晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

情けない厚労省ー誰のための役所なのか?

2007-10-24 19:15:37 | 健康

 腹が立つやら、むかつくやら、以前問題になった血液製剤によるエイズ問題、そして今回のフィブリノゲンによるC型肝炎問題である。

 C型肝炎に罹患するとその大半以上の人が肝臓ガンへ移行するといわれている。
私の周りでも3人が感染し三人ともすでにこの世にいない。発症して10年ほどの命であったように記憶している。外科的手術を受け、さらにインターフェロンの治療を続け、脱毛と高熱の副作用に耐えながらも徐々に寿命を削られていく様子は、見るに耐えないものである。

 
製薬会社と厚労省の間に何があって、誰がこの問題を放置したのか?国家権力によって解明してもらいたいものだ。しかも、その製剤による治療を受けて発症したと思われるリストがあるのもかかわらず、それが今まで隠されていたというきわめて悪質な隠蔽工作があったのだ。

 国家は、誰のためにあるのか。政府は何処を向いて政治を行っているのか。官公庁は、誰のお影で存在し、誰のために仕事をするところなのか。

 報酬は、お手盛り、退職金もお手盛り、馬鹿な政治家の報酬を上げてやることにより、自動的に自分たちの収入も連動させて上げてきた。少なくともこの30年の治世は、ひどいものであったと思う。腹が立つやら、嘆かわしいやら。厚労省の許認可ミスにより命を奪われた方々のご冥福を祈りたい。