終戦の日・・・平和の訴え

8月15日、アジア・太平洋戦争の敗戦から78回目の記念日、日本共産党熊本市議団は熊本地区委員会と一緒に、平和についての訴えを行いました。
連日40度近くになる猛暑の日々が続いています。それでも熊本市中心部には多くの人が行き交っていました。
中心商店街の銀座通り、桜町の辛島公園の2カ所で行いました。

国内で300万人以上、アジア太平洋で2000万人以上の人々が犠牲となった戦争から78年が経ちました。
今、「新たな戦前」と言われるような状況です。
岸田政権は、安保3文書を閣議決定し、自衛隊が敵基地攻撃能力を保有して、海外の戦闘地域へ出ていくことを容認。一方、報復を想定した国内自衛隊基地の強化・シェルター化をすすめています。それは、核攻撃も予想したかのような内容になっています。
軍事費を5年間で43兆円確保する方針をすすめていけば、暮らしや福祉・教育等の予算が犠牲になっていきます。しかも、戦費調達のために、増税が待ち受けています。
こんな大軍拡、大増税は絶対に許されません。
世界で唯一の被爆国でありながら、世界では署名批准が広がっている核兵器禁止条約に背を向けている岸田政権の姿勢は厳しく問われます。
一刻も早く、日本の政府が核兵器禁止条約に参加すべきです。
長期化するロシアのウクライナ侵略では、ひとたび戦争が起こればなかなか収束しないこと、犠牲となるのは罪もない市民、そして子どもたちであることを、私たちは目の当たりにしています。
私たちが、侵略や戦争の現実から学ぶべきは、戦争をしない、回避するためにこそ、人類の知恵を集めるべきだると思います。
とりわけ、戦争はしない、軍備は持たないと世界に誓った「憲法9条」を持つ国として、日本が世界の中で平和外交をすすめる中心的な役割を果たすことこそ必要ではないかと思います。

日本共産党は、今年7月15日で党をつくって101年を迎えました。
戦前・戦後、ぶれることなく反戦平和を貫き、日本で一番長い歴史を持つ政党として、果たすべき役割が大きいことを痛感します。
平和な社会を築いていくためにも、私たちは、もっと日本共産党を大きくしていかなければと思っています。
財界やアメリカいいなりの日本を変え「国民が主人公」の社会へ、そして「平和」な社会になるよう、ひとりでも多くの方に日本共産党に加わっていただくことを呼びかけます。
どうか、ご一緒に！

安心できる年金制度へ・・・年金組合で支給日行動

8月15日は、年金支給日でした。
年金組合のみなさんと，年金制度の拡充を求めて支給日行動。
物価が上がるのに、年金が下がっていくという逆立ちを正していかなければなりません。
お盆ということもあり、街は県外からの旅行者も多かったと思います。
にぎやかな街中での行動に、今日は20人以上の参加がありました。
年金拡充の声を大きく広げていきましょう！
署名にも取り組んでいますので、ぜひご協力ください。
支給日の宣伝行動も引き続き行われますので、たくさんの方々にご参加いただきたいと思います。

「平和のメッセージ2023」・・・くまもと朗読研究会のヒロシマデー朗読会

8月6日、くまもと朗読研究会主催の朗読会「平和のメッセージ2023」が熊本市中央区で行われました。
会員のみなさんが選ばれたそれぞれの作品を朗読されました。
【朗読された作品】
・広島テレビ編「いしぶみ」から「爆発の瞬間」
・筒井茅乃作「娘よ、ここが長崎です～その日長崎は」
・絵本「さくらいろのハンカチ」から
・海老名香葉子作　詩「ババちゃまたちは伝えます」
・田島征三作「戦争賛成」
・長野ヒデ子作「NO　WAR！は私の根っこ！」
・葉祥明・絵、柳瀬房子・文「地雷ではなく　花をください」
・「戦争は女の顔をしていない」から　スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ作
・馬場朝子編訳「俳句が伝える戦時下のロシア・ウクライナ」より
・ウクライナ民謡「てぶくろ」
・馬場朝子氏の講話「俳句が伝える戦時下のロシア・ウクライナ」

戦争や被爆・平和などをテーマにした作品に思いの込められた朗読の一つ一つに、心から感動しました。
会場いっぱいの参加者の方々も同じような思い出いらしたのではないでしょうか。
このような平和の取り組みが、有志の方々によって、地道に続けられていることを大変うれしく思います。
ヒロシマデーの8月6日は、全国、あるいは世界中でさまざまな平和の催しがありましたが、主催する人、参加する人、見まもる人、それぞれに核兵器廃絶や戦争のない世界を願う声や思いが広がっていくことを願います。
私も、できることをより多くの人と取り組んでいきたいと思います。

　　

熊本市議会の9月議会日程が決まりました

2023年第３回定例会の日程が決まりました
８月４日の議会運営員会で、202２年度決算が報告される第３回定例会（９月議会）の日程が決まりました。
9月議会は、2022年度の決算が報告される重要な議会です。
決算を通して、市政の現状が見える議会となります。
本会議や委員会、それぞれに、ぜひ傍聴していただければと思います。
【日程】
９月４日 開会日・本会議
６日 一般質問 ①吉村（市民）②浜田（公明）③田中誠（自民）
７日 一般質問 ①山本（熊自）②上野（共産）③菊地（参政）
８日 一般質問　①山中（無所属）②田上（市民）③吉田（公明）
11日 一般質問 ①日隈（自民）②髙本（熊自）③村上誠（自民）
12日 一般質問 ①藤山（熊自）
　＊一般質問：①10：00、②11：10、③14：00
（一人の持ち時間は答弁含めて60分）
14日 予算決算委員会・総括質疑
15日 予算決算委員会・総括質疑
19日～ 常任委員会・予算決算委員会分科会（請願・陳情の趣旨説明）
25日 予算決算委員会・しめくくり質疑
27日 最終日・本会議（質疑・討論・表決）

＊請願締め切りは、９月４日（月）午後5時
＊陳情締め切りは、９月８日（金）午後5時
●本会議は、傍聴席で直接傍聴とインターネット視聴ができます。
●委員会は、市役所議会棟でのモニター傍聴とYouTube配信があります。

広島デーの8月6日、核兵器のない世界へスタンディング

広島に原爆が投下された「広島デー」の8月6日、熊本市中央区中心商店街下通入口で、「核兵器廃絶」と「日本政府の核兵器器禁止条約への参加」を求めて、署名とスタンディングを行いました。
8月4日からは、核兵器廃絶の共通目標として、広島・長崎を拠点に世界を回る国際共同行動「平和の波」も呼びかけられています。
原水爆禁止世界大会と「平和の波」の期間、ウィーンでは2026年NPT（核不拡散条約）再検討会議の第1回準備会も開催されます。
世界で唯一の戦争被爆国でありながら、核兵器禁止条約の署名・批准に背を向けている岸田政権。
被爆者の願いである核兵器のない世界へ、一刻も早く日本政府が核兵器禁止条約に署名批准すべきです。
この8月、核兵器の禁止と核兵器禁止条約への日本政府の参加を求める声を大いに広げていきましょう！