オードリーの気品

実は2人とも、よく言われるのが「品がある」

聞くたびに「そおかあ？！」と首を傾げます。
こないだは、我らがウエディングプランナーの０さんに「お二人を見ていますと、弦楽四重奏なイメージを勝手に思い描いておりました。」と言われ、昨日はドレスショップで「なんだか上品な雰囲気で他のカップルとすごく違いますよね。。。ショーで初めてお会いした時、県外の香りがして。。。お話していてもやっぱり上品だし。。。緊張します」って。

はあ。。。みなさん、気のせいです。

「品」ってなんだ？？？。。と、昨日のドレス試着で痛くなった腰をイテテと伸ばしながら、りおちんは思うのであります。
そういや、一週間経つけど指輪屋さんから連絡こねーぞ？（←まるで品なし）

私はオードリー♪

今日はいよいよドレス試着です。

いろいろ雑誌でお勉強して行ったけれど、まずはスタッフの方にお任せ。
Ａラインからマーメイドまで、たくさん着せていただきました。

試着室から出てくれば、ステキなドレスに身を包んで、気分はまるでオードリー♪
だけれど。。。

試着室の中はそれはそれは大変です。
「はい！しゃがんで～！」のかけ声で、りおちんは試着室の真ん中でしゃがみます。
すると、スタッフの方が上からドレスをバサッ！
「はい！バンザ～イ！」でニョキッと手を出して立ち上がります。
脱ぐ時は、それの逆。
みんな髪を振り乱して着せて着せられて。。。（笑

試着室の中と外では、白鳥の水面下と水面上のようです。
そして一歩外に出れば、「私はオードリー」と思い込んで、背の高いあんちゃんに合わせて履かされた20cm厚底パンプスで歩くりおちんと、これまたいろいろ着せられてにこやかにうんざり顔（多分初心者にはうんざり顔とはわからない）のあんちゃん。
2人そろって鏡の前で、ハイポーズ。
「あら！すてきじゃな～い」とやたら誉めまくるスタッフさん。

その時、あんちゃんとりおちんのこころの声は


　　　　　　　　　　　　　「信用ならん。。。」

指輪物語

今日はリングのオーダーに行きました。

何ヶ月も前からスタートした指輪さがし。
市内のめぼしい所はほとんど行ったと思います。
作り笑顔で人の希望を聞き流し、世の一般的な常識を説く店員の態度にムカつき（だって一般的であることに一体なんの意味があるのか、りおちんにはわかりませんもの♪）、にっこり笑いながら途中で話をブッちぎって出てきてしまった大手宝石店もあれば、親身になって聞いてくれ、最後には5％引きを約束したと名刺に書いて「うちにするならこれを持っておいでね」とコソっと渡してくれた優しいオバサマ店員さんのいるお店。
あまりにも高すぎてそそくさと出てきてしまったお店などなど。

そして、たどりついたのがこのお店。

普通のお店は既製品から選ぶだけですが、ここは既製品はもちろんセミオーダーもフルオーダーもできるのです。
わーお！なんてステキ♪楽しすぎ♪

さてさて、2回目の来店ですので、どこに行ったらいいのかも知ってます。
迷わず3階へｇｏ！ｇｏ！
店員さんが慌てて着いてきます。

2人でカウンターに座って「オーダーに来ました！」
こないだ会った、ちょっとぼんやりした、けどなかなかイイ味を醸し出してる店員さんが親身になって応対してくれます。

さて。。。
ここからが予想に反して大変でした。
材質、デザイン、つけ心地など、ある程度決めてきていたのですが、やはり素人のアイデアです。
無理がありあり（苦笑）
店員さんはどうにか私たちの希望をかなえようと一生懸命です。
だけど無理がありあり（苦笑）
にこにこジャムおじさんな社長まで巻き込んで、みんなであ～でもないこ～でもないと頭をつき合わせて悩むこと2時間強。

できないところ、でも譲れないところ、どうにかこうにか折り合いをつけて一段落。
マラソンを完走したくらい疲れました（笑）
挙げ句の果てには、店員さんには宿題つき。
私たちのこだわりを形にして、一週間後にまた会いましょうとお別れしてきました。

なんとまあ！めんどくさいお客様！

だけどね、やっぱり譲れないものは譲れないのです。
ずっと身につけるものだから。2つとないものだから。
そして。
できない人には言いません。

楽しみに連絡を待つとしましょう♪

プランナー０さんに関する余談

昨日の事を思い出してにこにこしながら、嬉しくてまた興奮状態のりおちんです。

昨日、初めてお会いしたＯさんは、3人がずいぶん和んできた頃、ポロっとこうおっしゃいました。
「実は先日のお食事会の時にも思ってはいたのですが。。。今こうしてお話させて戴いておりますと、益々思うのですが。。。お二人は、弦楽四重奏という勝手なイメージをふくらませておりまして。。。」

は？！なんですとっ？！
あんちゃんとりおちんは2人そろって目をパチクリ。

それは、ちょうど披露宴の余興の話をしていて、りおちんが「みんなでダンスがしたいんです！」と言った時の事でした。
「先日もお父様とダンスをなさった花嫁がおられまして。その方は帰国子女で、外国での挙式で花嫁とお父様がダンスをするのに憧れておられまして実現致しました。」の続きのお言葉でした。

ｊｕｓｔ　ａ　ｍｏｍｅｎｔ　ｐｌｅａｓｅ！

「私たちがしているのはカントリーダンスといって、社交ダンスとは全く違ってもっとカジュアルなダンスです。曲もクラシックではなくて、カントリーロックです。」

は？！
今度はＯさんが目をパチクリ。
「先ほどバンドのお話をお伺いしておりまして、メンバーが7人とお聞きしました時には、弦楽7重奏。。。？と思っておりましたが、ロックですか。。。意外でございました。」

Ｏさんおもしろすぎっ！ますます惚れました！

そして、私たち2人。。。どんなイメージやねん！
割とよく言われるのですが、みなさん騙されてますよ～ぅ？

初めまして！！Oさん！！

今日はいよいよ私たちの式をお世話してくれるブライダルプランナーのＯさんとじっくりお話できる日です。
先日の両家食事会では、残念ながらお話する時間がなかったのです。
とりあえず、「おぉ。。。キレイな人や。。。♪」とキレイなお姉様好きのりおちんはウキウキ嬉しかったのですが（笑

今までメールでは何回かやり取りさせて戴いて、その印象は「この人、おもしろい。。。」
言葉で表現すると今イチ伝わりそうにないので、多くは書かない事にしますが、戴くメールの文章の端々に、いい人っぷりが表れていて、りおちんはずっとずっとお会いしたいと待ちこがれていた今日この日！！！
やっぱり期待通りのホントにいい人でした！！！
この人になら大事な式をお願いしたいと素直に思える、誠実でそしておちゃめな方です！！！
りおちんのちょっぴり意地悪な質問も、かわす事なくきちんと答えてくれました。
ごまかそうと思えばどうにでもごまかせるその質問に、誠実に答えて下さったＯさん。

一緒に人生の一大事を演出して行こうとするなら、パートナーシップは何にも勝る重要事項です。
この方になら安心してお任せできると直感しました。
人に対する直感で、りおちんは外した事はほとんどありません。
そして何より、りおちんより厳しく人を見るあんちゃんが太鼓判を押しました。

あっという間に3時間弱が過ぎ去っていったのでした。