かぐや姫の「神田川」です。
当時の南こうせつの歌声は、まるで桃の花が一面に咲き乱れる桃花源を見ているかのような、ふんわりとした陶酔感に惹きこまれる旋律でした。
作為的でなく、自然美の情景にこころ揺さぶられる感があります。
「神田川」は、作詞者の「喜多条 忠」さんが早稲田の学生の頃同棲していたエピソードを書いたものらしいです。
「3帖ひと間の小さな下宿」に昭和の匂いを感じます。
「二人で行った横丁の風呂や」は、今はもうマンションへと変貌しました。
わたしが大学の時も銭湯に通い、洗濯はコインランドリーでした。そしてあの4畳半のアパートは果たしてあるやなしや。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます