りおちんの縁側

ひなたぼっこしながら、お茶を飲むのが好きなりおちんの、お気楽日記帳でっす♪

無準備分娩 その2

2005年12月11日 | 初産物語
12時30分、車椅子に乗せられて、病室から分娩室へ。
え?陣痛室をぶっ飛ばして分娩室?
破水が先に来たから?
ヨロヨロと洋服や下着を脱いで入院着にお着替えして分娩台へ。
ここから長い闘いが始まります。
最初に測った体温計を見て、看護師さんが一瞬顔色を変えたのは、きっと気のせいだろう。

陣痛は少しずつ、でも確実に大きくなっていきます。
元々、生理痛がひどくて毎回一度に通常の倍の量のお薬を飲んでいたりおちん、痛みには結構強い方だと思うのだけれど、段々うめき声がもれるようになってきました。

痛みの最中に看護師さんが聞いてきます。
「旦那さんに会いたい?」
即答です。
「いいえ!」
無理です。かまってる余裕はありません。
「じゃ、最後だけの立会いにしましょうね」って看護師さん。
そうしてください。無理無理。気を遣ってる余裕なんてないない。
あんちゃんも絶対ヒクはず。

とうとう耐えられないほどの痛みが襲ってきました。
(陣痛はずっと絶え間なく続くものではなくて、寄せては引く波のように、痛い時と痛みがなくなる時があります)
「来た来た来た!痛ーっい!」と分娩台で大騒ぎ。
必ず右か左かを下にして横になっているのですが、体が縮こまってしまいます。
この痛みの的確な表現方法をりおちんは知りません。
どう言葉を尽くしても伝えることは不可能でしょう。
腰を切り取って欲しいと思うほど。
「は~い、ひっひっふ~」って看護師さん。
あの有名なフレーズです。
一生懸命やってみます。
りおちん、つい先月(11月中ごろ)まで「ひっひっふ~」を「吸って吸って吐いて~」だと思ってましたが何か?
(本当は「吐いて吐いて大きく吐いて~」です)
そんな練習不足だからか、痛みを逃せる時と逃せない時があります。
逃せる時はホントに平気なんだけど、逃せない時ときたらもう!(涙
「は~い、頑張って~!ひっひっふ~!」って言われても、できないもんはでき~ん!と、出てくる声は「ひっひっふ~!」じゃなくて動物のような吠え声。
ええ、ホント人間捨てますよ。獣です、ケモノ。

じょんじーくんが起きたので今日はここまで。
その3に続く。

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