鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

実家

2010年08月12日 | 日記
もうすぐお盆ですね…。
会社も今日までで、明日からお休みです…。

お盆といえば…墓参り?
ということで実家に行かねばなりません。

行かねばならないというより…
実家に帰りたいですぅ…。

旦那も子供も一先ず置いておいてセルフメンテナンス
するためには実家に行かねばできません…。
できるなら、家で一人で心のシャッター下ろしたい
ところですけど…。

予定通りであれば、昨日旦那とお義父さんがむこうの
実家に帰り、今日仕事上がってから私と娘で私の実家に
帰るはずだったんです。

1ヶ月ぶりの実家でちょっとゆっくりして、彼の病気のことも
両親に説明しないと…って思ってたのに…。

昨日の時点で彼は支度が間に合わない…と帰省キャンセル。
そもそも薬でボーっとしているところに、あれもこれも
気になって注意力散漫…。やっぱり躁なん?

そして今日の段階でも急いでできないから、お義父さんに
先に帰ってって…。
じゃ~自分はどうするかといえば、私に
「どうしても今日実家に帰りたいの?」って…。
自分を自分の実家に連れて行けってことなんでしょう。
「どうしても駄目なら電車で帰るから」って…。
一人で電車なんかで帰せる状態じゃないでしょう。

「帰りたいですけどぉ!!!」とよっぽど言ってやりたかった。
「もう疲れきってんだから、ちょっとは休ませろよ!!!」と
よっぽどキレたかった…。

だいたい彼を私の実家に連れて行くことはしばらくできないんです。
なぜかと言えば、2ヶ月ぐらい前実家のオヤジが
「怠けている」と言った、言わないで口論となり夜中にひとりで
飛び出すもんだから、車で追いかけて娘と3人で急遽帰ってきた経緯が
あり…それ以来実家の母親はすっかり彼を怖がってしまい敷居が高いんです。

確かにうつ状態を指して「怠けている」という表現は適切ではないし
禁句でしょう。
ですので、実家のオヤジが不用意にそんな発言をしたかどうか…
お酒も入っていたのでなんともいえませんが…、でも本人には
そのつもりもなく、当然つもりもないので謝罪もしないということで…。

でもねぇ…。

私的には多少なりともしょうがないと思うところもあり…。
やっぱり理解しずらいところもあるし、自分の娘が苦労して
いるのを目の当たりにすればねぇ…。

結局、お義父さんの説得に応じ一緒に今朝帰ったんですが
途中で変なテンションの電話があり…、今またこの台風のくる
最中海で行方不明みたいです…。

何やってんだが…。

今日もこれからどうなるのやら…。
先が思いやられます…。




診察

2010年08月12日 | 日記
この病気だと告知されたときから3度目の二人での診察。
もちろんそれ以前にも何度も診察に付いていっているけど
これほど連続で行くのは初めて…。
やっぱりね、今までと気合が違います。

前回から4日目…。

椅子に座ると、先生が彼の様子を観察…。
「どうですかぁ~」といつもの声かけから始まる。

「前回より落ち着いています。」と彼。

おぉ~~~自分でしゃべってるじゃん!

そう、前回から抗うつ剤を止め、イライラ対策の
薬が増えてから1,2日睡眠が一気に増え、極度の鬱か???
と思っていたらそれ以降かなり落ち着いている。

本人は「これって躁なのかなぁ…」って疑うくらい。
う~ん、そうじゃないとも言い切れないけど…。

補足で最近を状況を伝える。
顔つきが変わったこと(目つきから険が取れ、温厚な表情になった)
ささいなことだけど、自分でするようになったこと
ありがとうって言えたことなど…。

先生はとても喜んでくれて、
「前回の様子だと、入院かなぁ~と思ってたんですよ」って。

彼自身から病気のこと、これからのことを先生に質問して
診察が終わった…。

診察を出るとき先生が笑顔で
「奥さん、ありがとうね~」と声をかけてくれた。

不意にそんなことを言われて、ビックリしたけど
うれしかった…。

天知る、地知る、己知る…。

まさか、先生からお礼を言われるなんてね…。
でもちゃんと頑張っていることわかってますよって
言ってもらえたみたいですごくうれしかった…。

彼も先生に褒められてうれしそうだった。

先生とは長い付き合いになるんだろう。
「これからもよろしくお願いします。」って言って
部屋を出た…。

褒めて育てないとね…。
子供も旦那も…。