ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

関東ふれあいの道(茨城)No.14 中央青年の家から旧田土部駅まで

2011年01月13日 | ウマさんの「はつらつ百人委員会」
2011年1月13日(木)


県南高齢者はつらつ百人委員会主催の「関東ふれあいの道(茨城)」を歩く
ウォーキングに参加した。
足かけ2年間をかけて茨城県の「関東ふれあいの道」18コース(全255Km)を歩こうというものである。
全コースを踏破し、コース毎に定められた撮影ポイントでの本人写真を送付すると、県から認定証が
交付されることになっている。

今回が18回目で、この日は、コースNo.14の中央青年の家 から旧田土部駅 までの
約15Kmを歩くものである。
永井バス停から中央青年の家までは、昨年6月24日に既に歩いているので、今回は
中央青年の家からのスタートとした。

今回の撮影ポイントは、「小町の里」の水車前が指定されている。


この日は、8時30分にゴール近くの国道125号線沿いの「山田うどん」に車4台が集まり、2台を残して
スタート地点の中央青年の家に向かった。
中央青年の家には、先に到着していた6名と合せ、全部で12名が集まった。
最初は難色を示していた中央青年の家であったが、「はつらつ百人委員会」主催の旨を告げると、
快く駐車場を提供してくれた。
”県主催”という共通点が受け入れられたようだ。


9時15分、ゴールの旧田土部駅に向けて出発だ。


しばらくは砂利を踏みしめながら山道を下る。


正面から浴びる太陽が眩しい。


開けた視界の先に、土浦市街と太陽に反射して輝く霞ヶ浦が見える。


付近に強烈な匂いが漂い始めた。
山中の一角に養豚場がある。豚の飼育が盛んな所である。
そういえば茨城県は養豚の数が全国一、と聞いたことがある。
それにしても、臭い!
豚がぎゅうぎゅう詰めにされている。これから出荷されるのだろうか?


30分余り山道を下ると、平坦な舗装道路に出た。
立派な道路だが、車は殆ど通らない。


茨城県企業局の県西水道事務所新治浄水場
新治地区の飲料水を供給している。霞ヶ浦の水を引いているそうだ。
ここで、いったん小休止。


出発して1時間5分、フルーツラインに出た。
そのまま真直ぐ「清滝観音」に向かう。


道端のお地蔵さんと石碑
この辺りには、このような石碑があちこちに見られる。
「清滝観音」に近いからなのだろうか。


清滝観音」の山門への石段を上る。


「清滝観音」の山門
坂東33観音霊場の第26番札所である。


本堂へのお参りの前に、祈りを込めて鐘を撞く。
芯を外したためか、何だか割れたような音色が境内に響く。


本堂へのお参りも済ませ・・・


山門を迂回して、次の目的地へ向かう。


朝日トンネル工事の真っ最中。来年3月15日に完成予定とのこと。
このトンネルが完成すればフラワーパークへはかなり便利になる。
そうなれば、この辺りの静かな佇まいも変わることになるのだろうか?


「向上庵」の参道
鬱蒼としているが、このくらいの方が却って風情があって良い、と言う人もいるかもしれない。


ひっそりと佇む「向上庵」本堂
お賽銭箱が見当たらなかった。珍しい寺である。


境内の梅の木には、早くも可憐な花が咲いていた。


向上庵は枝垂れ桜が有名だ。樹齢350年とのこと。
境内の一角に碑が建てられている。
石段の 古きをつくしみ 登るとき 頭上に咲くは 大樹の桜


見上げると、まさに大樹がそびえていた。
満開の枝垂れ桜を見たいものである。


向上庵を後にし、10分ほどすると「小町の里」に到着だ。


今回の撮影ポイント、水車小屋である。
以前はここから5分ほどにある小野小町の墓前であったが、最近になってこの水車小屋に変わったそうだ。
めいめい、記念撮影を済ませた。
「関東ふれあいの道」の記念撮影もこれが最後になる。
感慨深いものがある。


満開に近い梅を見上げ、『きれいだわねぇ』
宝筺山の南側山麓で日当たりが良いので開花が早いのだ。(小野小町の墓近辺)


東城寺」の山門が見えてきた。


迫力がある仁王像だ。
白っぽいのは埃である。


「東城寺」の参道は、木々が覆い被さるようで、昼でも薄暗い。
城のような石垣が続く。この先に城があるような錯覚を覚える。


最後の200段余の急な石段を登ると・・・


目の前に境内が広がった。
正面は本堂


広智上人坐像
鎌倉時代嘉禎三年(1237年)の作で、桧材の木造である。
上人は、慈愛の心をもって広く人々を救済し、あたたかく導いていたので、
後世広智菩薩と呼ばれ、東城寺再興の師と仰がれた、とある。
県有形文化財に指定されている。


お参りを済ませた後は、少し早かったが、昼食に。


昼食後、日枝神社に向かった。
帰りの「東城寺」の山門近くで犬がやたら吠えてうるさい。
カメラを向けると一層牙を剥きだして吠える。
何もしていないのに、可愛げのない犬である。


日枝神社は、毎年4月の第1日曜日に催される、”山王様流鏑馬祭”が有名である。


ここを流鏑馬の馬が走るのだが、矢を射るときは停まるのだ。
”逃げ回る大猿を確実に仕留める”のを目的とするため、馬を静止させて射るのだそうだ。


第一の矢を放つ場所。第三まである。


第一の鳥居から神社本殿を望む。
直線で300mほどはあるだろうか。随分と長い参拝道である。


日枝神社を過ぎて、田んぼの中を進む。
後ろの鉄塔が見えるところが宝筺山(小田山)


沢辺地区辺り


多様な姿を見せる宝筺山(小田山)
先端部は採石場になっている。


庭先に咲いた見事な蝋梅の花
周囲が蝋梅の甘い匂いに包まれる。


国道125号線に出た。
さすがに交通量が多い。


法雲寺
墓のような石がびっしりと建てられている。
異様な感じである。


ようやく「つくばりんりんロード」に出た。


間もなくゴールだ。
最後の直線を力強く進む。


宝筺山(小田山)が見守ってくれている感じだ。


14時ちょうど、旧田土部駅にゴール
出発して約5時間弱、ほぼ予定どおりであった。


「山田うどん」で何か温かいものを食べて行くことにしよう。
車2台を長時間停めさせてもらったせめてものお礼である。


この後、全員中央青年の家に移動し、次の最終回の集合場所を確認し合った。


『お疲れさまでしたっ!!』
次回の再開を誓い合い、それぞれの車で帰路についた。

関東ふれあいの道(茨城)も今回で18回目となり、残すところあと1回で、全コース踏破となる。
残っている最後のコースは、コースNo.9の西光院から旧真壁駅までである。
次回もしっかりと歩き、最後を飾りたいものである。


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