僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

戯れによしなしごとを書いてみる

2018-06-08 16:56:33 | たわごと
最近、テレビでは紀州のドン・ファン怪死事件が取りざたされている。
ちょっと前までは、日大アメフトタックル問題、また今も継続して加計学園問題など。

いいかげんうんざりしてくる。

日本人の本来持つ清廉潔白さは何処に行ってしまったのだろう。
それとも民族的にはじめからそんなもの持ち合わせていなかったのだろうか。

今日Sさんと話す機会も持った。
Sさんは奥様を亡くし、娘さんと二人暮らしだ。

家事はお手の物で毎日台所に立ち、週に3回以上働きにも出ている。御年は80歳を越えている。

Sさんは
「人間働いているうちは何とか生きられる。働かなくなったら生きる気力や精神力も弱ってくる。」
と語り、昔、精神力で病に打ち勝ったことを誇らしげに繰り返す。

彼の説く一生涯仕事にかかわることが大切という持論には私も大賛成だ。

毎日所在なさげにテレビを見ていたり、日がな一日を釣り糸を垂れて過ごす人がいる。
彼はこれでは駄目なのだと力説する。やることがないから仕方なくやるでは活力が生まれない。
好きなことを仲間たちと一緒にということに価値を見出せばということだ。

体が動くうち、継続的にスポーツをしたり、趣味打ち込んだり、食事に行って会話を楽しんだり。

なんだ、人生はこんなにもバラ色だったのか、という瞬間が訪れるかもしれない。
前向きに積極的に外出し、行事に参加したりする。
あるいは、ただ一人で散策するだけでも、こんなところにこんな素敵な花が、といった新しい発見があるかもしれない。










素敵で可憐な野の花たちも、ただ素通りされるだけでは寂しいのだよ、きっと。

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