無準備分娩 その３

今回はちょっと恥ずかしいオシモの話が出てきます。
りおちんに会った時に思い出して笑わないでね？

分娩台の上で、陣痛の合間に尿カテーテルを通され、お尻には浣腸され・・・
ああ、やだやだ。人前で恥ずかしい。
なんて思ってたのにそれ以上に恥ずかしい事が襲ってこようとは・・・

どんどん大きくなる陣痛。
体のいろんな所に無意識に力が入ってしまいます。
そう、入れなくていい所、いや、入れたくない所まで。
どこって？肛門よ肛門。

さっき出したはずなのに、陣痛が襲って来る度にプリプリプリ・・・
なぜだ？さっき出たじゃん？出したじゃん？
いつも便秘気味のりおちんです。
頑固な宿便さんが残ってたのかしら？
それはそれでラッキーか？
ブログネタとしてあまりにもオイシイけど、公開するって女を捨てるも同然だしなあ。
無駄なブロガー魂だなあ。どうすっかなあ。
そんな事を考えられるなんて、アタシまだまだ余裕じゃん。
痛い痛いと叫びながら当の本人がそんな事を考えているとは知らず、看護師さんがお世話してくれます。
ああ、ごめんなさ～い。
いつまでもいつまでも陣痛が来る度にプリプリプリ。
ひとつ不安になって看護師さんに聞いてみました。
「赤ちゃん、うんにょ（うん○の事をりおちんはこう呼びます）まみれで出てくるんじゃ・・・？」
看護師さんに笑われました。「大丈夫ですよ～」

ああ、そうなの？よかった。ほっ・・・

通常通りの分娩なら、前日夜から絶飲食らしいんだけど、りおちんの予定はまだまだ先だったので、普通にガッツンガッツン食べちゃったしな。あっはっは。笑っとけ笑っとけ。
よくあることよ。うんうん。きっとそうよ。そうに決まってる（←思い込みたい）

絶飲食と言えば、分娩中は絶飲食。
暑いし騒ぐしで喉はカラカラ。
何が辛いって、もちろん陣痛が辛いのは当たり前なんだけど、水が飲めないってことがこんなに辛いとは。
元々、水を飲む方ではないりおちんでさえ辛いんだから、普通に水分摂取する人にとってはものすごく辛いんだろうな。
なんかすっごい暑いし、砂漠ってこんなカンジなのかしらん。

そんなヨレヨレりおちんを励ましてくれる看護師さん。
入れ替わり立ちかわりたくさんの看護師さんがお世話をしてくれます。
練習不足の「ひっひっふー」も、「上手にできてるよ～！頑張って～！」「痛いね～！」の一言で随分やる気に差が出ます。
対照的にものすごく事務的な人もいます。
な～んにも言ってくれないの。
この人の時はものすごく痛かった。
いきみ逃しができないから。
すごいな、看護師さんの一言って。
それに、看護師さんが腰を擦ってくれたり、肛門を押さえてくれるとすごく楽。
すごいな、看護師さんの手って。

じょんじーくんが暴れだしたので今日はここまでね。