これね、最近買ったんだけどね。
りおちんが小さい頃も家にあって、すっごい強烈に覚えてる。
幼心には怖すぎたんだろうねえ。。。
そんな実体験から、りおちんとしては、今までじょんじーくんには見せずにいたの。
だって、そんな小さい頃から「怖い」って感情を植え付けなくてもいいじゃん。。。と思ったし、何より「寝ないとおばけに連れて行かれる」という、いわば「恐怖政治」はしたくないと思って。
だけどさあ。
本屋さんで見たら、なんか懐かしくって思わず買っちゃってさあ。
じょんじーくんが「よんで!よんで!!」ってせがむからさあ。
仕方なくさあ。読んであげたんだけどさあ。
やっぱ、相当インパクトが強かったらしい。
時々、寝ないで遊ぶってグズル時があるんだけど、そんな時に後ろから近づいて、耳元で「おばけが来るよ」って囁くとね、血相を変えてアタフタと布団に潜り込む(笑
でね。
ここ最近、2歳に逆戻りしたかのように、りおちんの言うことにことごとく「イヤだ!」って言うからね。
今まで使わずにいた「奥儀」登場。
「お片付けしよっか」
「いやだ!」
「そっかあ。嫌なんだねえ。でも、これ使ってないよねえ。お部屋が散らかってお母さん大変だなあ。お母さんのお手伝いしてくれないかなあ^^」
「いやだっ!」
「じゃ、ないない競争しよっか!」
「いーやーだっ!」
「(ちっ。)・・・・。おばけが来るよ」
「来ないもん!」
「おばけが来たら、もうみんなに会えなくなっちゃうよ」
「あえるもん!」
「(にゃろう。。。)あ!おばけが来た!大変!じょんじーくんが連れて行かれちゃう!!(←窓を見て大熱演)」
「いやだー!!!こわいよー!!!」
と、号泣しながらすごい勢いで片づけ始めるじょんじーくん。
片付け終わるや、りおちんにしがみつき、わんわん泣いてる。
「お母さんのお話を聞かないと、おばけさんに連れて行かれちゃうよ?
一緒にお化けさんに謝ろうか」
「うん。おばけさん、ごめんなさい!ちゃんと言うこと聞きましゅ!!」
「あ!今日は許してくれるって。行っちゃったよ。よかったねえ。」
「おばけしゃーん、ばいばーい!」
それから、何度か「いやだ」はあったけど、こちらが何か言う前に、「おばけさん」を思い出すらしく、「はっ!?」という顔をしては、イイ子になる。
そして「おばけさん、ごめんなしゃーい!」って、空に向かって話してる。
楽だ。
楽なんだけど。。。
できるなら使いたくない技。
私自身が納得できないから。
これって、子供にとっては、すごいストレスなんじゃなかろうか。。。
「恐怖政治」反対。
んー。
どうにか、りおちんもじょんじーくんも心底納得できる妙案はないものか。。。