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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

道理

2011年10月31日 | 日記
金曜日、今日も連絡ないけど娘のお迎えどうするんだろう…などと
会社からの帰り道運転していると彼から電話。

「これから死ぬから、あとはよろしくお願いします!」と言って
電話が切れた。

思わず、

「えっ、何言ってんの?」と答えるのが精一杯で私はしばらく???


ついさっき(1時間くらい前)に医者に行くのに、保険証がないと
騒いで、結局私に娘の保険証と一緒に渡していたことがわかり私の会社まで
取りにきたときはなんともなかったのに…。


はっは~ん、と思いお義父さんに電話してみると話中…。


きっとお義父さんかお義母さんと何かあったんだろうなぁ~と思い
私は娘のお迎えに…。

娘には

「パパおじいちゃんかおばあちゃんと喧嘩したみたいで家にいないよ」

とだけ話して二人して帰った。


今までだたら、わたわたしてざわざわして取り乱していただろうが
ここ最近の精進のお陰か、まぁなるようになるか…とほって置いた。

夕飯を作りながら、まぁ…1回くらいはこっちから電話しておかないと
マズイかな~くらいののりで彼に電話をするとこっちも話中…。

きっとまだお義父さんと話しているのだろう…。


一応お義父さんの携帯にも電話してみたが、やっぱり話中…。


するとその間に彼から電話がかかっていたみたいなのでもう1回かけると
今度は出た。

「どうしたぁ~?」と普通の声で話しかけると

「うん…持ってる頓服全部一気に飲んだからぼーっとして帰れない」と言う。


推測どおり、彼はお義母さんから言われたことに腹を立て、その後お義父さん
に変わって頓服飲んで落ち着きなさいと言われたのでとりあえず全部飲んだって
ことらしい。

なんじゃそりゃ。

ちなみに彼にはデパス2錠(不安時)とソラナックス2錠(いらいら時)を
頓服用として渡してある。

たぶんそれをまとめて4錠飲んだんだろう。

近くのコンビニの駐車場にいるらしいのだが、迎えには来て欲しくないとの
ことなので、帰れるようになったら帰っておいでと言って電話を切った。


彼は最後に

「惨めだな…」とつぶやいた。


お義父さんに電話があって帰るって言っていたと伝えるように言われたので
電話すると、

「お母さんが気に障ること言ったみたいだけど、お父さんが話して
 もう大丈夫だから…」と言われた。

「薬飲んでボーっとしてるからしばらくしてから帰るって今電話あったから」

と言うとまた薬ってどのくらい飲んだのか、それは大丈夫なのか、今何処に
いるのか…と矢継ぎ早に質問された。


大丈夫かどうかは、大丈夫だと思うけど…と答えるしかないし、
何処にいるかは近くのコンビニとしか言われなかったし、迎えもくるなって
いうから私にはどうしてみようもないのだけれど…と答えると

また「大丈夫かな~、大丈夫かな~」と言いまた電話すると言う。

私は「いいよ、ちょっとほっておいて」と言うとまた「大丈夫かな~」と
言いながら電話を切った。


私としては、いちいち腹が立ったからと言って簡単に
「これから死ぬ」って言うことの方が問題だと思うんだけど、どうもお義父さん
には伝わっていなかった。


それからしばらくすると普通に帰ってきた。

一応お義父さんに報告すると

「お父さん、あれから直ぐに電話して帰るように言ったんだ」って。


まぁ…ありがとうございしたって御礼を言っておいた。


そして翌日、何もなかったように朝から出かけたいんだけど
ガソリンがないから私の車貸してと言い出す。

土曜日は家事DAYに当てていたのでまぁ…と思い貸し出すと今度は
また夜まで帰ってこない。

7時ごろ、メールでまた家から1時間半くらいかかる美容師さんの
お友達のところにいるから遅くなる…と連絡してきた。

返信もせず、娘と二人でご飯を食べてさっさと寝た。

ふと気がつくと12時過ぎ…まだ帰ってこない。

何もなければまたほっておこうと思ったが、翌日は娘の学校の文化祭。

学習発表で歌って踊るみたいなことを言っていてここ数日娘はいつも
家で練習していた。

しかし、自分から彼に見に来てとは言わず、私の方から伝えてあった。


きっと忘れてて朝帰りだと、娘が不憫か…と思い直し電話する。


「明日どうするの?」と聞くと

「行くつもりだよ」と言うが、結局泊めていただくことにしたらしい。


翌朝、娘に

「パパ昨日電話があって、お友達の家に泊まるって言ってたよ」と言うと

「ダメだよ。ちゃんと行く前にそう言わないと」と言う。


完全に娘の言っていることのほうが道理が通っている。


娘がいつもの時間に登校し、9時を過ぎた頃帰ってきた彼は
結局頭が痛いからと薬を飲んで寝てしまい、学校にいくことは
なかった。