき、ありがとうございました。歴戦のお二人を迎えるのでちょっとした緊張感もあったのですが、濃い休日の午後を過ごすことができました。今度は、是非、古き英国SPの世界に浸らせて下さい。そう言えばお二人のアナログプレイヤーは、LINNにRoksanです。いずれもOracle導入の対抗馬として考えていたメーカーでもあります。結果的に私はモダンな方向、かつ他の機器も国籍バラバラの状態になりました。英国製品を中核に据えた音、装置の佇まい・・・訪問を楽しみにしております。
コメント (4)
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