僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

神田川回顧

2008-05-13 22:39:48 | 思い出


 かぐや姫の「神田川」です。
当時の南こうせつの歌声は、まるで桃の花が一面に咲き乱れる桃花源を見ているかのような、ふんわりとした陶酔感に惹きこまれる旋律でした。
 作為的でなく、自然美の情景にこころ揺さぶられる感があります。

 「神田川」は、作詞者の「喜多条 忠」さんが早稲田の学生の頃同棲していたエピソードを書いたものらしいです。
 「3帖ひと間の小さな下宿」に昭和の匂いを感じます。
「二人で行った横丁の風呂や」は、今はもうマンションへと変貌しました。

 わたしが大学の時も銭湯に通い、洗濯はコインランドリーでした。そしてあの4畳半のアパートは果たしてあるやなしや。


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