僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

くぼたさんで食事

2019-09-06 22:59:04 | 食べ物

真面目で素敵な若者A.Tさんと「くぼた」で飲んだ。

彼は回転寿司に行って10皿以上食べようとすると

彼女に怒られるそうだ。体のことを気遣ってのことだろう。

ここで思う存分食べて飲めばいいと思った。

だから彼女を貶めるような発言も勿論しなかった。

彼は喜んで中トロ、エンガワ、つぶ貝、筋子巻き、納豆巻きなどを頬張っていた。

 

今晩は生ビールが旨い!

更に豚角煮、刺身盛り合わせ、シーザーサラダ、生牡蠣、串焼き盛り合わせなど食べに食べた。

彼は良い奴だー

 

 

 

 

フキノトウのお通し

 

ドジョウ唐揚げ

 

牡蠣

 

串揚げ盛り合わせ

 

豚角煮


筆一本

2019-09-06 17:42:47 | ことば

 『按ずるに筆は一本也、箸は二本なり。衆寡敵せずと知るべし』

という齋藤緑雨の箴言がある。

意味は「稼ぐための筆一本では、二本の箸で食べることに勝てるはずもない。少数では多数に敵わない。」ということ。

 つまり、文筆業だけで食べていくのは難しいという事を、アイロニカルに表現したものだ。

白樺派のお坊ちゃんたちならいざ知らず、泉鏡花でさえ食えない時期があった。ましてや詩人の萩原朔太郎などは道楽で

詩を作ったりマンドリンを弾いたりしていると非難された。

啄木なぞは酒や女にうつつをぬかし、貧乏なくせに

見栄っ張りで、知人に金を借りては平気で踏み倒した。

なかなか作家にとって明治期は受難の時代といっていいだろう。