僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

土用丑の日

2009-07-31 23:49:10 | Weblog
命けふ鰻肝食べ虔(つつし)めり


鰻は夏やせ防止によいと万葉集の大伴家持の歌にも詠まれる。
古くから栄養食品として定評があり、土用丑の日に鰻を食べる風習は江戸時代からのものだ。コマーシャルベースにのるように宣伝したのは、江戸中期の戯作者、平賀源内とも言われている。
とりわけ肝のはビタミンAが多量に含まれており、健康維持には欠かせない。
これを滋養にして強い生命力を身につけたというのだ。

                     (7月31日 山形新聞 夕刊より)

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