師匠 「今のは流れ的にミカヅキが言うのではないのか」
ウイ 「早い者勝ちだよー」
と言うわけでうちのイザ師匠は、師匠と言う愛称の顧問の立ち位置
顧問に就任するのは早い段階から決めていましたが
別段、彼が顧問として活躍してくれる話は考えてないです
形としては出来上がってないけど、私の脳内では影で色々立ち回ってくれてます
師匠としては、ウイたちが社会的に認められる組織として成長していくのは
30〜40年くらいかけての長期展望だと構えていましたが
今回ミカが「成人までに組織の社会的確立を」と望んでいる相談を聞いて
自分が一肌脱ぐ必要がある、と判断
30〜40年かけて組織を作り上げるのとは違い、早急に完成形が求められるのならば
未成年集団の舵取りを自分が行う事で、責任の所在を明確に
そして自分が責任を負う立場になる以上は、地上の神官として身元をバッチリ確保
公式の場では冒険者を率いて人々の救済を目的に活動している国境なき神官!となる事で
表向きの主導者を演じるわけで
まずは形から入ると言う手もあるんだよ、とミカに提案した師匠です
冒険者を率いる、と言う事ならダーマ神殿の神官職かな、と考えてたこともありましたが
ドラクエって一神教じゃないんだな!!と、今更ながら驚愕
(なんとなくドラクエの世界観は一神教だと思ってた思い込みってすごい)
ドラクエ10で神様がめっちゃ出てきて、グランゼニスとダーマは懇意にしてた
とか言う話が出てきて、そりゃもう「はぁ!?」でした
少なくとも9の地上にはグランゼニス神とダーマ神がいるってわけですよね
私、ダーマ神殿のダーマは、神殿の名前かと思ってましたよ
てことでグランゼニスとダーマは懇意にしてる仲らしいので
「まあそこは私がなんとかしよう」
って師匠はどっちの神官職もゲットするようなぼんやり設定
もともと師匠は、地上に慣れたら天使たちの今までの歴史をたどる旅に出る心算だったので
なんとなくその時期を見計らっていたのです
今回ミカの話を聞いて今がその頃合いかとウイたちから離れようとしていたのですが
ミカが思いの外うろたえていたのを見て、もう少し止まるべきか、と
付かず離れず、顧問と言う立場で彼らを見守っていくつもりです
「ミカちゃん言いたかったの?」「…いや、別に」←言わなきゃいけないのかとちょっとドキドキした