夫は、私が感じていること、私の想い、私の意見、私の親兄弟のこと、私の仕事のこと等全く無関心だった。結婚して始めの頃は私の話しも聞いてくれたこともあったし、私の会社で行われた大きなイベントを見にきてくれたこともあった。しかしそれは後から考えると、妻の周囲にはどんな人間がかかわっているか、という身辺調査みたいなものだったようだ。ある程度私のことを把握できると、それ以上に関心を寄せることはなかった。
私が職場の話しをすると、「そんな話しはつまらない」とあからさまに嫌がった。私が何かに対して意見を言うと、「そんな屁理屈言うな」「女は黙っていればいいんだ」と不機嫌な顔で答えた。
私が怪我をしても、風邪を引いても、無関心だった。むしろ咳き込んでいたり、よく鼻をかんだりしていると「うるさい」「耳障りなんだよな」と冷たい目を向けた。
私の祖母が亡くなったとき、遠方でありまた夫は全く会ったこともなかったので、私だけが葬儀に行った。そして家に帰ってきても、夫は私に「大変だったね」とか「どうだった」の一言もなかった。私が祖母の思い出などを話そうとしても「あっそう」と顔も向けずにテレビを見ていた。
私はただ寂しさをこらえてぽつんと立ちつくしていた。
しかし反面、夫が把握していない私の友人知人関係には過剰に反応した。例えば、家に電話がかかってきて夫がとる。相手は私を呼び出すが、夫は自分の知らない名前の人間だと私に受話器を渡しながら「どこの誰?」と聞いた。また、かかってきた電話に私が出て話しをする。そして相手が懐かしい友人だったりしてつい話し込んだりすると、夫はそばで「もういい加減に長電話はやめろ」とドスのきいた声をだした。そして私が電話を切ると、「どこの誰としゃべってたんだ」と執拗に聞いた。
私は自分で家の電話をとることが恐くなった。まず夫に相手を確認させたほうが気分的にまだましだった。そして、私は夫を安心させるため、日頃つき合いのある友人には必ず一度は家に遊びにきてもらった。そんな時、夫は愛想良く友人と話す。すると次回にその友人から電話があったときには、夫も愛想良く挨拶をして私に取り次いでくれるのだ。
夫はたまに私の職場に電話をかけてくることもあった。私は仕事中に同僚から「ご主人から電話」なんて言われると、何事かと思ってびっくりするのだが、いざ夫と話すと特に大した用事はないのだ。「あのビデオどこにしまった?」みたいなことだ。また、ある時私は他の会社に営業を兼ねた挨拶に行くため、普段の服装とは違うスーツを着て出勤した。そんな私を見て夫はきっと「今日はいつもと違う」と感じたのだろう。昼間、私の会社に電話をかけてきたのだ。夕方近くに私が営業を終え、会社に戻ると上司が「ご主人から電話があったけど外出してると言っておいたよ」と言った。私は「何か急用だとか言ってましたか?」と聞くと、「いや、そうですかって特に急ぎとは言わなかったけど」とのことだった。私は嫌な気分になり、そのまま家には電話せずに帰宅した。私はあえて夫に電話のことは聞かなかったが、夫も会社に電話したとは全く言わなかった。案の定用事なんて特になかったのだ。
そして私が一時歯医者に通っていたとき、なぜか夫はよくついてきた。予約はたいてい土曜日の午前か午後になる。そして歯医者は電車に乗って10分くらいのところにあったのだが、私が「歯医者に行ってくるから」と言うと「じゃあ俺も行くよ」とついてくる。そして私が歯医者に行くのを見届け、治療を受けている間は近くの喫茶店に入って待っているのだ。そして終わると一緒に家に帰る。その時特に会話もないのだ。私は当初、夫が私のことを心配してくれているのかと思っていたが、どうやら監視しているのでは?と感じ始めた。会社に電話したように、私が本当に歯医者に行っているのかを確かめているのではないだろうか。
極めつけは、夫が出張に行ったり、職場の忘年会などで夜遅い帰宅になったりする時、必ず電話を入れてきたことだ。例えば夫が土日泊まりがけで出張に行った日。私も仕事が休みだとわかっている夫は、まず土曜日の昼間に家に電話をかけてくる。私は夫がいないので、友人と外でお茶をしていたりするわけだが、その頃家の留守電には夫からのメッセージが入っている。「今出張先につきました。ホテルは○○に泊まります。」そして再度夜8時頃夫から電話がかかってくる。私が電話に出ると「昼間はどこに行ってたの?」と言う夫。「買い物してたんだ」「あ、そう。夕食は何食べたの?」「おいしそうなカレイの切り身が売ってたからそれを煮て食べたよ」「ふーん。じゃ、おやすみ」というやりとりをして終わる。
こんなふうに、夫は私を監視した。まるで自分が妻を見ていないと、悪いことをすると思っているように。私は夫が家にいないときにも、夫の存在に怯えるようになった。
ここでもし私が、夫がいないことを幸いと、友人と飲みに行ったり、長電話していたりすると恐ろしいことになる。
どんなふうに恐ろしいか…皆さん、きっともうわかりますね…。
私が職場の話しをすると、「そんな話しはつまらない」とあからさまに嫌がった。私が何かに対して意見を言うと、「そんな屁理屈言うな」「女は黙っていればいいんだ」と不機嫌な顔で答えた。
私が怪我をしても、風邪を引いても、無関心だった。むしろ咳き込んでいたり、よく鼻をかんだりしていると「うるさい」「耳障りなんだよな」と冷たい目を向けた。
私の祖母が亡くなったとき、遠方でありまた夫は全く会ったこともなかったので、私だけが葬儀に行った。そして家に帰ってきても、夫は私に「大変だったね」とか「どうだった」の一言もなかった。私が祖母の思い出などを話そうとしても「あっそう」と顔も向けずにテレビを見ていた。
私はただ寂しさをこらえてぽつんと立ちつくしていた。
しかし反面、夫が把握していない私の友人知人関係には過剰に反応した。例えば、家に電話がかかってきて夫がとる。相手は私を呼び出すが、夫は自分の知らない名前の人間だと私に受話器を渡しながら「どこの誰?」と聞いた。また、かかってきた電話に私が出て話しをする。そして相手が懐かしい友人だったりしてつい話し込んだりすると、夫はそばで「もういい加減に長電話はやめろ」とドスのきいた声をだした。そして私が電話を切ると、「どこの誰としゃべってたんだ」と執拗に聞いた。
私は自分で家の電話をとることが恐くなった。まず夫に相手を確認させたほうが気分的にまだましだった。そして、私は夫を安心させるため、日頃つき合いのある友人には必ず一度は家に遊びにきてもらった。そんな時、夫は愛想良く友人と話す。すると次回にその友人から電話があったときには、夫も愛想良く挨拶をして私に取り次いでくれるのだ。
夫はたまに私の職場に電話をかけてくることもあった。私は仕事中に同僚から「ご主人から電話」なんて言われると、何事かと思ってびっくりするのだが、いざ夫と話すと特に大した用事はないのだ。「あのビデオどこにしまった?」みたいなことだ。また、ある時私は他の会社に営業を兼ねた挨拶に行くため、普段の服装とは違うスーツを着て出勤した。そんな私を見て夫はきっと「今日はいつもと違う」と感じたのだろう。昼間、私の会社に電話をかけてきたのだ。夕方近くに私が営業を終え、会社に戻ると上司が「ご主人から電話があったけど外出してると言っておいたよ」と言った。私は「何か急用だとか言ってましたか?」と聞くと、「いや、そうですかって特に急ぎとは言わなかったけど」とのことだった。私は嫌な気分になり、そのまま家には電話せずに帰宅した。私はあえて夫に電話のことは聞かなかったが、夫も会社に電話したとは全く言わなかった。案の定用事なんて特になかったのだ。
そして私が一時歯医者に通っていたとき、なぜか夫はよくついてきた。予約はたいてい土曜日の午前か午後になる。そして歯医者は電車に乗って10分くらいのところにあったのだが、私が「歯医者に行ってくるから」と言うと「じゃあ俺も行くよ」とついてくる。そして私が歯医者に行くのを見届け、治療を受けている間は近くの喫茶店に入って待っているのだ。そして終わると一緒に家に帰る。その時特に会話もないのだ。私は当初、夫が私のことを心配してくれているのかと思っていたが、どうやら監視しているのでは?と感じ始めた。会社に電話したように、私が本当に歯医者に行っているのかを確かめているのではないだろうか。
極めつけは、夫が出張に行ったり、職場の忘年会などで夜遅い帰宅になったりする時、必ず電話を入れてきたことだ。例えば夫が土日泊まりがけで出張に行った日。私も仕事が休みだとわかっている夫は、まず土曜日の昼間に家に電話をかけてくる。私は夫がいないので、友人と外でお茶をしていたりするわけだが、その頃家の留守電には夫からのメッセージが入っている。「今出張先につきました。ホテルは○○に泊まります。」そして再度夜8時頃夫から電話がかかってくる。私が電話に出ると「昼間はどこに行ってたの?」と言う夫。「買い物してたんだ」「あ、そう。夕食は何食べたの?」「おいしそうなカレイの切り身が売ってたからそれを煮て食べたよ」「ふーん。じゃ、おやすみ」というやりとりをして終わる。
こんなふうに、夫は私を監視した。まるで自分が妻を見ていないと、悪いことをすると思っているように。私は夫が家にいないときにも、夫の存在に怯えるようになった。
ここでもし私が、夫がいないことを幸いと、友人と飲みに行ったり、長電話していたりすると恐ろしいことになる。
どんなふうに恐ろしいか…皆さん、きっともうわかりますね…。
予定していた用事を全てキャンセルして、
1日家出ゴロゴロしていました。
ウメさんは、いかがお過ごし・・・って、
ホラーな記事を更新してはったんですね(爆)
ウメしゃんの夫さんは、モラはもちろんの事、
素人ですし、専門的なことは分かりませんが、
サイコパスも思いっきり入っているように感じるのは私だけでしょうか?
>どんなふうに恐ろしいか…皆さん、きっともうわかりますね…。
はい・・・良く分かります(爆)
ウメしゃん・・・この書き方、すごく怖いよ(^^;
今日はもう骨身にしみる寒さでしたね~。
宇砂子しゃんのところは大雪ですか?
こちらは小雪がちらつき、あまりの寒さに
私も外に出ようという気がせず、
家の中でホラー小説を書いていました(爆)!
う~ん、やっぱりウチの夫ってかなり厳しいモラ?
このブログの題名変えようかしら。
『モラのハラワタ』『呪・モラ』『モラ墓村』…
何だかきょわ~い!!
でもね、私も思いましたよ。
この夫…人間?それともゾンビ?
次回はどんなふうに恐ろしかったのか
タネあかししますね~。。。。
二度の怖さが味わえますよ~…
きゃぁ~!もう逃げるが勝ち!?
宇砂子しゃん、私も怖いよ~
ちょっと塩まいてこようかな…(爆!)
宇砂子しゃん、一緒にいてね~(ガシッ)
ウメより
年齢はくっているけど、なんとかパソコンが
使えるのであちこち覗いているうちに
ウメさんのブログを見つけました。
で・・驚きました。うちの定年モラ夫とほんとによく似てるって・・。
「無関心と関心」これもおんなじ・・。
普段は無関心なのに夫がどっかに泊りがけで行くと、夜8時位に「今、部屋で寛いでいるところ・・。そっちは変りないか?・・。」
こっちは「え???」
だってここ何年も家庭内別居同然なのに・・。
うちのホラーは
私が買い物などで出かけた時間と帰宅した時間を、夫の手帳にしっかり書かれています。
しかも自転車で出かけたか、車で出かけたとかも・・。
これが毎日。
もう2年近くにもなるかな。
妻の何を監視しているんだろうね。
何にもないのに(笑)
うちは父がモラ夫でした
父親も普段は無関心なのに電話の相手や
出かける先を執拗に聞き、後をつけていたりしました
自分の知らない存在が凄く恐いのかもしれませんね
恐ろしく警戒心があるのかもしれません
確かにこわーいホラー映画のようですね
背筋が寒くなりました
よーにゃんさん、はじめまして!
モラハラ被害者同盟では、私もよくお世話になっていました。
私の夫の行動は私のせい?と思っていたら
実は全世界?モラ夫共通パターンということがわかり
すとんと腑に落ちました。
脱出後は複雑な感情に苛まれましたが
モラハラ同盟掲示板でたくさんの方にハグしていただき、
支えられて、穏やかなひとり生活を楽しんでいます。
それにしても、なぜこんなに
モラ・クローン化しているのでしょう。
どこのモラ見ても似たようなエピソードが…!?
私の夫も既に家庭内別居状態でも
電話ではマメに妻に連絡する夫でした。
こちらとしたら不思議としかいいようがないのですが。
しかしよーにゃんさんの夫さんは、
よーにゃんさんの行動を手帳に記録するところが
とってもホラ~ッ!?
記録してどうなさるのでしょう…
これもモラ独特の不安の現れなのでしょうか。
う~ん、謎。
よーにゃんさん、またモラ夫ホラー話を
一緒に笑い飛ばしてくださいね!
ありがとうございます~。
ウメより
☆ちっこさんへ
ちっこさん、こんばんは!
ちっこさんのお父様もですか~。
しかしモラはストーカーの素質ありすぎですね。
そうなんですよね。
うちの夫は自分の支配できない(目の届かない)妻は
我慢できなかったのでしょう。
常に自分の思う通りに妻を支配したいのです。
そして常に不安で他人が信用できないモラ。
やっかいな地球外生物ですね。
エイリアンですよ。いつ飛び出してくるかわからない。
も~、皆でホラー小説合作できますよ…。
ちっこさん、ありがとうございます。
怖いけどまた見に来てくださいね。
ウメより
同じような体験にコメントをしようと思ったら、同じ思いの人が・・・。
せめて留守の時にいつも出来ないことをしようとか、出かけようとか、それすらもままならないんですよね。
そしてはじめまして!
しろくまさんはまっち~さんのブログで
お見かけしておりました。
しろくまさんも同じような体験をお持ちですか…
恐るべしクローン・モラ!
ほんとに、夫が留守だからこそこれをしよう、
なんて思っていると、不意打ちでガツーンとやられますから…
モラ人って徹底して他人を信じられないんですね。
コメントありがとうございました!
ウメより