自民党をぶち壊すといった言ったのは、前小泉総理であった。何をどのようにしようとしたのか、またその原因がどこにあったのかは不明のままであるが、本当に自民党は壊れかかっている。
経済は一流、政治は二流といわれた過去であるが、経済も政治もまだまだ後進性をもったまま、いまだ明かりが見えない。政治と金の問題、政治と業界の関係、官僚の天下りシステム、借金体質等々何もかも解決の糸口さえ見えない状況なのである。
政権が民主党に移ったとして、これらの問題が解決されるのだろうか。少なくとも官僚組織をそして公務員の報酬、人員にメスを入れることだけはやって欲しいと思う。
民間企業においては、減給、リストラ、ボーナスカットの嵐が吹き荒れている。方や地方公務員も含めて公務員はどこ吹く風の風情である。痛みは痛みとして国民一人ひとりが共有すべきではないか。こんな世に誰がしたか?
自民党政治の疲弊の結果である。誰でもいいから殺してしまう。欲しいものは万引きしてしまう。親も子も無く手当たりしだいの殺人事件。日本人の奥ゆかしさ、思いやりの精神、島国根性といわれる郷土愛、神の国或いは日出る国という誇り、隣組精神、終身雇用、年功序列・・・よき慣わしがみんな消えてしまいそうな兆候を感じる。
経済力も学力もスポーツも囲碁の世界でも台湾、韓国に劣ってきているという。
平成維新ではないが、もう一度再生日本を目指さなければならない。
特に、若い世代に期待したい。あなたたちには、夢も富みも望み次第である。