四国のんびり旅

主に88ヶ所のお寺を中心にその周辺の紀行文的なものにしていく予定です。

第88番 大窪寺

2006-10-31 08:55:30 | 88ヶ所
 結願の札所です。二天門から石段を登っていくと正面にあるのがこの本堂です。昨年より二週間ほど早く(10月23日)お参りしたので、二天門付近や境内はまだ紅葉しておらず、本堂手前右側の大銀杏もわずかに黄色くなりかけたという状態でした。

第84番 屋島寺

2006-10-30 14:46:42 | 88ヶ所
 屋島寺四天門に安置されている四天王です。写真左上が持国天、右上が増長天、左下が広目天、右下が多聞天になると思います。多聞天は七福神の1つにも数えられており、日本においては、四天王の1体として造像安置する場合は「多聞天」と呼び、独尊像として造像安置する場合は「毘沙門天」と呼ぶのが通例だそうです。

第83番 一宮寺

2006-10-29 12:29:27 | 88ヶ所
 昨年は工事中でしたが、立派な護摩堂が建設されていました。讃岐一宮の田村神社の別当寺となって一宮寺と称するようになったとのことです。山門を出るとすぐ向かいが田村神社ですが、神社に行くにはぐるっと回らなければなりません。通用門でもあれば簡単に神社もお参りできるのですが。

第82番 根香寺

2006-10-28 09:22:48 | 88ヶ所
 根香寺は多くの樹木に囲まれ、他の札所とは随分感じが違います。山門前の駐車場脇にはこの寺に伝わる牛鬼(愛媛県南予地方の牛鬼とは姿形がまったく違います)の像も立っています。
 その山門(仁王門)に居る仁王様を写してみました。両方の仁王様を並べて合成した物です。

第81番 白峰寺

2006-10-27 10:24:27 | 88ヶ所
 白峰寺には、保元の乱に破れ讃岐に流されて崩御された崇徳天皇の頓証菩提を弔い、御霊を慰めるために建てられた頓証寺殿があります。応永21年に将軍足利義持の執奏により、後小松天皇御宸筆の扁額が奉納されてここの門に掲げられたことから、この門を勅額門と呼ぶそうです。実物は宝物殿にあり、この写真の扁額は後世の模刻だそうです。勅額門は白峰寺山門を入って左に曲がった突き当たり、本堂へ登る石段の下にあります。

第78番 郷照寺

2006-10-26 12:16:52 | 88ヶ所
 大師堂から見下ろした本堂の屋根です。奈良東大寺を思わせるような立派な屋根をもつ霊場は四国では他にないのではないでしょうか。
 大師堂に向かって左に観音様があり、その地下に観音像を納めた万体観音洞があります。高台にあるので景色が良く、瀬戸大橋なども見えますが、空気の澄んでいる冬の方が綺麗かも知れません。

第66番 雲辺寺 山麓駅

2006-10-20 10:14:17 | 88ヶ所
 雲辺寺を訪れた10月14日は、ここ、大野原地区の秋祭りだったようです。参拝を終えてロープウェイで下ると山麓駅の前で獅子舞をやっていました。時間も長く、動きも激しいので獅子の中に入っている二人は大変そうでした。ここに来る途中、国道11号からこちらに曲がったところで、新居浜の太鼓台と同じようなのを見ました。走行中で写真は撮れなかったのですが、太鼓台は愛媛の東予地方と香川県西部にあるそうです。

第66番 雲辺寺山門

2006-10-19 09:31:50 | 88ヶ所
 新しい道路が出来たりロープウェイがつくと、境内へのアクセスが本来の参道と異なる事が多くなります。第60番横峰寺やここ第66番雲辺寺などは境内の裏側から入るようになります。そのため、山門が忘れられてしまっていましたので今回撮影してきました。本堂や大師堂をはじめ、改築された建物も多いのですが、山門は天井も傷みが激しく、置き忘れられた感じがします。

第66番 雲辺寺

2006-10-18 11:39:34 | 88ヶ所
 涅槃の道場である香川県の最初の札所です。実際の所在地は徳島県で、ロープウェイで上る場合は香川県観音寺市大野原町からになります。ロープウェイ山頂駅を出るとすぐの所に写真のような県境のラインが引いてあります。左の香川県側が山頂駅、右へ行って坂を下ったところが雲辺寺境内になります。