旧暦の1月7日は2009年の新暦では、2月1日にあたります。昔々の人は、野山に出て、山菜や若菜摘みを楽しみ、雪や寒さで閉ざされてきた鬱屈をはらしました。
君がため 春の野にいで 若菜摘む わが衣手に ゆきはふりつつ(光孝天皇)
明日よりは 春菜摘まむと 標し野に 昨日も今日も 雪は降りつつ (山部赤人)
今は新暦で明日1月7日に七草粥か七草を入れた納豆汁を食べます。
7種の野菜を刻んで入れた粥(かゆ)を七種粥(七草粥)といい、邪気を払い万病を除く占いとして食べます。呪術的な意味ばかりでなく、御節料理や餅で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあります。
七種は、前日の夜に俎に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れます。囃し歌は鳥追い歌に由来するものであり、これは七種粥の行事と、豊作を祈る行事が結び付いたものと考えられています。歌の歌詞は「七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」など地方により多少の違いがあるようです。
七草はご存知「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草」ですよね。
スズナは蕪、スズシロは大根です。セリもなじみは深いですよね。
ナズナは「ぺんぺん草」ともいいこんな風です。
ゴギョウは「ハハコグサ」でちょっと難しいですよね。
こんな感じですが、若芽を食します。
ハコベラは「ハコベ」で次の写真です。
ほんと正に雑草で食べられるのかなと疑問符がつきます。
ホトケノザは「コオニタビラコ」のことです。たんぽぽに似た葉をしていますが、ぎざぎざの切れ込みは丸みを帯びています。
スズナは蕪(かぶ)でしたよね。俳人で画家の与謝蕪村は、住んでいた大阪天王寺が蕪の産地であったので「俳号を蕪村とした」といいます。
あすは七草を食べて、大いに新しい生命の息吹を感じましょう。
君がため 春の野にいで 若菜摘む わが衣手に ゆきはふりつつ(光孝天皇)
明日よりは 春菜摘まむと 標し野に 昨日も今日も 雪は降りつつ (山部赤人)
今は新暦で明日1月7日に七草粥か七草を入れた納豆汁を食べます。
7種の野菜を刻んで入れた粥(かゆ)を七種粥(七草粥)といい、邪気を払い万病を除く占いとして食べます。呪術的な意味ばかりでなく、御節料理や餅で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあります。
七種は、前日の夜に俎に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れます。囃し歌は鳥追い歌に由来するものであり、これは七種粥の行事と、豊作を祈る行事が結び付いたものと考えられています。歌の歌詞は「七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」など地方により多少の違いがあるようです。
七草はご存知「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草」ですよね。
スズナは蕪、スズシロは大根です。セリもなじみは深いですよね。
ナズナは「ぺんぺん草」ともいいこんな風です。
ゴギョウは「ハハコグサ」でちょっと難しいですよね。
こんな感じですが、若芽を食します。
ハコベラは「ハコベ」で次の写真です。
ほんと正に雑草で食べられるのかなと疑問符がつきます。
ホトケノザは「コオニタビラコ」のことです。たんぽぽに似た葉をしていますが、ぎざぎざの切れ込みは丸みを帯びています。
スズナは蕪(かぶ)でしたよね。俳人で画家の与謝蕪村は、住んでいた大阪天王寺が蕪の産地であったので「俳号を蕪村とした」といいます。
あすは七草を食べて、大いに新しい生命の息吹を感じましょう。
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