りおちんの縁側

ひなたぼっこしながら、お茶を飲むのが好きなりおちんの、お気楽日記帳でっす♪

無準備分娩 その1

2005年12月11日 | 初産物語
産んじゃいました!
無痛無痛と騒いだくせに、結局自然分娩で。
まるで心の準備無し・・・
そんな出産の一部始終、知りたい?
知りたいあなたにだけ、教えちゃおう!(笑
ただし、長くなるから覚悟しろよ?


昨日からあんちゃんが来熊。
久しぶりの湯たんぽ(笑)のぬくもりを心ゆくまで楽しもうと、朝はゆっくり。
きっと最後になるであろう二人のゆっくりした朝を満喫しておりました。
うつらうつらと現実と夢の世界を行ったり来たり。
なんとな~くお腹が痛くなる時もあるけど、寝てれば治るいつものことだ。


なんて思ってたら!
それは11時10分頃のこと。
サーって暖かい感覚が下着の感触を変えました。
は!?何?!おもらし!?!?
イヤイヤ違う!これは噂に聞いた「破水」ってヤツよ!


トイレに急いで行ってみると、当てていたナプキンも間に合わないくらい。
身に着けていたもの全てを変えてマミーに「破水したっぽい」
大変!大変!
病院に電話。
「入院準備をしてすぐ来てください」
のんびりりおちんは、明日やろうと思っていた入院準備。
パピーに言われていたのよ。やったのか?って。
明日するもぉんって答えたのに。。。
「それ見たことか!」ってふんぞり返るパピーの顔が目に浮かぶ・・・
ちっ。

タクシーを待つ間に急いでバッグに詰めて、まだ寝ているあんちゃんの所へ。
ガラッと扉を開けて一言。
「生まれるかも。病院一緒に行く?」
起き抜けにそんな事を言われた方もビックリでしょう。
ちょっとの間、理解する時間を要し、「行く」と起き上がり、けれどいつものあんちゃんじゃない(笑
明らかに戸惑っている。早く準備せんかい(笑

移動中も少しずつお腹の痛みは増してきます。
まだ耐えられないほどの痛みではないけれど。


12時病院着。
看護師さんに聞いてみます。
「無痛なんですけど・・・無理ですかね・・・?」
なんでそんなことを聞くか?
無痛分娩は、土日祝日はできないのです。
麻酔科の先生がいないから。
「あら~・・・そうなんですか。お薬で明日に延ばせるようならいいんですけど、破水が先に来たら難しいかも・・・
 一応先生に確認しますけど、覚悟してもらったほうがいいかも・・・」

ガビーン。マジですか・・・
それでも最後の望みは捨てきれず、神様にお願い。
「どうか無痛でいけますように!!!」
そうこうしている間にも、陣痛はどんどん増してきます。
ベッドに横になって「アイタタタ」
けれどまだまだ耐えられる痛みです。
看護師さんが腰を擦ってくれると、不思議と痛みが和らぎます。
けれど!人が変わると結果も変わる。
マミー!手の動きが早すぎ!もうちょっとゆっくりプリーズ!(涙
あんちゃん!そこじゃな~い(涙
けれど、それを言うのもどうかと思って、黙ってありがたく擦ってもらっておりました。

陣痛の痛みに耐えながら、聞こえてきた看護師さんの一言。
ああ、聞き間違いだと思いたかった。
「やっぱり無痛は無理だそうです。自然分娩で頑張りましょう!」

い~や~だ~!!!

う~んう~んと痛みと闘っているりおちんを心配そうに見ているあんちゃん。
明らかに「俺はどうしたらいいんだあ・・・」と狼狽気味。
この時点でりおちんは完全立会いを諦めました。
だって、かわいそうだもん。
それに何より、どこまで大きくなるか分からない陣痛。
その痛みに耐える時に、周りに気を遣う余裕が果たして私にあるだろうか?
いや、ないはず・・・

~その2に続く(掲載日未定)~

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3 コメント

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すげぇ (ユウジ@FIXEN)
2005-12-28 20:34:38
NHK見てるみたいに臨場感あります!

いざという時の参考にしなきゃ♪
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NHK (あんちゃん)
2005-12-28 21:40:12
うん、まさしく「プロジェクトX 最終章」!



ほんと、あの日のことを思い出します。。。

男はホント何んにもできません。。。(ーー;)

「先生!お願いしますっ!!(@0@)」って言うくらい。。。



生命誕生というのは原始的かつ神秘的です。

母親はそれどころじゃありませんが。。。



父親立会については、看護士さんからも聞きました。

そう、擦っているところが違ったために

「そこじゃねぇーよっ!バァカ!!」って嫁さんに叫ばれたという気の毒なご主人の話を。。。



出産の時に理性を求めてはいけません。また、嫁さんはわざと言っているのではなくて、気が回らないのだということを知っておくことも大事です。
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ふわぁーーーー (miki)
2005-12-28 22:58:46
そうなんだぁー

無痛分娩が自然分娩にどうしてなったのかが分からなかったんだけど、そうだったんだぁー。

やっぱり麻酔科の先生がいないといかんよなぁー。



陣痛の時にも、そこじゃないのに何も言わずに擦ってもらってるなんて、器の大きさを感じました!

すばらしい、りおちーん♪

じゃぁーあんちゃんは、どっから立ち会ったんだ?

寝てるあんちゃんを起こしたけど、いつものあんちゃんじゃないってとこも、なんかすっげー臨場感ある!



その2を楽しみにまつ♪

でもくれぐれもゆっくりお休み下さい、師匠どの!!!!
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