僕の感性

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小倉百人一首

2008-03-23 18:17:01 | 短歌・俳句
「小倉百人一首」の選者は1230年ごろ、当代随一の歌人とうたわれた藤原定家。彼は、京都・奥嵯峨の小倉山にある別荘の障子に、選んだ歌を書いたところから、「小倉百人一首」と呼ばれるようになりました。

選考の対象になったのは、奈良時代の「古今和歌集」から鎌倉時代の「続後撰和歌集」まで、10冊の勅撰集。「有心美」といわれる、優美で妖艶な歌が多く収められています。

 はなの色は移りにけりないたづらに
    わが身世にふるながめせし間に (小野小町)


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3 コメント

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20年 (夏記)
2016-03-17 09:35:41
私は20年病気でしたが、まさに、花の色はうつりにけりな
ですね。
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夏記さんへ (僕の感性)
2016-03-19 17:22:53
春霞 たなびく山の 櫻花

   見れどもあかぬ 君にもあるかな
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Unknown (春嵐)
2016-03-30 07:51:32
さくら、さくら、今舞いあがる 刹那に散りゆく定めを知って
さらば、友よ~という歌の続きをご存じの方、いらっしゃいますか?
森直太郎さんの歌です。
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