僕の感性

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大学ラグビー明治対早稲田

2013-11-01 15:50:31 | スポーツ


1991年1月の大学選手権、吉田義人の快走で明治が逆転勝利した試合、今も脳裏に新しい。

1990年代、吉田→小村→永友→元木と錚々たるキャプテンの顔ぶれで、強い明治の黄金期を支え
遺憾なくキャプテンシーが発揮された時期でもある。

永友がキャプテンの時、今まさに明早戦が始まる前、円陣を組んで次のように檄を飛ばした。

「いいか! 俺らは明治大学100人のラグビー部員の代表だ。グラウンドに立てるのはたった15人だ。
だけどそこに立てない部員全員の力で今俺らはここに立っている。彼らの思いもすべて試合にぶつけ
全力で戦っていこう! 必ず勝つぞ さあ行こう!」

大分意訳なのは否めないが、部員たちは目に涙をためて颯爽とグラウンドに飛び出していった。

いまや大学ラグビーは帝京大が強く、「前へ」の明治と「横へ」の早稲田という強い両大学のイメージが
翳りを見せている。
それでもここ最近はまた、強い頃の明治の片鱗を垣間見ることができるようになった。

今年の対抗戦の明治大学VS早稲田大学の試合は12月1日の日曜日にある。
来年の9月から国立競技場が新しく生まれ変わるための工事に着工するため、伝統的な舞台で観戦できるのは
今年が最後なのである。

そこで大学時代の友人4人で明治大学の応援に馳せ参じる予定である。
切符はメインスタンドのS指定席を確保できた。

ペガサスのフラッグを振って応援するぞー
「おーお明治―ーー」

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