りおちんの縁側

ひなたぼっこしながら、お茶を飲むのが好きなりおちんの、お気楽日記帳でっす♪

一ヶ月後検診

2006年01月12日 | 初産物語
今日はじょんじーくんとりおちんの一ヶ月検診。
早いなあ。もう一ヶ月も経ったんだなあ。

まず新生児室でじょんじーくんの身体測定。
出生時→一ヶ月検診の順で各数値をお知らせしますね。

体重:3,204g→ 4,735g
身長:48.0cm→ 51.6cm
胸囲:33.0cm→ 36.5cm
頭囲:34.0cm →37.0cm

順調に大きくなってます

じょんじーくんは初めて見る(ホントはまだ見えない)景色を不思議そうにキョロキョロとしておりました。
内弁慶疑惑も確定しました。
いつもならウルサイ時間なのに、おとなしくいい子を演じ、家に帰り着いてベッドに寝せるやいなや大騒ぎ開始。
やっぱりそうか、内弁慶。
じょんじーくん、お前ってヤツぁ・・・

そのあと、りおちんの健診。
「悪露がまだたまってるねぇ。ガーゼを入れておくから、3時間位したらゆっくり引き抜いてね」

は?!自分で?怖っ・・・

さて、三時間後。
そろぉりとガーゼを引っ張ってみたところ、出る出る出る。
一体どんだけ長いのを入れたんだ?と怖くなるほど、引いても引いてもまだ終わらない。
トイレで一人マジックショー開催。
頭の中のBGMはもちろん「たららららら~」←分かるかなあ?
そんな別のことでも考えてなくちゃ、やってらんない。
だって痛いんだもん
ようやく終わったその後は、動くと痛みが伴うので横になって安静にしておりました。

はぁ~。ようやく湯船につかれる日が来ました。
待ち遠しかった。
シャワーだけだとこの真冬には寒いんだよ・・・
ガーゼ事件のため今日はシャワーだけにしておいたけど。

さあ!これで「普通生活」のお墨付きを獲得!
もうマミーにどうこう言われることもなく、歩き回っていいはず!
普通の生活運動をしなくっちゃ!

だって・・・
トイレとかのほんのちょっとの範囲の移動しか許されなかったためか、体の機能低下中。
関節がおかしいの。
足首と膝と腰、固まってるのか、まともに歩けない。
動くたびに痛みが伴う。
こうやってお年よりは寝たきりになるんだろうなあって実感中。
手首、ひじ、肩、背中は腱鞘炎。
これは仕方ないな。

さあさあ!
りおちんは果たして2月初頭に宮崎に帰れるのか否か!

実証

2005年12月25日 | 初産物語
携帯りおちん。

三日間の甘い甘~いじょんじーくんとのお休みを終えて、あんちゃんが帰っていきました(;_;)
三人で川の字で寝ている時のこと。
「この世でじょんじーくんより大事なものがあろか!二番なんてないぞ!仕事なんてバカじゃなかろうか!」
あり?
この世で一番?
二番がない?
ということはじょんじーくんだけ?あり?りおちんは?


そして去り際。
みんなでお見送りの時のこと。
じょんじーくんに向かってだけ「バイバイ(T_T)」って。
あり?
じょんじーくんにだけ?りおちんには?
つーか、視線くらい向けろ?


らいおんハートにあった歌詞。


「いつかもし子供が生まれたら 世界で二番めに好きだと話そう」

感動して大好きなとこだったんだけど、あれってウソだって知っちゃったよ…(;_;)



ちくしょい(笑


産後6日目

2005年12月17日 | 初産物語
いよいよ退院!
昨夜は何度も退院の夢を見て目が覚めました。
そういえば、もう胎動はないんだなあ・・・と、ふと思いました。

朝、いつものようにおっぱいマッサージをしようとしたら(りおちんは入院中、一日中ずぅっとマッサージをしてました)、ん?何となく張ってる感じ。今までこんな事一度もなかったのに・・・
そう思っているところへ師長さんが来られました。
熱っぽいということと、おっぱいが張ってる気がするんですよねぇと伝えると、体温状態を見て、「おっぱい見せて」
それから師長さんが乳首をつまむと何と!
初乳が出たのです!
こんな土壇場で!
嘘みたい!
舐めてみると、甘かったです!

嬉しくてスキップしそう!
今はできないけど。

師長さんはニコニコしながら、チョロチョロ出てる初乳を哺乳瓶へ絞ってくれました。
最初は2~3分ずつ吸わせて、徐々に時間を長くしていけば、2週間ぐらいもすれば必ず出るようになるとの事。
希望の光が見えてきました。

パジャマが母乳で濡れることすら嬉しい!
10mlくらい搾乳できたので、早速じょんじーくんに飲ませました。
その様子を看護士師さんたちが嬉しそうに見守ってくれていました。

さあ!退院です!
なんてこった!雪が降ってきました。
じょんじー、お前ってやつぁ・・・

りおちんはこの病院への今までの通院期間中にそんなの見たことなかったのですが、たくさんの看護師さんたちが忙しい中、お見送りをしに玄関へ出てきてくれました。
おまけに会計の方たちに「この子は丈夫な路って書いてじょんじーくんって言うのよ」と説明しているのを聞いてさらにビックリ。
だって名前を覚えていてくれたなんて。
漢字まで覚えてくれていたなんて。
それだけ、りおちんが心配をかけたのでしょう。
それだけ、じょんじーくんが皆さんに可愛がっていただいたのでしょう。
ありがとうございますと何度もお礼を言いながら、看護師さんたちとお別れしました。

腕の中に小さなじょんじーくんを抱いて、これからへの新しい一歩を踏み出したのです。












雪で濡れた道路に滑らないかヒヤヒヤしながらね。


写真はとうとう使うことのなかったおむつセット

産後5日目

2005年12月16日 | 初産物語
朝の3点セットを終えて最終診察。
明日の退院確定!
先生に聞いたところ、お産自体は普通産だったけど、子宮収縮が悪かったので出血が多かったらしい。
じょんじーくんの体重も順調に増え、経過も良好!
感染症値もマイナスになり、心配ないとの事。ほっ・・・

縫合部の抜糸をしました。
痛い痛い。糸の抜ける感覚が分かるんだもん・・・

今日は入院中の2回目のシャワーの日だけど、風邪をひいて退院できなくなったらイヤなので、念のためにやめておきますと看護師さんに伝えると、「もし風邪をひいても薬を出して必ず退院させてあげる!」と力強く言って下さいました。
シャワー室に行く道のりの途中で、シャンプーできなかった事を話すと、業者さんに連絡して(シャンプーは美容室の人にやってもらう事になっています)洗ってもらえることになりました。嬉しいな!気持ちいい♪
けれど、シャワーは少し疲れました。

新生児室で沐浴指導もありました。
たまにボーっとしてしまうので、デジカメ映像を撮る許可をもらいました。
じょんじーくんで指導をしてくれました。
彼は本日2度目の沐浴だそうですが、口を開けて気持ち良さそう(^^)
「大人しくてお利口ね!」と褒められました♪
けれど、デジカメはメモリー不足で全部は撮れませんでした(><)
見学中、ずっと立ちっぱなしだったので、クラリとしてしまい、少し新生児室で休んで帰ることにしました。
別の看護師さんがチラチラとこちらを見ています。

部屋に帰ると、マミーが来てたので、さっきお別れしたじょんじーくんを連れてきてもらいました。
お腹もいっぱい、お風呂も入ったからか、昨日と違ってよく寝ています。
二人でじょんじーくんを見ながら話していると、調乳指導のため呼び出しが。
ママ数人で一緒にお勉強します。
ミルクにもいろいろあるのねえ。お値段高いねえ。
ますます母乳が~!
続いて退院後についての指導。
生活指導の後、ビデオ学習となるはずらしかったけど、看護師さんからストップがかかりました。
生活指導はりおちんだけ明日に延期だって。
他のママが講義を受けている中、りおちんはお部屋へ強制送還。
沐浴指導や調乳指導の時に、ドラマなんかでよく見る「張り込み」状態で看護師さんがチラチラ見てたのは、りおちんの体調チェックだったみたい。
完全監視下におかれています。

じょんじーくんはまだ寝てました。
一休みしていると、ビデオをつけるように連絡が入りました。
マミーと見ていると、育児についての基礎知識講座。
嬉しい!こういうのって、入院中にお世話をしながら看護師さんが教えてくれるものなんだろうけど、りおちんはできなかったので、すっごく不安だったの。
見終わって、調乳指導で聞いた母乳の出を良くする商品を買わないとねってマミーと話しているところへ、看護師さんがそのサンプルをたくさん持って来てくれました。
昨日の夜、ちょうどりおちんが母乳マッサージをしているところへ定期巡回に来た看護師さん。
色々相談させてもらった事を覚えていてくれたのでしょう。
本当にありがたいことです。

マミーの帰宅と共にじょんじーくんも退室。
今日の彼は寝っぱなし。
赤ちゃんの呼吸はとても速いので、熱でもあるのかと心配になるけれど、そんなものなんだって。
そういえば妊婦健診で毎回聞いた胎児心拍音も速かったもんね。
なるほど。
ああ、でももうしばらくは胎児心拍モニター音は聞きたくない・・・
出産時のしんどさを思い出すから・・・

今日は色んな事がいっぺんにあって疲れました。

一週間、微熱が出たり下がったりしています。
じょんじーくんのおっぱいのためと思うと、嫌いなほうれん草も食べられます。
福神漬けの味でごまかしたけど・・・
まだ痛むには痛むけど、激痛と言うほどの腰の痛みはなくなりつつあります。

<腹帯のこと>
今日、気がついたんです。
安産を願ってカクちゃんの足型を腹帯につけたけど、よく考えたら、カクちゃんはメスじゃなくてオスだったって・・・
産まないじゃん!



産後4日目

2005年12月15日 | 初産物語
毎日消毒があるのですが、今日は産後初めて歩いて診察室へ行けました。
他のママたちは、部屋で赤ちゃんと一緒に過ごすけれど、りおちんはそれが許されないので、面会時間外はひとり。
午前中はむくみマッサージと母乳マッサージしかする事がありません。

午後は体調も良さそうなので、新生児室へ。
部屋でじょんじーくんと二人っきりになって何かあっては怖いけど、看護師さんがいる部屋に私が行くならいいだろうって思いついたの。
昨日習ったオムツ換えと着替えと授乳に一人で初挑戦!
一時間もかかっちゃった(><)
りおちんの慣れない手つきがイヤだったのか、おむつを替えてもむずかる、ミルクも飲まない・・・
看護師さんが手伝ってくれて、ようやくおっぱいを吸ってくれました。
今日も母乳は出ません・・・
今日はへその緒をもらいました。
そうこうしているうちに、疲れてクラクラし始めたので、新生児室で休憩。

もうそろそろマミーが来る頃なので、看護師さんに抱っこしてもらってじょんじーくんと一緒に部屋へ帰ると、やっぱり来てました。
さっき全部したばかりなので、おなかもいっぱい、オムツもキレイ、後は寝るだけのはずなのに、一向に寝ないじょんじーくん。
背中を反らせて泣く。抱くと寝る。これの繰り返し。
もしかして、抱っこしないと寝ない子なのかな?

りおちんの方はと言うと、今日産後初めての排便ができました。
肛門の方まで裂けたと聞いたので、怖くて便秘薬をもらいました。
おそるおそる用をたしました・・・

診察で「小指の先ほどの痔が出ている」と言われました
手術するほどのものではないらしいけど・・・
いっそ取ってしまえる方がいい・・・
聞いた瞬間「え?痔?子持ちで痔持ち?短くするとコモチジモチ?!なんだか売れないお笑いコンビみたいねえ・・・」と余計な事を考えられるくらい、脳は復活しているようです(笑

今日は、入院中一度しかないシャンプーの日でしたが、体調が悪くてできませんでした・・・

体重は52kg・・・
まだまだ遠いなあ・・・

産後3日目

2005年12月14日 | 初産物語
今日からひとり。寂しいな。

朝の3点セットを済ませ、ずっと起き上がっていたら、一時間後には気分が悪くなってしまいました。
以後、午前中はずっと横になって過ごすことしかできませんでした。
その間、足にむくみが出たので空気圧マッサージを受けておりました。
その装置がガンダムみたいでなんだかおもしろかったです。

昼食には「お七夜」の祝い膳が出ました。
ちょっと早い病院からのプレゼントです。
もう一日早ければ、あんちゃんと二人でお祝いできたのになあ・・・
ありがたく戴こうとしたら、どこかの部屋から赤ちゃんの泣き声が・・・
一気に寂しさがこみ上げます。
通常なら初日から一日中ずっと赤ちゃんと一緒に過ごしてるはずなのに・・・
私はそれができない。させてもらえない。
じょんじーくんのお祝いなのにね。一緒にいてあげられなくてごめんね。寂しい思いをさせてごめんね。
涙が知らず知らずに溢れます。
けど、冷静に考えて決めた!
あと3日、自分の体力回復に専念する!
じゃないと共倒れになるから。
プラスとマイナスの気持ちが入れ替わり立ち替わりでやってきます。
強い私と弱い私が戦ってます。
豪華なお七夜のご馳走は、すっかりしょっぱい味になってしまいました。
早く体を回復させなくちゃ!
頑張ってほぼ完食し、看護師さんを驚かせました。

思えば、本当の母性が出たのは昨日の夕方。
それまでは、正直なところ体がきつくて思考も止まっていたので実感がなかったのです。
けれど、今は違います。
子供のために何でもしようと自然に思えるのです。
こうやって少しずつ母性というものはできてくるのでしょうか。

今日は初めて体を拭くことができました。
本当はシャワーの予定だったんだけれど、看護師さん判断で却下されたらしい・・・
でも体が拭けただけでも嬉しいな♪

お昼すぎから尿カテーテルがやっと取れました。
排尿は少し痛いけど、歩くのは随分と楽になりました。
今まで歩く時は、当然カテーテルが通ったまま、尿バッグをいれた紙袋を持って歩いていたので・・・
縫合した傷やカテーテルも痛いけど、動きを困難にしているのは元々あった腰痛のせいが大きいと思います。
だから腰に負担の少ない無痛分娩を選んだっていうのに・・・
じょんじー、お前ってやつぁ・・・
お父ちゃん孝行だけどお母ちゃんイジメだよね・・・
私ったら、もしかして産後のヒダチが悪いのかしら?
そんな事、怖くて聞けん・・・
退院時に聞くとしよう。うん。そうしよう。
今日の診察で、退院は予定通り土曜日となりました。
よかったぁ
夕食は半分ほど食べられました。
足のむくみは未だ取れません。

夕方にマミーが来てくれる1時間~2時間がじょんじーくんと会える唯一の時間。
その時に、看護師さんが飲ませ忘れたとお薬を持ってきました。
は?薬?何の?なんかマズイ事になってんの!?
聞けば、破水から始まったお産だったので、感染症値が+1で再検査中なんだって。
え?え?え?大丈夫なの?すっごい不安を置き去りに、看護師さんは去って行きました。勘弁してよぅ・・・

今日はじょんじーくんの血液型が判明しました。
O型だそうです。
りおちんもあんちゃんもA型。
そおかあ。前々から自分でもおかしいと思ってたのよ。
周りにも言われてたのよ。
「りおちんO型?」って。
生粋のA型(AA型)じゃなくって、混合型(AO型)だったのね。
きっとそれはりおちんのパピーじゃなくて、マミーの血だよ。
なるほどなるほど。

産後2日目

2005年12月13日 | 初産物語
体は昨日よりは随分と楽になってきましたが、寝返りは相変わらず難しく、腰や足を手で動かしてようやくできるという感じです。
初めて悪露パットを自分で交換しました。
昨日までは看護師さんが換えてくれたのです。大人のおむつ交換です。
トイレはまだ。尿カテーテルが入ってるので、勝手に出てるの。

朝の3点セット(鉄分注射・血圧検査・点滴交換)の後、先生の診察へ車椅子で。
また痛いのかしら・・・と看護師さんと話しながら診察室着。
ドキドキしながら診察台へ。
お!今日は痛くも無く、スピーディー♪
「悪露も随分よくなったね。貧血と感染症の様子を見て退院日を決めようね」とのこと。
それが嬉しかったのか、体調もいい気がして、歩いて病室へ帰ってみることにしました。
まだあちこちぎこちないし、カテーテルも通ったままなので、ゆっくりゆっくり歩きます。
亀の方が速いくらいのゆっくりさ。
でも!ひとりで何とか帰れたよ!
りおちんの部屋はナースステーションの真ん前なので、りおちんをみつけた看護師さんがびっくり!
「まだまだ状態が良くないんだから、途中で倒れたら大変!車椅子で帰ろうね!」
と怒られました・・・

今日は朝からたくさんの看護師さんが入れ替わり立ち替わりに来室。
母乳マッサージの指導を受けました。
その後、じょんじーくんと対面♪
初めておっぱいを吸わせました。
すっごい力!痛いくらい。
生きようとする力ってこんなにも強いんだなあと驚きました。
そしてげっぷのさせ方も教わりました。
赤ちゃん軽~い!小っちゃ~い!いい匂~い!
お昼までの2時間くらいじょんじーくんとあんちゃんと3人で過ごしました。幸せ♪
けれど気分が悪くなって横になって一休み。
ごはんもおにぎり一個しか食べられませんでした。

あんちゃんは散々悩んだ末に帰ることにしたようです。
すでにメロメロパパぶりを発揮しておりました。
きっとりおちんよりバカ親になるような気がしました(笑

午後の授乳の時間は、疲れのため看護師さんからストップがかかってしまいました・・・

夕方、マミーがお見舞いに来てくれた時に、赤ちゃんと再会♪
お腹が空いたのか泣き出したので抱っこすると泣き止みます。
寂しかったのかな?
30分くらいで看護師さんから連れ去られました・・・

マミーのお友達(元看護師)からの情報によると、「破水後のお産は普通の出産よりきつい」らしい。
え~?そうなん?初産なのにぃ・・・

夕食は頑張って6割くらい食べました。
鏡で初めて自分のお腹を見ました。
かなりショック!
まだこんなに大きいの?あと一人くらい出てくるんじゃないの?

夜、妊娠中からかかっていた頭の中の霞が取れたかのようにハッキリし始めました。

産後1日目

2005年12月12日 | 初産物語
腰から下~膝から上まで全く動かせません。大げさでなく「全く」
元々、無痛分娩を選んだ理由の筆頭は「腰痛」があるから。
腰に負担がかかることはできないのです。出産なんてしようもんならどうなるか分からなかったのでそうしようと思ったのに・・・
案の定、ひどい状態。
その他の症状としては、頬骨~両脇首~肩甲骨あたりまで筋肉痛?
そのせいでちょっと呼吸が苦しい。
どんだけ力が入ったんだろう・・・(怖

朝起きてまず鉄分注射、点滴、血圧測定を受けます。
それから先生の診察。
点滴と昨夜からずっとついてる尿カテーテルの管を持って車椅子で移動。
さあ、内診。
めっちゃ痛いがな!!!
ここでも「ひっひっふー」をするなんて。
子宮内にかなり多くの血が残ってるらしく、それを出す処置でした。
処置室の数歩隣にある先生のデスクでお話を聞きます。
「子宮収縮が悪いね~」の声が遠のきました。
また貧血症状で倒れたようです。
気づけば診察室のベッドの上。
またもや注射やら血圧測定をして、しばらくの休憩後にお部屋へ帰りました。

腰から下が自分の意思で動かせないため、何にも出来ず。
じょんじーくんにも会えず。

けれど昨日からあんちゃんが一緒にお泊りしてくれているので、すごく安心しています。
今日は実父母・義父母のお見舞いがありました。
義父母はわざわざ宮崎から熊本まで・・・
早っ!


明日は記録的大寒波が襲ってくるようです。
平野部でも雪予想。
あんちゃんは明日帰る予定だったんだけれど、帰れるのかな?
りおちんの心の本音としてはもうしばらくいて欲しいんだけれど、ただでさえ忙しい会社なのに年末業務も入ってくるので我侭は言えません。
雪かあ・・・
じょんじーくんの魔法かな?

そうよ!じょんじーくんはお父ちゃん孝行だけど(たまたま熊本に来ていた日に出てきた事)、お母ちゃん不孝(無痛分娩日より早く出てきて痛い思いをさせた&肛門近くまで避けさせて出てきた)なんだから、これくらいしてみてん!


無準備分娩 その1

2005年12月11日 | 初産物語
産んじゃいました!
無痛無痛と騒いだくせに、結局自然分娩で。
まるで心の準備無し・・・
そんな出産の一部始終、知りたい?
知りたいあなたにだけ、教えちゃおう!(笑
ただし、長くなるから覚悟しろよ?


昨日からあんちゃんが来熊。
久しぶりの湯たんぽ(笑)のぬくもりを心ゆくまで楽しもうと、朝はゆっくり。
きっと最後になるであろう二人のゆっくりした朝を満喫しておりました。
うつらうつらと現実と夢の世界を行ったり来たり。
なんとな~くお腹が痛くなる時もあるけど、寝てれば治るいつものことだ。


なんて思ってたら!
それは11時10分頃のこと。
サーって暖かい感覚が下着の感触を変えました。
は!?何?!おもらし!?!?
イヤイヤ違う!これは噂に聞いた「破水」ってヤツよ!


トイレに急いで行ってみると、当てていたナプキンも間に合わないくらい。
身に着けていたもの全てを変えてマミーに「破水したっぽい」
大変!大変!
病院に電話。
「入院準備をしてすぐ来てください」
のんびりりおちんは、明日やろうと思っていた入院準備。
パピーに言われていたのよ。やったのか?って。
明日するもぉんって答えたのに。。。
「それ見たことか!」ってふんぞり返るパピーの顔が目に浮かぶ・・・
ちっ。

タクシーを待つ間に急いでバッグに詰めて、まだ寝ているあんちゃんの所へ。
ガラッと扉を開けて一言。
「生まれるかも。病院一緒に行く?」
起き抜けにそんな事を言われた方もビックリでしょう。
ちょっとの間、理解する時間を要し、「行く」と起き上がり、けれどいつものあんちゃんじゃない(笑
明らかに戸惑っている。早く準備せんかい(笑

移動中も少しずつお腹の痛みは増してきます。
まだ耐えられないほどの痛みではないけれど。


12時病院着。
看護師さんに聞いてみます。
「無痛なんですけど・・・無理ですかね・・・?」
なんでそんなことを聞くか?
無痛分娩は、土日祝日はできないのです。
麻酔科の先生がいないから。
「あら~・・・そうなんですか。お薬で明日に延ばせるようならいいんですけど、破水が先に来たら難しいかも・・・
 一応先生に確認しますけど、覚悟してもらったほうがいいかも・・・」

ガビーン。マジですか・・・
それでも最後の望みは捨てきれず、神様にお願い。
「どうか無痛でいけますように!!!」
そうこうしている間にも、陣痛はどんどん増してきます。
ベッドに横になって「アイタタタ」
けれどまだまだ耐えられる痛みです。
看護師さんが腰を擦ってくれると、不思議と痛みが和らぎます。
けれど!人が変わると結果も変わる。
マミー!手の動きが早すぎ!もうちょっとゆっくりプリーズ!(涙
あんちゃん!そこじゃな~い(涙
けれど、それを言うのもどうかと思って、黙ってありがたく擦ってもらっておりました。

陣痛の痛みに耐えながら、聞こえてきた看護師さんの一言。
ああ、聞き間違いだと思いたかった。
「やっぱり無痛は無理だそうです。自然分娩で頑張りましょう!」

い~や~だ~!!!

う~んう~んと痛みと闘っているりおちんを心配そうに見ているあんちゃん。
明らかに「俺はどうしたらいいんだあ・・・」と狼狽気味。
この時点でりおちんは完全立会いを諦めました。
だって、かわいそうだもん。
それに何より、どこまで大きくなるか分からない陣痛。
その痛みに耐える時に、周りに気を遣う余裕が果たして私にあるだろうか?
いや、ないはず・・・

~その2に続く(掲載日未定)~