ドラクエ9☆天使ツアーズ

■DQ9ファンブログ■
オリジナルストーリー4コマ漫画を中心に更新中
時々ドラクエ風味ほかゲームプレイ漫画とかとか

ミネアとマーニャ

2010年05月31日 | DQ9 らくがき

ミネアはかなり前にご来店、マーニャはちょっと前にご来店、でしたね。

ミネアが来た時に、じゃあせっかくだからマーニャもそろえてから描こう!
と思って待っていたら、何故か間にブライのじっちゃんがご来店したという…。
(じっちゃんのコスプレはどーするかなあ)

ともあれ二人揃ったので、ウイとミオで姉妹コスプレ完成。

さすがにマーニャの衣装はマーニャにしか着こなせませんよ!!

と思ったので、アバター風のイラストにしてみましたよ…
(それでもセクシーすぎる)

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石のさくら

2010年05月30日 | ツアーズ らくがき

 

ちょいと時間がなくて、前日のSSを推敲もせずに下書きのままアップして放置しておりました。すみません。

今、さくさくっと、出来る限り読みやすく(当者比)してきたつもりなんですが。

 

前回のウイのSSに続いて、ミカバージョンです。

本当は、ヒロが「立ち会えるよ」という言葉でミカを軽く救い上げて終わる予定だったのですが
(その後、それいけ!と背中を押すのはウイの役目。天使だから)
ヒロが思いがけず、ぺらぺらと喋り出してしまったので、好きなように喋らせておきました。
(そのせいで思いがけず長くなってしまってやや焦ったものの)

この丘の裏側で、ウイとミオの語らいもあったのですが
上手くまとまらなかったので、作品にするまでには至りませんでした。

ウイも、ミカと同じように、運命最大の選択を抱えている事に気づきます。

天使の役目を全うすれば、その後、
三人と永遠の別れをして、天使界に戻らなくてはいけない事。
三人と人間界で生きていくには、天使界と永遠に別れなくてはいけない事。
絶対に交わらない二つの道があることに気づく。

どちらを選んでも辛いのに、どちらかを選ばなくてはならない。

そんな選択に悩むウイとミカの決着は、全く同じところに行き着きまして。

ミオも、ウイの選択を受け入れ、そしてもっと自由な選択の可能性を提案する、という
ミオとヒロの救いの部分がほぼ同じだったので、女子組バージョンを割愛です。

 

男子組の方が、ノリがやや軽いので筆が進みました。

 

 

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石の咲く空

2010年05月29日 | ツアーズ SS

「ラボオじーさんは後悔してたのかな」

小高い丘の上から石の町を見下ろしていたミカの背後で、ヒロがつぶやく。
風に揺れる事も、枯れる事もない、彫刻の桜を満開にしている枝に登って、一段上から
やはりミカと同じように町並みを眺めていたヒロ。

そのつぶやきには、

「さあな」

としか、返事のしようがない。
ヒロは、それを物足りないと感じたのか、枝にまたがったまま身を乗り出す。

「それとも単に、死ぬ前に一度帰りたかったのかな。あの頃に」

それにも答えられない。
本人はもうこの世にいない。いたところで、本人が答えてくれるとも思えない。
ただ、ヒロの口にした<後悔>という言葉は、酷く重い言葉だった。

後悔という執念、過去を作りだす狂想、それらがこの町を具現化したというなら
眼下の灰色は、無機物という存在ですら在りえなくて、薄気味が悪いとさえ思う。
思って、何故見知らぬ他人の行為にそれほど感情移入してしまうのか、
ミカは、気づいてしまった。

「…俺には解らねえよ、じいさんが何を思ってここを作ったのかなんて」

そう言ってミカは、ヒロがいる高い枝に繋がる桜の木の幹に、片手をのばす。
その石の温度を手のひらに感じれば、自然と気持ちは冷えていく。

「けど、自分もそこへ陥るかもしれない、という予感はある」

「へえ?」という、感情を消した<音>だけで、その続きを促されたようで、ミカはもう一度、
町へと目をやった。

「どうしたって選べないどちらかを、選べ、って強要されることはあるだろ」

「それは、まあ…、あるだろうけど」

「真剣に向き合って自分が選んだ道なら後悔はしない、ってのはよくある言い草だけどよ。
俺にはキレイゴトにしか聞こえねえよ」

それは、ヒロに向けた答えではない。この町に感化された、自身の独白だ。

最大の分岐点でただ一つの道しか許されないということは、自分の人生においてそれほど単純に決着できるものではない。
後悔しない、と言い切ることが美徳というなら、そんなものは「くそ食らえ!」だ。

そんな内面を他者に晒す行為はおろかであると解っていながら、口にしてしまったのはどうしてなのか。
ミカは、苦い気分に口を閉ざす。

ラボオという人間が、進むべき二つの道にどう向き合ったのか、何を決着したのか、
そんなことは、第三者である自分には興味はなかった。
ただ、自分にも必ず訪れる分岐点が在ることを、思い知らされたのだ。この、灰色の乱立に。

どちらかを選ばなくてはならない。
そうして片方を選び、片方を切り捨てたとして、後悔しない、なんて言えるとも思えない。
正道であるべき道しるべなど、自分にも、ましてや他人にも指し示すことはできない。
それを。

「ミカが、<選べないのに選ばないといけないもの>、って何だろう?」

ヒロの率直な疑問に、内心、舌打ちする。
本来、立ち入られたくないはずの領域を軽々しく口にしてしまった自分に。
そうして立ち入ってきたヒロを責めることもできない状況に。
しかも。

<何だろう?>って、どういうことだよ!どんだけ気弱な立ち入り方だよ!!

と、八つ当たりしかけ、今、自分が拳を預けている石の幹、その無機物さに気づいて
気を静める事ができた。
…これを殴ったら痛いだろう。

「…侯爵家だよ」

唸るように吐きだし、どうせ逃げ場もないなら奴も巻き込んでやれ、という
自暴自棄な気分に任せて、後を続けた。

「俺は跡継ぎなんだ。いずれ、侯爵家に戻らないといけねえんだよ」

身分を不問にする<冒険者>という立場を捨てて、あの貴族社会に帰る。

「戻りたくないのか?」

「あったりまえだ!…あんな胸糞悪いところに誰が」

だが。
連れ戻されなくても、自分は帰るだろう。分別ある子息として見事なまでの正道。
けれど、正道でありながら、冒険者であることを捨てた自身への後悔は付きまとう。
解りすぎるほどに、解る正道の結末。

だからと云って、侯爵家を捨てられるのかと、自問すれば、それもまた不毛の極みだ。

自由な道を選んでおきながら、侯爵家を捨てた自身への後悔からは、自由にはなれない。
なれるはずがない、と解ってしまうのだ。

どちらも選ばずにいることはできない、決して逃れられない選択。

柵も何もない純粋な本音なら、このまま名も無き冒険者のまま果ててしまいたいとさえ思うのに
それから逃れる術はない。
家が滅び、血族が滅び、自分自身が滅びて初めて、「侯爵」という鎖から解き放たれる。

そんな破滅は望んでも仕方が無い、と、ミカの言葉をじっと聞いているヒロも、いつになく神妙な面持ちであるのだろう。
仕舞いには相槌さえも返ってこなくなる。ミカの独白は、灰色の町に吸い込まれる。

それだけの空虚。今現在、これに向き合って目をそらさずにいる方法が見つからない。
それが腹立たしい。

そんな行き場の無い感情を、いつものように自身の奥底に仕舞い込もうとしていると。

「そっか」

と、何かを心得たような返事が上から降りてきた。

「じゃあ、俺は、ミカがそのどっちかを選ぶのに立ち合うわけだ」

ミカの自暴自棄さには全く取り合わないような、平静さで、
益も、無益もないヒロの台詞に思わず、仕舞い込もうとしていた感情がぶれる。
あえて視界に入れないようにしていたヒロの姿を目で追って、怒鳴っていた。

「お前にわざわざ立ち合ってもらうほど落ちぶれちゃいねえんだよ!!」

つい反射的に間髪入れずぶつけた感情は熱を持っていて。

「ええー? でもなあ…」

と、枝の向こうから、困惑したヒロの顔が振り向く。
こっちがどれだけ真剣に怒鳴ろうと、のらりくらりとかわすヒロの態度には慣れたつもりだったが。
慣れた、と思うほどには長く旅を共にしたと思ってはいるが。

「だって今、ミカと旅してるのは事実だし」

それをヒロに指摘されるのも腹立たしい。

「ミカが今から他のパーティに受け入れられるか、っていうと、それはちょっと無理っぽいし」

そんな図々しい事を平然と言わせていることも腹立たしい。

「ウイだって、そんなこと許さないと思うし」

調子にのりやがって!

「なんであいつの許可がいるんだよ、俺の行動に!」

「うん、ミカが本気で決意したことになら許可はいらないけど」

いらないけど、ともう一度繰り返したヒロが、身軽に枝の上に立ち上がった。

「俺もウイも、ミオちゃんも、ミカが本気で選ぶんなら、逃げずにちゃんと立ち合えるよ、って話!」

ミカの選択した答えを、仲間として、受け入れる覚悟があるのだ、と。
未来を分かつ、重大な運命を共にしているかのように、そんな意志を大声で放つ。

「な…」

ここにいない、残る二人の意思までも。

いつものヒロの、のらりくらりと調子を合わせるお気楽さで、無責任に全員の意見の代表であるかのような事を、
軽々しく言ってのける。

軽々しく、しかしその実、ヒロの意志は堅い真実。
嘘偽りなく、堅いのだ。
それを信じられる程には、共に旅をしてきた。間違いなく、彼らの意志は真実と共にあった。

(だから、自分はこの居場所を選んだ)

選んだからこそ、選んだものを、捨てるということはできない。
同じく、選ばなかったものを、「捨てた」と言うことができない自分。

それは成長が未熟だからか。心が弱いからなのか。
そう迷い続けているこの目の前に、沈黙して広がる町は、自分の何倍も生きたであろう老人が築いた「意志」。
刃を振り下ろして築き上げた彫刻。
ならば、自分もいつか人生の果てに気づくだろう、慟哭。

それを、ヒロが軽々と飛び越えて行く。

「よっ」

と、軽い掛け声で枝から飛び降りたヒロが、ミカの目の前に着地する。
着地して、しゃがみこんだまま、今度は下から見上げてくる。いつも通りの人懐っこい笑顔で。

「ミカが侯爵家を選んでもさ、俺はずっと冒険者をやってるんだよ」

なんだそれは。嫌味か。
そう吐きだすほど自虐的にはなれなくて、ただ無言でいると。

「どうせ侯爵家なんか、そのうち隠居するだろ。ミカの息子に後を継がせたら、戻ってきたらいいんだよ」

<ルイーダの酒場>に、とヒロが笑う。

「俺ならミカの事、ぜーんぜん待ってられるし。ウイもミオちゃんも、絶対ずっと待ってるよ」

「何言ってんだ、バカバカし…」

「だってミカしかいないじゃん?このパーティの面倒見るの」

まあ50歳そこそこで隠居するとして、あと30年くらい?なんて指を3本突き出してくる姿に、
思わず声を荒げる。

「おまえら50歳になってもまだ俺に世話焼かせる気か!!」

「そりゃそーだって、人間30年くらいでいきなり人が変わったりしないって」

お気楽そうに言われては、呆れて二の句が継げない。
彫刻の幹に寄りかかって溜息をひとつ、そのまま地面に目をやれば、視界の端でヒロが立ち上がる。

「…逆に、このまま冒険者を続けたとしてさ」

ミカの、運命の選択。

「いつか、侯爵家を選んどけば良かった、って思ったらさ」

選べないものと、選ぶべきもの。
その二つを両天秤にかけて、どちらかを重くしようとするミカに、ヒロは答えをくれる。

「俺の村に来たらいいんだよ」

「はあ?!」

「云ったろ。俺の村で、王様やってくれて良いって。侯爵より階級高いぞ?ぶっちぎりだそ?
侯爵家の領地を治めるのとは規模が違うぞ、国を作るんだから」

すげーやりがいあるぞ!と、いたって真剣に力説されて、呆れて、これ以上はないほど呆れて
…笑ってしまった。

「おまえ、ほんっとにバカだな」

「あー、なんだよ、俺真面目なのに。そういうこという?」

両天秤にかけて、わずかでも揺れ動くことなく等しく同じ重さにする。それがヒロの、答え。
そして、きっと自分でも認めたくなかった、真実。
どちらも大事なのだと、言ってしまえばそれは、ぴたりと釣り合う。

あんなにも捨てたくてたまらない侯爵家でも、「大事」なのだと、自由と同じ重さで大事なのだと、
釣り合って、認めてしまえば自身の平静を取り戻す。

その、新世界。

「ちげーよ。…俺が王で、お前が大臣をやる、ってんだろ」

「おう。ミカの下で働いてやるよ?」

「お前は、そういう腹黒いことは似合わねえよ」

「ええ?下で働くのって、腹黒いか?」

「だから、馬鹿って云ってんだ。王ってのは国の顔だからな。王が表向き清廉で大臣が裏で腹黒いんだよ」

「なにそれ!そんな怖い話さらっとするか?!」

「だから」

強く、言い聞かせるように言葉は重みを増す。

「お前には出来ねえって云ってるだろ。腹黒い部分は俺が引き受けてやるから…」

お前はそのままでいろよ、そう続けると、ヒロが驚いたように黙った。

いつまでも待っているから、と言われて、嬉しくなかったはずがない。
村に来い、と言われて、嬉しくなかったはずがない。

どちらも同じ重さで良いのだ、と許されて、嬉しくなかったはずがない!

そのヒロが放ったどちらの提案も、現実にするには子供じみている、と、一蹴することは容易い。
それはヒロにも解っているはずだ。
だが、子供じみているからと云って、選択肢に加える事すらせずにいることが、出来るだろうか?
こんなにも、心が躍るような非現実的な話を。
子供の夢物語だ、と一笑に付して、その実、つまらない現実的な夢を見るだけでいいのか。

ヒロの提案は、無限の可能性を、幾重にも示唆する始まりの一石だった。

いつも、何事にもとらわれないヒロの自由な思想には驚かされる。…良くも、悪くも。
自分には持ちえない、ヒロの柔軟性。
それが今は悔しいから、あえて言ってやる。

「バカ殿の方が、裏から操り易いからな」

その一言で、それまで意表を突かれていたようなヒロの表情は一変し、子供のように拗ねた。
そして、ぶすっと文句を言う。

「どーせ俺は、ミカの腹黒さには勝てませんよ」

「うるせえよ」

傷ついたふりして、さらっと何毒吐いてんだくれやがるんだコイツは、と睨んでみせると、
ヒロが笑った。

「ミカも俺のバカ殿っぷりには勝てないだろうしな。ま、引き分け?」

「あほか!勝たなくていいんだよ、そこは」

それにどっちかというと痛み分けだ。そんな事を口にしかけて、バカバカしくなる。
こんなバカを言い合あえる存在がいる。
手の届く現実に居る。
それが、昔の自分にとっては、気が遠くなるほど非現実的な、別世界の話だった。

出会えたのは奇跡、けれど、奇跡を起こすのは自分自身。
自分という領域から一歩踏み出した時に起こる現象こそを、人は、奇跡と呼ぶのだろう。

「ミカちゃーん!ヒロー!」

丘の下から、自分たちを呼ぶ声がする。
出発の号令をかけるウイがいる限り、この旅は続く。自分はそれを望んでいる。

「行くぞ」

「おう」

下草を踏み越えて、彫刻から離れる。
髪をなびかせる風に枝を見上げれば、そこには不動の意思が咲き誇っていた。






選ぶべきものを選べない愚かさ。
それを知りながら選ばなくてはならない滑稽さが、これまでの自分の全てだった。

それを覆したのは、この地。

選ばれなかったものへの執着を捨てられず、選んだものを疎かにすることこそ、愚かなものはない。
選ばれていながら捨てられている存在の虚しさは、見るに耐えられない。

この不動の桜は、それを教えるように下界を見降ろしているようにも見える。

次にこの町を訪れた時、
俺はまだ、この彫刻群を「見事だ」と称える事ができるだろうか。

後悔のあまり、自分で選んだ運命そのものを見誤っていなければ、それで良い。
見誤ることなくいれば、その選択は後悔に苛まれていながら、ゆるぎない。

そう気付かせてくれたこの仲間は、変わらず傍に居るだろうか。

 

この先も続く旅に、誰かが、秘められていた重い心を吐き出した時、
それに何を言ってやれるだろう。

どんなことにつまづき、癒せない傷に苦しみ、救いの声さえも出せずにいる時に、
どうすれば、その重みから解き放ってやれるだろう。

旅は翼、その羽を力強く羽ばたかせるために、誰一人欠けてはいられない。



そうだ。

その為の旅だ。

もうこれは、侯爵家を飛び出した自分の為の旅じゃない。
同じ翼に乗る仲間に、自分の心を与えられる言葉を探す旅だ。


今、自分だけの言葉を探す旅が始まる。


 

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石の町3

2010年05月28日 | 8章 石の町
ヒロ 「何、って、ラボオのじーちゃんの、…幽霊?だよな?」

ウイ 「あれっ?ヒロも見えるんだ。ミオちゃんは?」

ミオ 「い、いえ、私は何も…。ご、ごめんなさい」

ミカ 「よし!



  

彼らに見えるものと見えないもの、の話。(ここらでハッキリさせておくか)
ちょっと小難しいので、興味のない方は読まなくても全然、オッケイ!

まず。
女神の果実は、…見える。
貰ったり譲ったり食べちゃったりするくらいだから。

天使とか魂とか妖精とかは、見えない。
霊感の強い人とか純粋な子供とかはたまに見える事もある。

これが基本です。
で、これを踏まえてまして。

食べられちゃったあとの女神の果実は、多分、他の人には見えないと思うんですよ。
胃の中で消化されちゃったものが、復活しているわけですから
かなり理に反している。

つまり、
食べられる前の果実は実体、復活した果実は霊体(天使体?)のような扱いです。

ここの世界観に限って。

で、その霊体の果実がどうしてミカやミオにも見えているかと云うと
ウイと一緒にいることで、
少しづつ天使のオーラが彼らにも影響している、というように考えられます。
果実は小さいのでかなり初期段階から見えてます。
そのうち、ミオとミカも幽霊が見えるようになるはずです。

ここの世界観に限って。


…なんでこんなどーでもいいことを考えているかと云うと。

この先、彼等はもっとすごいものを見ないといけないので!!

これが見えなくちゃ、完全にウイの独り芝居、という悲しいことになってしまう(汗)
なんてことを真剣に、辻褄合わせるために考えていたのでした。

あ。
ヒロが見えるのは、もともと霊感が強いからです。
(ウイといることでさらにパワーアップ)

なんでヒロだけ霊感が強い設定になってるかというと
最初はヒロが主人公だったので、妙に主人公寄りになってしまうんですよね…
(ウイとヒロ、キャラがややかぶりなのはその為。ふたりとも格でいえば主人公キャラ)

2周目はヒロを主人公で初めても面白かったかもしれない、と
最近思う。
(ので、機会があればマンガにしてみてもいいか、とも思う困った人)


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石の町2

2010年05月27日 | 8章 石の町
ヒロ 「なんでみんなあれを食べちゃうかなあ…」

ウイ 「人ってグルメだよね~」



  

石の町。

この、女神の果実収集「ラボオの章」(と勝手に命名)は、なんというか
とくに世界を脅かす事件性もなく、誰に迷惑をかけているでもなく、

単に、ラボオじいさんの思い出にズカズカと踏み込み、ズカズカと出てきた

という印象しかなく、
これでボスが果実に操られたラボオじいさんだったら
戦うことも申し訳ないような気になるよなあ、と思っていたので
内心、ちょっと救われた感じです。
(それはそれで変な感想なんですが)

そんな具合に、ちょっと感傷的になってしまう石の町なので
完結編は、SSになります。

この町を訪れた彼らが何を思い、何を得たのかは文章で補完です。とほほです。

勿論ストーリー的には読み飛ばしていただいて完全に問題ありませんから
ご安心を。


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石の町1

2010年05月26日 | 8章 石の町

ヒロ 「え?なに!?皆、何してんの?」

ミオ 「すっ、すみません!私が童話の話をしたばっかりに…

ミカ 「…いや、あれは誰でもそういう流れだと思うだろ

ウイ 「うんうん、あの一瞬、全員の心は一つになれたと思うよ?」



  

普通に、ラボオさんの作品だと思うには壮大すぎませんか?村まるごと彫刻作品!!


女神の果実がらみで、絶対ラボオさんがエラフィタ村を石にしちゃったんだと

信じていたんですよ!!

ごめん、ラボオのじーちゃん。変な信じ方して。

でも、変な裏切られ感で相殺されたと思っていいか、ラボオのじーちゃん。



魔王が村や町を石化してしまうのはファンタジーではよくあることですが。

宮部みゆきのICOを思い出す。石の町。



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ビタリ山6

2010年05月25日 | 8章 石の町


ミオ 「ヘルマーさん、あのまま放っておいて大丈夫でしょうか」

ウイ 「ん~、一休みしたら自力で下山する、って云ってるけどさ…」

ヒロ 「あんな崖っぷちで一休みされちゃ気が気じゃないよな?」



ゲームをやってない人には、さっぱりハテナ?な感じかもしれませんが
ゲームをやってる方も、なんでこんな所に居るのこの人?って感じで、
全てが、さっぱりハテナ?ですよ。

えーと。

頂上について、石碑で「墓」宣告された直後に(というか、画面的には直前に)
崖っぷちで倒れているヘルマーを発見した時は、

うひー!ラボオじーちゃーん!!

って焦りましたけども。ええ、無駄な人違いでしたけども。



なんの関係もないただの生き倒れヘルマーは今日も崖っぷちで

寝返りをうったら一巻の終わり。

的な、超スリルを味わうことで生きていることを実感しているとかいないとか。

(実はグランゼニウスだった、とか云わないよね?)



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ビタリ山5

2010年05月24日 | 8章 石の町


ヒロ 「なるほど、この山全部がラボオ美術館なわけだ」

ウイ 「作品と野性との調和がテーマなのかな」

ミカ 「野性味あふれすぎだろ…」



頂上まで行くと、それまでのツタ上りや、綱渡りがうそのように

いきなり立派な橋がかかってたりする

ので、ああまだ道の設備は建設中なのか、と納得したりもしたんですけど。

(山の上から工事着手)

志半ばで(?)クロエばあちゃんが登ってきたりする…

お年寄りなのに。あの山道を。





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仲間呼び

2010年05月23日 | DQ9 4コマ劇場


ヒロ 「違う!違うよ?!ちゃんと仲間はいるんだよ!?ちょっと遠くにいて聞こえないだけだよ?
    いつもちゃんと来てくれるんだよ?!ほんとだよ?!俺、さびしい人じゃないよ?!」


ミオ 「ヒロくん、遅いですね」
ウイ 「どこまで釣りに行っちゃったんだろうね?」
ミカ 「子供じゃねえんだから、釣れなくても適当にきりあげて帰ってこい、っつうんだよ」

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ラボオ

2010年05月20日 | DQ9 らくがき


怪物じじい(ミカ談)、のラボオ。ウイたちの想像図。
とくに需要もなさそうな筋肉じいさんを嬉々として描いてしまった…。

個人的なイメージとしては、
赤ずきんチャチャのリーヤのおじいさんが結構ぴったりくるんですけど…。

…って、解る人にはもうお解りかもしれませんが
管理人がこの4コマを描く上で、一方的に師匠と崇め、この上なく崇拝しているのは

「赤ずきんチャチャ」なのでーす!!


どーして完結してしまったのー(涙)

ジャンプでいうところの「こち亀」並みに100巻越えしても
全然余裕なマンガだったのに…、とかなり残念に思ってたりします。
少女マンガはそのへんシビアなんですかね…?(いや、諸事情はしらないですよ?)
今でも、頻繁に読み返して楽しむマンガの一つです。

頻繁に読み返す、といえば、「小坂理絵」さんもその一人。
長年培ってきた作品への情熱は冷めることなく、今でも煮えたぎって、活火山と化してます。
(好きすぎて年に何度も噴火する)


…って、ラボオさんのイラストでなんで少女マンガを語ってるんでしょうか!

色々、語りたいマンガはあるものの…
自粛、自粛。



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ビタリ山3

2010年05月19日 | 8章 石の町


ヒロ 「ミオちゃんは俺がおんぶして渡ろうか?」
ミオ 「エッ!エエッ!?そ、そんなっ」
ウイ 「あ、恥ずかしいなら、ウイがおんぶしてあげるよ!」
ミオ 「い、いえ、あの、その、いえ、そういう事では」
ヒロ 「じゃあ、俺はミカをおんぶしよーか?」
ミカ 「いらねーよ!お前の世話になるくらいなら落ちたほうがましだってんだよ」
ウイ 「あ!じゃあ、ウイがミカちゃんをおんぶしたらいいんだよね」
ミカ 「よくねーよ!」

…こんなやりとりもあったんですが…割愛。

おそるべし、ロープ一本綱渡り。
な、なぜ、こんなことに?
ビタリ山は、本当にラボオさんの所有物で、公共の吊り橋とかがかかってると変だから?
でも本当に所有物なら、むしろ職人呼んでつり橋を掛けるよな?
だいたい、あの1本のロープ(というかツタ?)はどうやって渡したんだ?
モンスターじいさんなみに、キメラとかに手伝ってもらったのか。
だったらいっそ吊り橋つくってもらいなよ、ラボオサン。

とか、色々いちゃもんつけたくなるくらい、
ウイたちは(というかミカとミオが)、この1本を渡る渡らないで大騒ぎですよ。
(カラコタ橋の洗濯物渡しも物議をかもし出すところですが、あれは渡らなくても問題はないので)


ここ最近、色々立て込んできて
「小さな遠慮はおおきにご無用!一日1ページかもね?天使ツアーズ」の
キャッチフレーズがぐらんぐらんです。
もうしわけない。
(暇ができれば穴あきのところは、しれっと偽装しておきます)



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ビタリ山2

2010年05月16日 | 8章 石の町




ヒロ 「CM出演依頼こないかなあ」
ウイ 「もっとマッチョになったらくるかもね?」


CMに出たいが為にヒロがもっとマッチョになるかどうかはともかく。

ビタリ山では要所要所で、この合言葉を掛け合いながら登りました!
過酷な道、多すぎですもの…。
(ウイが険しい崖もへっちゃら登れるのは天使だからです)

というわけで、次回も過酷ネタで。


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滝修行

2010年05月15日 | DQ9 らくがき


ビッグモアイです。

このモンスターは、見るたびに、どーっしても!

セラヴィー先生を思い出さずにはいられません!



…えー。
セラヴィー先生って誰よ?と思われた方の為に説明いたしますと。
赤ずきんチャチャというマンガに出てくるキャラクターです。

別にセラヴィー先生は、こういう顔ではないのですが(むしろ美形)
何故に思い出すかといいますと。
赤ずきんチャチャを読んでなくて、ネタバレはごめんだ!という人は、以下見ちゃダメですよ?




やっこちゃんがセラヴィー先生の巨大な頭にご飯を食べさせるエピソードがあるからです!

ただそれだけ、なんですが。

ビッグモアイを見るたびに、どーしてもどーしてもそのシーンが頭に蘇るので
もうこの顔はセラヴィー先生にしか見えません!というわけです!

だからどうした。

いや、どうもしません。失礼しました。

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天使御一行様

 

愁(ウレイ)
…愛称はウイ

天界から落っこちた、元ウォルロ村の守護天使。
旅の目的は、天界の救出でも女神の果実集めでもなく
ただひたすら!お師匠様探し!

魔法使い
得意技は
バックダンサー呼び

 

緋色(ヒイロ)
…愛称はヒロ

身一つで放浪する、善人の皮を2枚かぶった金の亡者。
究極に節約し、どんな小銭も見逃さない筋金入りの貧乏。
旅の目的は、腕試しでも名声上げでもなく、金稼ぎ。

武闘家
得意技は
ゴッドスマッシュ

 

三日月
(ミカヅキ)
…愛称はミカ

金持ちの道楽で、優雅に各地を放浪するおぼっちゃま。
各方面で人間関係を破綻させる俺様ぶりに半勘当状態。
旅の目的は、冒険でも宝の地図でもなく、人格修行。

戦士
得意技は
ギガスラッシュ

 

美桜(ミオウ)
…愛称はミオ

冒険者とは最も遠い生態でありながら、無謀に放浪。
臆病・内向・繊細、の3拍子揃った取扱注意物件。
旅の目的は、観光でも自分探しでもなく、まず世間慣れ。

僧侶
得意技は
オオカミアタック