2009年11月24日(火)
常南トラベル(株)が主催する日帰りバスの旅「多摩御陵・高尾山ハイキング」に参加した。
今回は「健康ウォーキングの会」からは、会長と2人のみの参加である。
12月第2週には同会の「高尾山ハイキング」が計画されているので、今回下見を兼ねての参加ということになる。
40人乗りの大型バスは満席であった。
知人が11月中旬頃に申し込んだ時には既に満席で、断念せざるを得なかった、というから人気のほどが分かる。
守谷SAにて
首都高三郷料金所に入ったとたんにご覧のような渋滞だ。
いつものこととは言え、この渋滞は何とかして欲しいものである。
圏央道の完成が待ち遠しいが、「民主党」に代わって、完成はさらに先延ばしになりそうな雲行きである。
この日は、最初に「多摩御陵」に寄ることになっていたが、高尾山の人出を予想して、添乗員の判断で急遽高尾山に登ることになった。
高尾山ケーブルカー登山口に向かう参道はぞろぞろと人の列が続く。
ケーブルカー登山口前は大勢の人でごったがえしていた。
添乗員が切符を買っている間にケーブルカー乗車口に並んで待っているが、後から後から人が押し寄せてくる。
連休明けの平日でさえこの状況である。土日ともなれば想像を絶する混雑になるのだろう。
山上駅までは6分足らずとのこと。
通常は15分間隔での運行だが、この日は7分間隔のピストン輸送である。
並んで待つこと20数分、やっと乗ることができた。定員は70人ほどだろうか。
常南バスの客は既にバラバラ、全員は乗り切れていないようだ。
「かすみ台」からの眺望。
空気が澄んだ日は、都心の高層ビル群、横浜・江の島まで見えるそうだが、あいにく曇りの天気で名のとおり遠方は霞んでいる。
「かすみ台」を過ぎると、「たこ杉」がある。
道の邪魔になる根を切られそうになった杉が、一夜で根をぐにゃりと曲げたという言い伝えがあるそうだ。
人が触ったり撫でたりするのを防ぐためなのか、金網に遮られている。
高尾山薬王院の入り口「浄心門」
ここからは参道の両側に灯篭が並んでいる。
浄心門からほどなく、道が二手に分かれる。
左側の「男坂」を進むことにした。右側は「女坂」で、数百mで合流する。
108段の石段を登ってしばらくすると女坂との合流点に達した。
ところどころに紅葉が最後の彩りを見せる。
ケーブルカー山上駅から15分ほどで、「高尾山薬王院」の「四天王門」に到着した。
四天王門をくぐると天狗(山伏)の像が並んでいる。
高尾山は修験道根本道場として知られており、山伏修行が随時行われ、昔は山伏が深山幽谷に籠もって難行苦行を重ね、やがて高尾山の霊気と融合して、呪力、験力を体得して大先達となり、山伏の姿が天狗と同一視されることも多いのであります。(高尾山HP参照)
急な石段の上に厄除開運と書かれた鮮やかな朱塗りの「仁王門」があり、その先が本堂となっている。
朱塗りの仁王門とは一変して、荘厳な様式の「本堂」は線香の煙が立ち込めていた。
御本尊は、衆生を救済する徳を備えた仏神で、不動明王の仮の姿をした飯縄大権現(いづなだいごんげん)ということである。
さらに本堂左側に石段があり、本社へと続く。鳥居が構える。
真っ盛りの紅葉が美しい。
「本社拝殿」。高尾山の頂上へは本社拝殿の右奥の石段を進む。
「奥の院」と、奥の院の隣にある小じんまりとした「富士浅間神社」
10分ほど山道を進むと・・・高尾山の山頂(599m)に到着。
人・人・人である。
今までに山頂でこのような人出を見たことはない。
ちょうどお昼時のため、東屋も人でいっぱいである。
運良く空席を見つけたので、急いで確保し、昼食にした。
この日の昼食は、おにぎり2個と鮭・鳥肉・海老天・煮物など。
お腹が空いていたので美味しかった。
昼食も食べたし、時間もあるのでゆっくりとしたいところだが、席を探して右往左往している人に悪いので、席を譲って山を下ることにした。
ルートはいくつかあるが、4号路を下ることにした。木の階段が続く。
途中は木の根が多く、つまづいたりするので、注意が必要だ。
高尾山唯一の吊り橋を渡る。多少揺れる程度だ。
4号路は工事中で、階段を登ることになる。登りと下りは専用の階段になっている。
意外にきつく、後ろに人が続いていて立ち止まると迷惑をかけると思い、一気に登ったら足に堪えた。
再び「浄心門」に戻り、1号路に合流。
ケーブルカー高尾山駅・リフト山上駅を通り過ぎ、1号路を下る。
途中「金毘羅台」の見晴らし台を経由して高尾山口に向かうことにした。
まだ紅葉が素晴らしくきれいだ。
晴れていれば新宿方面まで見えるらしいが、この日は霞んでいて見えない。
12月中旬の例会頃ともなればくっきりと見えることだろう。
高尾山口に着き、バス発車までには時間があったので、名物の「とろろそば」(892円)をつまにビールで喉を潤した。
帰りに「多摩御陵」に立ち寄った。
多摩御陵は高尾山口から車で5分ほどだ。
ここには、大正天皇陵・貞明皇后陵・昭和天皇陵・香淳皇后陵の4つの陵が造営されている。
こちらは大正天皇のお墓。
こちらは昭和天皇のお墓
今回は下見を兼ねての参加ということだったが、残念なことに、その日はあいにく私的な用事で、参加できなくなってしまった。
「健康ウォーキングの会」の会員で、高尾山は初めてという人にとって、今回の報告が少しでも参考になれば幸いである。
事前に、毎週のように高尾山に登っているという同会のKさんに貰ったガイドMAPが、大いに役だったことを付け加えておきたい。
Kさん、ありがとう!!
”ウマさんの気ままなバスハイキングの目次”に戻る。
常南トラベル(株)が主催する日帰りバスの旅「多摩御陵・高尾山ハイキング」に参加した。
今回は「健康ウォーキングの会」からは、会長と2人のみの参加である。
12月第2週には同会の「高尾山ハイキング」が計画されているので、今回下見を兼ねての参加ということになる。
40人乗りの大型バスは満席であった。
知人が11月中旬頃に申し込んだ時には既に満席で、断念せざるを得なかった、というから人気のほどが分かる。
守谷SAにて
首都高三郷料金所に入ったとたんにご覧のような渋滞だ。
いつものこととは言え、この渋滞は何とかして欲しいものである。
圏央道の完成が待ち遠しいが、「民主党」に代わって、完成はさらに先延ばしになりそうな雲行きである。
この日は、最初に「多摩御陵」に寄ることになっていたが、高尾山の人出を予想して、添乗員の判断で急遽高尾山に登ることになった。
高尾山ケーブルカー登山口に向かう参道はぞろぞろと人の列が続く。
ケーブルカー登山口前は大勢の人でごったがえしていた。
添乗員が切符を買っている間にケーブルカー乗車口に並んで待っているが、後から後から人が押し寄せてくる。
連休明けの平日でさえこの状況である。土日ともなれば想像を絶する混雑になるのだろう。
山上駅までは6分足らずとのこと。
通常は15分間隔での運行だが、この日は7分間隔のピストン輸送である。
並んで待つこと20数分、やっと乗ることができた。定員は70人ほどだろうか。
常南バスの客は既にバラバラ、全員は乗り切れていないようだ。
「かすみ台」からの眺望。
空気が澄んだ日は、都心の高層ビル群、横浜・江の島まで見えるそうだが、あいにく曇りの天気で名のとおり遠方は霞んでいる。
「かすみ台」を過ぎると、「たこ杉」がある。
道の邪魔になる根を切られそうになった杉が、一夜で根をぐにゃりと曲げたという言い伝えがあるそうだ。
人が触ったり撫でたりするのを防ぐためなのか、金網に遮られている。
高尾山薬王院の入り口「浄心門」
ここからは参道の両側に灯篭が並んでいる。
浄心門からほどなく、道が二手に分かれる。
左側の「男坂」を進むことにした。右側は「女坂」で、数百mで合流する。
108段の石段を登ってしばらくすると女坂との合流点に達した。
ところどころに紅葉が最後の彩りを見せる。
ケーブルカー山上駅から15分ほどで、「高尾山薬王院」の「四天王門」に到着した。
四天王門をくぐると天狗(山伏)の像が並んでいる。
高尾山は修験道根本道場として知られており、山伏修行が随時行われ、昔は山伏が深山幽谷に籠もって難行苦行を重ね、やがて高尾山の霊気と融合して、呪力、験力を体得して大先達となり、山伏の姿が天狗と同一視されることも多いのであります。(高尾山HP参照)
急な石段の上に厄除開運と書かれた鮮やかな朱塗りの「仁王門」があり、その先が本堂となっている。
朱塗りの仁王門とは一変して、荘厳な様式の「本堂」は線香の煙が立ち込めていた。
御本尊は、衆生を救済する徳を備えた仏神で、不動明王の仮の姿をした飯縄大権現(いづなだいごんげん)ということである。
さらに本堂左側に石段があり、本社へと続く。鳥居が構える。
真っ盛りの紅葉が美しい。
「本社拝殿」。高尾山の頂上へは本社拝殿の右奥の石段を進む。
「奥の院」と、奥の院の隣にある小じんまりとした「富士浅間神社」
10分ほど山道を進むと・・・高尾山の山頂(599m)に到着。
人・人・人である。
今までに山頂でこのような人出を見たことはない。
ちょうどお昼時のため、東屋も人でいっぱいである。
運良く空席を見つけたので、急いで確保し、昼食にした。
この日の昼食は、おにぎり2個と鮭・鳥肉・海老天・煮物など。
お腹が空いていたので美味しかった。
昼食も食べたし、時間もあるのでゆっくりとしたいところだが、席を探して右往左往している人に悪いので、席を譲って山を下ることにした。
ルートはいくつかあるが、4号路を下ることにした。木の階段が続く。
途中は木の根が多く、つまづいたりするので、注意が必要だ。
高尾山唯一の吊り橋を渡る。多少揺れる程度だ。
4号路は工事中で、階段を登ることになる。登りと下りは専用の階段になっている。
意外にきつく、後ろに人が続いていて立ち止まると迷惑をかけると思い、一気に登ったら足に堪えた。
再び「浄心門」に戻り、1号路に合流。
ケーブルカー高尾山駅・リフト山上駅を通り過ぎ、1号路を下る。
途中「金毘羅台」の見晴らし台を経由して高尾山口に向かうことにした。
まだ紅葉が素晴らしくきれいだ。
晴れていれば新宿方面まで見えるらしいが、この日は霞んでいて見えない。
12月中旬の例会頃ともなればくっきりと見えることだろう。
高尾山口に着き、バス発車までには時間があったので、名物の「とろろそば」(892円)をつまにビールで喉を潤した。
帰りに「多摩御陵」に立ち寄った。
多摩御陵は高尾山口から車で5分ほどだ。
ここには、大正天皇陵・貞明皇后陵・昭和天皇陵・香淳皇后陵の4つの陵が造営されている。
こちらは大正天皇のお墓。
こちらは昭和天皇のお墓
今回は下見を兼ねての参加ということだったが、残念なことに、その日はあいにく私的な用事で、参加できなくなってしまった。
「健康ウォーキングの会」の会員で、高尾山は初めてという人にとって、今回の報告が少しでも参考になれば幸いである。
事前に、毎週のように高尾山に登っているという同会のKさんに貰ったガイドMAPが、大いに役だったことを付け加えておきたい。
Kさん、ありがとう!!
”ウマさんの気ままなバスハイキングの目次”に戻る。