四国のんびり旅

主に88ヶ所のお寺を中心にその周辺の紀行文的なものにしていく予定です。

第45番 岩屋寺本堂

2005-10-15 12:02:38 | 88ヶ所
 岩肌を削るようにして本堂と大師堂が建てられています。本堂の右の梯子を登ると一段高いところから眺められます。大師堂の脇から入ったところに「迫割禅定」という大師の行場がありますが、途中、鎖やロープを使って登るなど険しくて危険なため通常は鍵が掛かっており、行きたい人は納経所で鍵を借りて挑戦します。
 明治末期に焼失、大正9年に再建とのことですが、方丈を含め、この様な険しいところにどうやって建立したのか、大変気になります。柱などの長い物は下から担いで上がることは不可能でしょうし、大きな機械も入らないでしょうから近くの木を伐採して全て手作業で造り上げたのでしょうね。