晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

危うい民主主義と基地問題。

2010-05-07 17:41:57 | 政治、経済

 本日のメインイベントは徳之島三町長との総理会見である。確かに島民の大多数は、基地反対であろう。鹿児島は駄目、沖縄は駄目などと言っておれる状況なのだろうか。それでは普天間はこのままで言いというのか。怒り心頭!

 弱体化したマスコミも嘆かわしい。一部活動家が主体的に動いている節も無いではない反対運動、こればかりを大きく報道して反基地問題をあおり続けている。あなたたちの罪も大きいはずだ。

 この国において少数意見はどのようにして反映されるのだろうか。沖縄においても徳之島においても基地賛成派は少なからずいるはずである。現に基地で働き、収入を得ている人たちがいるのである。また、基地を迎えることによる経済効果も大きいはずである。何年か後に疲弊した徳之島を見ることになりはしないだろうか。今、首都圏においても東京からの遠距離地域は大変なのである。

 賛成者は、今小さくなって自論を唱えている。あなたたちの意見は、町の発展のために必要なことかもしれない。正解かもしれないはずである。

 確かに、基地は歓迎されない野は理解できる。これまでの沖縄における事件事故、数え上げたら切りが無い。基地の75%を抱えている関係からも推察できる件数なのだが、基地が沖縄経済を支えてきたことも事実ではないだろうか。近隣諸国で紛争が起きないこともあり、ややもすると沈静化しているが、ひとたび何かが起きればその効果は目を見張るものがあるのである。

 日本の復興を果たしたのは、朝鮮動乱とベトナム戦争だった。朝鮮特需がもたらした効果は、計り知れないのだ。今、平和ボケしている日本だが、中国は何を考えて軍事力を増強しているかわかりますか。

 平和ボケした鳩山総理は東アジア共同体などとのんきなことを言っているが、中国が中心となって上海協力機構が‘01年にスタートしていることをご存知なのだろうか。

 念のために、メンバー国をあげておこう。

中心は勿論中国とロシアである。カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、最近になってインド、イラン、モンゴル、パキスタンも参加している。この中に核を保有している国は何カ国ありますか?恐ろしい限りであるのです。