日曜日は住んでいる地元のお祭りで花火が上がってました。
私の実家がある街では花火がとても有名で、彼の実家の
ある街でも最近有名になっていて…。
私たちが付き合うきっかけも、もしかしたら花火を
一緒に見に行ったせいかもしれないなぁ…などと回想…。
前日のイベントに家族で出かけ、途中で機嫌&具合の
悪くなった彼に
「行かなければよかったっ!」
と言われ、もうしばらく一緒に出かけるもんかっ!と
思ったせいでだけではなく花火はやっぱり地元が一番と
見に行く予定はなかったものの、花火の音がしだすと
2階へ行って窓から見物…。
高く上がる花火の頭しか見えない…。
それでも喜ぶ娘に来年はどこかの花火見せてあげなきゃ…
と思いつつ…
彼が先に寝ていた寝室でそんなことをしていたので
当然寝れるわけもなく、窓辺に3人並んで花火を見た。
なんだかちょっとうれしかった。
3人で並んで遠くの花火を見ているだけなのに…。
でもその次にいつまでこうやってこの家から花火が
見れるんだろうって…急に不安になって足がすくんだ。
最近やたらと彼は家のローンが払えなくなるから
家を売らないといけない病にかかっている。
もちろんそれは現実にありえる話なんだけど…。
でも私的にはまだそこまで考えられないし、なんとか…
って思ってて…。
いろんな思いがこみ上げてきて…
彼の腕につかまり
「大丈夫だから…大丈夫だから…
きっと大丈夫だから… …」
とまた泣いてしまった。
娘に「涙でてるよ~」と言われ、我に返ったが
なんとも今まで見たどの花火より切ない花火だった…。