僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

鰻尽くし

2010-07-26 22:52:38 | 食べ物
本日は土用の丑の日、暑い夏を乗り切るため、はたまた栄養をつけるため鰻料理を食べました。
土用の丑の日に鰻を食べるようになったのは次の有名なエピソードがあります。

商売のうまくいかない鰻屋が夏に売れない鰻をなんとか売るため平賀源内に相談に行きました。
丑の日に「う」の字が付くものを食べると夏負けしないという民間伝承からヒントを得て

「本日 丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めました。

すると物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は大繁盛しました。

元来「う」のつく食べ物は、「梅干」とか「瓜」とかなのですが・・・




石麻呂に 吾物申す 夏痩せに よしと云ふ物ぞ うなぎ取り召せ


                       大伴家持 (万葉集第十六)

平賀源内以前に1000年も前から鰻は夏バテに効果ありと分かっていたんですね。




本日のわが家も鰻三昧です。

鰻の散らし寿司




鰻の巻き寿司(新ショウガ、玉子焼き、キュウリ、ウナギを巻いています。)




うな丼


お茶をかけて「ひつまぶし」風に


蜆(シジミ)の味噌汁

シジミを冷凍にしておいてお湯にくぐらせてから使いました。

昨日塩もみにして冷蔵庫で一晩寝かせたスイカの一夜漬け

しんなりシャキシャキして案外美味しいです。


それにしてもこんなに鰻ばっかり食べさせてどうするの?

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