オレガノさん家の四姉妹、長女のシオ(26)です。
彼女の事は、女傑!って感じで描いてますが、他人(特に妹たち)には絶対弱みを見せてはいけない!
っていう本人の覚悟がそうさせているだけで、中身は結構繊細なキャラです。
それを解っているのは今のところ父親だけということもあって、かなりのファザコン。
結婚相手も、父さんみたいな人がいいわ!って思ってるので、なかなか妥協できずにいます。
そういうわけで、若い頃から男性たちにはちやほやされていましたが、典型的な高嶺の花扱いで
いまだ独身。(本人も少しは気にしている。少しは。ええ、繊細なのでw)
冒険者としては、強敵と闘って名を上げるのが目的の武力派。
それに加えて、放浪している母の消息を掴みたい、という思いから各地に出かけて情報収集。
服ももちろん、父の手作り。
今、向かう所敵なし状態なので、髪はアップをやめて下ろしてます。(ちょっと薄毛が気になる年頃)
あ、双子とシオと、ペンダントを付けていますが、これは冒険者として一人前になったお祝いに、母が贈ってくれたもの。
(ミオはまだ母に会っていないので、次に再会したら贈ってもらうはず)
漢字のイメージは、志桜。ミオの漢字のイメージが美桜、なのは、シオが名前を付けたから。
女性社会の村のイメージは、宝塚。(と言っても私詳しくはないんですが)
それぞれの派閥があって、トップスターがいて、日々切磋琢磨している、という所でしょう。
シオは実力的にも年齢的にも、押しも押されもせぬトップスターとして君臨して長いので、お局様敵存在。
他のお局様は伴侶を見つけて村を出たり、村に戻って子供や若手の育成に忙しかったりしている中、
シオは頑なに、ミオが一人前になるまでは!(むしろ妹になら座を譲ってもいいというか)と
バリバリトップ張ってます。
実は、ミオの事が大事で大事で仕方ないのです。
母親不在がちの家で、双子と仲良くやってはいたのですが、やはり双子のもつシンクロ具合には
姉とはいえシオには太刀打ちできません。
双子のラブラブ状態である仲に入っていけなくて、疎外感をこれでもかと感じていたところにミオが生まれたので、
「私にはミオがいるもん!」と、ミオ一筋に愛情を注いでしまったのが、裏目に出てしまった感じです。
良かれと思ってミオにばかり構っていると、スパルタ教育に耐えられなかったミオには逃げ回られ、
それを追いかけ倒して双子には嫉妬され、嫉妬した双子がミオを苛め、苛められるミオは逃げ…の悪循環。
そういう頑迷なところを、父親は甘やかすばかりで、双子はからかうだけで、誰もいさめてくれません。
という意味では、シオのSSは、せっかくの年上キャラなのでウイたちを子供扱いする視点を書きたい!っていうのと
シオというキャラクターの内面の、欠点部分を書きたかっただけなのですが。
詰め込みすぎてめっちゃ長くなって、書いていて訳わかんなくなりました(゜Д゜;)アチャー
ので、もうこの際、志高くの話をさくっと1話で終わらせるために、父親との交流を書き足して完結。
で、完全にオマケの遊びとして、HeroicWomanを書き直しました。こっちは、とっちらかっていてまだ惨敗状態です。
惨敗ではあるんですが、今の私じゃ力不足だな、と思ったのでこのまま寝かせておきます(;'∀')
いつか構成しなおして引き算してスッキリさせたい!!という無念さを残しつつ。
シオにガツン!と言ってくれる人は、母親しかないので、母親が帰ってくるころまでには何とか
シオというキャラクターを手懐けておきたいなと思う次第であります!
完全脇キャラなのに手懐けないといけないとはこれいかに…