僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

世迷言

2008-03-25 00:07:08 | Weblog
僕の感性

僕の官性と打ち込んで、変なサイトに行った人がいます。感性ですから間違えないで。「過ぎ行く時を儚むのではなく、今にときめいて、輝いて!」もうひとりの自分が語り掛けました。今日、太宰の「ヴィヨンの妻」を読みました。酒を飲み、借金を重ね、盗みや恐喝までする男、自分の苦悩にだけひとりで酔っている性格破綻者を描いています。太宰自身の一面を大谷と言う男に仮託して客観化し,否定し、あう意味肯定しかかれています。まるで太宰の破天荒な道化ぶりを垣間見ているようで正直ほっといたしました。題名のヴィヨンはフランスの詩人であり盗賊であったフランソワ・ヴィヨンに由来しています。


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