苦楽の彼岸~クサガメ飼育記~

2008年1月2日クサガメの飼育開始。
名前は「デカ長」と「ちび犬」。

他に生活や料理、山歩きのことなども。

1月13日。

2008年01月13日 | デカ長
いつも元気のいいデカ長。
「なんだこら!」


日光浴終了直後、水にもどしたばかりのデカ長。
「甲羅が乾燥してるから潜れない…」
プカプカ。


デカ長はよく食べ、よく遊んでいる感じだ。
とにかく隠れるって事を知らない。さすがにバッと驚かしたりすると頭を引っ込めるが、餌をやるとすぐ顔を出して食らい付いてくる。
慣れてしまうのが早そうだ。
ただ、日光浴が嫌いなのか、乾燥が嫌いなのか、とにかく日光浴中はどこかに必死でかくれようとする。脱皮中(とボクは思ってるのだけれど)と関係があるのだろうか。
水の中にいるときは首周りや手足が白くふやけてしまう。

1月9日

2008年01月09日 | 飼育の経過
以前からデカ長の右足や首筋が白くふやけてしまっていて、皮膚病か?!白カビか?!とおたおたしていたのだけれど、今日、明らかに「脱皮」であることが判明。
ぺろりと剥けた白い皮の下からきちんと奇麗な皮膚が。
あ~…良かった。
甲羅じゃなく皮膚の部分も脱皮するんだな。
そういえば買ってきた時はデカ長の方がちび犬より小さかったのにこの1週間で差は無くなってしまった。
確かにデカ長は1日中動きまくってるし、餌も1日2回レプトミン(小粒)を20粒くらいは食べるからな。
…それに比べてちび犬は臆病でひきこもりなんだよな。
餌もいつの間にかこっそり出てきて、ふやけて何粒か浮いているのをパクパクッと食べにくるだけ。こちらも気を使ってそ~っと追加で餌をやらなければならない。

性格の個体差ってかなり有るものなんだな。

ところで雌雄の判断なのだけれど、3年くらいたたないと分からないらしいのだよね。
でも、この臆病さ、不健康さって男っぽいよね。人間でも男の子って育つの難しいっていうしね。
ちび犬はどちらでもいいけど、デカ長は女の子だと少しかわいそうだな(雌っぽいけど)。

飼育環境など。

2008年01月07日 | 飼育の経過
 我が家に来て5日目。
当初はレプトミン(人工飼料)もなかなか食べず、ペットショップに居た時と比べれば元気も無く(ちび犬はマイペースで変わらず)、あれやこれやと迷う。
やはり冬で寒いから食欲や行動力が落ちているのかと水中ヒーターも入れていたが、さらに白熱灯で上からの暖房を試してみていた。
ただ、白熱灯でもたいして変化はなく、なんとなく元気がなかった。

試しに妻が白熱灯からもともと購入していた太陽光ライトへ変え(白熱灯の方が暖かいかなと思ってたから)、100円ショップで買ってきた断熱シート(お風呂シートなど)でゲージの正面以外(底面も)を包み(もちろん水かえなどしやすいよう張り付けたりはしない)こんでみた。
これにより、水温は24度の低目で一定していたものが最高で28度まで上昇するようになった。

するとどうだろう!
かなり活発に動き回るようになったではないか!
餌もがつがつと食べるように!
まったくなんて変化だろうか!
どちらが良かったのだろうか?温度変化?太陽光ライト?
とにかく元気になって良かった。

元気過ぎて疲れないよう心配だ。とりあえずは眠ることもよく出来ているので大丈夫だとは思うのだけれどもね。

ああ、親ばか。

【環境】
ゲージ:半透明のクリアケース(米びつともいう。軽く水かえに便利)
ゲージ保温材:100円ショップのお風呂保温シート
ゲージ蓋:アルミホイル
ライト:スパイラルの太陽光ライト(100V/20W)
陸場:ゲージ内の30パーセント
陸場材料:亀用砂利(底部からなだらかに)、15センチ角(薄さ3センチほど)の石
隠れ家:直径高さともに5センチほどの陶器の器(水中に半分埋めるような感じ)2個
ヒーター:10リットルサイズのヒーター(火傷防止のガードを取り付け)
水量:4センチほど(亀が直立すれば足が届くくらい)

餌は今のところ欲しそうな時にあげている(1日約2回)。楊枝の頭(折れるところね)サイズのレプトミンを1回に5~10粒ほど食べるようになった。
性格があるようでデカ長はとにかく動くのが好き。ちび犬は飯は食べるが引きこもり。
一応窓越しではあるが日光浴(保温無しで!やばい?)も1時間程度するようにした。

もともとデカ長の白カビ病疑惑もあるので、アクリノール液を塗布した後に日光浴(初日は白熱灯を点けて暖めつつ1日中してた)。
水かえは2日に1回程度でやっていこうかと思っている。





カメが気になってしかたがない!

2008年01月06日 | 飼育の経過
クサガメのデカ長とチビ犬はまだまだ小さく(甲長4センチほど)、また飼育の経験不足もあり何をどうしていいのかおろおろしている。
ケースはガラスの奇麗なケースだと亀の成長に合わせたサイズの問題など水の交換の不便さがあるため却下。将来的にも衣装ケースなどで代用していく方針。
今のところはまず登ることは出来ない高さの40センチほどのクリアケースに砂利を敷き、半分は陸地、半分は水(水深4センチほど)という形。光を避けるちょっとした洞穴付き。

冬だから水を適温に維持するためにヒーターが必要だそうなのだが、水中にもろに入れるタイプだと火傷しそうだったのでカバー付きのタイプを購入。
そしたらカバーをしているヒーターの上で寝やがるの。
カバーと言ってもヒーター部分からそう離れていないので熱を発した時に上で寝てたりしたら低温火傷なんかになるんじゃないかとヒヤヒヤする。
ヒーターの中には床に敷くタイプで水中で使えるものもあるのだけれど、水温を調節してくれるのかどうかが分からないので思案中。とりあえずは、火傷したらしたでその時考えるしかないかな。

デカ長の首のあたりに水カビっぽい白点があるのでグルコン酸クロルヘキシジン液を2滴ほど入れた500ミリリットルほどの風呂で薬浴させたあと、患部らしきところや皮膚の弱そうなところにアクリノール液を綿棒で塗布してみた。
(ただしグルコン酸クロルヘキシジンは副作用の心配もあるので今後は、いっそアクリノール溶液(極薄)での薬浴を考えようかと思う)
塗布した後、乾燥した環境でしばらく置いておく必要がありそうだったので日光浴がてら窓際(ガラス越し)に水なしのケースに入れ、白熱電灯で暖かさをたもちつつ放置。
夕方になり水有りのケースに移そうとしたら寝てるのかなんなのか、ほぼ硬直している状態。
あせったけれども、水に入れるとしばらくして泳ぎ出した。もしかして冬眠寸前だったのだろうか。

餌はテトラのレプトミンを与えているのだけれど、いまいち食い付きが悪い気がする。
しかしまあ、とりあえずは食べるので入手の簡単さや栄養のバランスを考えると、こいつに慣れさせるべきな気がする。
いきおいで買ってしまった乾燥赤虫には見向きもしてくれないことが判明。
ネットで調べてみるとレバーなども好きと書いているので気分がのったら与えてみるつもり。

まあなにせ家に来たばっかりだし、かわいいしで過保護度全開。
デカ長は元気で動き回るタイプだが小食ぎみ。
チビ犬はものすごくマイペースであまり動かないくせに餌食いは良い。

亀!飼育開始!

2008年01月06日 | 飼育の経過
亀を買ってしまった。
ゼニガメ(ニホンイシガメ)と思ってなにも考えずに買ってきたのだが、キール(背中の山状の線)が3本あるし、甲羅の模様からして「クサガメ」であるのだな。
知ってたのに忘れてた。どっちかといえば日本固有種の「ニホンイシガメ」を飼いたいなと思っていたので少し残念な気分。とくに成長してからのサイズがクサガメの雌(雌の方が大きくなる)なんかだと30センチを超えてしまうところが痛い(イシガメだと雌でも20センチくらい)。
しかし、まったく問題にならないくらいクサガメでも良いのも事実。クサガメの雄は大きくなるとメラニスティックといって、体が真っ黒になるという見た目のかっこよさのメリットがある。…オスだったらね。

でもまあ、とりあえずは小さくてかわいいんだな、こいつら。
ちなみに名前は、画像手前が「デカ長」、奥が「チビ犬」。
デカ長は甲羅に似合わず頭がでかいから。
チビ犬は少し気の弱いところなどのイメージが昔飼っていた柴犬の「チビ犬(これは犬の名前)」に似ていたため命名。

生き物を飼うのはあまり気のすすむことではないのだけれど(死別するときの悲しみとかね)、亀は大切に飼えばわりあい長命だし、鳴き声もないから。
それにしても愛くるしいものだねぇ。ムフフ。