苦楽の彼岸~クサガメ飼育記~

2008年1月2日クサガメの飼育開始。
名前は「デカ長」と「ちび犬」。

他に生活や料理、山歩きのことなども。

カメが気になってしかたがない!

2008年01月06日 | 飼育の経過
クサガメのデカ長とチビ犬はまだまだ小さく(甲長4センチほど)、また飼育の経験不足もあり何をどうしていいのかおろおろしている。
ケースはガラスの奇麗なケースだと亀の成長に合わせたサイズの問題など水の交換の不便さがあるため却下。将来的にも衣装ケースなどで代用していく方針。
今のところはまず登ることは出来ない高さの40センチほどのクリアケースに砂利を敷き、半分は陸地、半分は水(水深4センチほど)という形。光を避けるちょっとした洞穴付き。

冬だから水を適温に維持するためにヒーターが必要だそうなのだが、水中にもろに入れるタイプだと火傷しそうだったのでカバー付きのタイプを購入。
そしたらカバーをしているヒーターの上で寝やがるの。
カバーと言ってもヒーター部分からそう離れていないので熱を発した時に上で寝てたりしたら低温火傷なんかになるんじゃないかとヒヤヒヤする。
ヒーターの中には床に敷くタイプで水中で使えるものもあるのだけれど、水温を調節してくれるのかどうかが分からないので思案中。とりあえずは、火傷したらしたでその時考えるしかないかな。

デカ長の首のあたりに水カビっぽい白点があるのでグルコン酸クロルヘキシジン液を2滴ほど入れた500ミリリットルほどの風呂で薬浴させたあと、患部らしきところや皮膚の弱そうなところにアクリノール液を綿棒で塗布してみた。
(ただしグルコン酸クロルヘキシジンは副作用の心配もあるので今後は、いっそアクリノール溶液(極薄)での薬浴を考えようかと思う)
塗布した後、乾燥した環境でしばらく置いておく必要がありそうだったので日光浴がてら窓際(ガラス越し)に水なしのケースに入れ、白熱電灯で暖かさをたもちつつ放置。
夕方になり水有りのケースに移そうとしたら寝てるのかなんなのか、ほぼ硬直している状態。
あせったけれども、水に入れるとしばらくして泳ぎ出した。もしかして冬眠寸前だったのだろうか。

餌はテトラのレプトミンを与えているのだけれど、いまいち食い付きが悪い気がする。
しかしまあ、とりあえずは食べるので入手の簡単さや栄養のバランスを考えると、こいつに慣れさせるべきな気がする。
いきおいで買ってしまった乾燥赤虫には見向きもしてくれないことが判明。
ネットで調べてみるとレバーなども好きと書いているので気分がのったら与えてみるつもり。

まあなにせ家に来たばっかりだし、かわいいしで過保護度全開。
デカ長は元気で動き回るタイプだが小食ぎみ。
チビ犬はものすごくマイペースであまり動かないくせに餌食いは良い。

亀!飼育開始!

2008年01月06日 | 飼育の経過
亀を買ってしまった。
ゼニガメ(ニホンイシガメ)と思ってなにも考えずに買ってきたのだが、キール(背中の山状の線)が3本あるし、甲羅の模様からして「クサガメ」であるのだな。
知ってたのに忘れてた。どっちかといえば日本固有種の「ニホンイシガメ」を飼いたいなと思っていたので少し残念な気分。とくに成長してからのサイズがクサガメの雌(雌の方が大きくなる)なんかだと30センチを超えてしまうところが痛い(イシガメだと雌でも20センチくらい)。
しかし、まったく問題にならないくらいクサガメでも良いのも事実。クサガメの雄は大きくなるとメラニスティックといって、体が真っ黒になるという見た目のかっこよさのメリットがある。…オスだったらね。

でもまあ、とりあえずは小さくてかわいいんだな、こいつら。
ちなみに名前は、画像手前が「デカ長」、奥が「チビ犬」。
デカ長は甲羅に似合わず頭がでかいから。
チビ犬は少し気の弱いところなどのイメージが昔飼っていた柴犬の「チビ犬(これは犬の名前)」に似ていたため命名。

生き物を飼うのはあまり気のすすむことではないのだけれど(死別するときの悲しみとかね)、亀は大切に飼えばわりあい長命だし、鳴き声もないから。
それにしても愛くるしいものだねぇ。ムフフ。