ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

国会議事堂から皇居を巡る

2009年11月20日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2009年11月20日(金)

毎週金曜日に地元土浦市周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する「国会議事堂から皇居」を歩くウォーキングに参加した。


この日は、国会議事堂と皇居参観ということで、参加者は34人に上った。
常磐線「日暮里駅」で山の手線に乗り換える際、点呼を取るも一人Oさんの姿が見えない。
日暮里で降りなかったのか、それとも先に山の手線に乗って行ってしまったのか?


最終最寄り駅の「有楽町駅」でしばらく待つが現れない。止むなく出発。
 

紅葉半ばの日比谷公園を抜けて・・・


霞が関辺り


ほどなく国会議事堂正門前に到着。しかし、ここからは入れない。
ここは出口専用とのことで、裏に回るよう案内された。


永田町の総理大臣官邸が見える。
国会議事堂と目と鼻の先だ。


国会議事堂裏口に整列して待つこと暫し。
係りの人に案内されて中を見学させてもらうことに。


国会議員の出欠状況を示す登院表示盤。
議員が登院した際に各自ボタンを押して表示させる。
自分以外では押せない仕組みになっており、押すと黄色くなる。


この日開催されている衆議院各委員会の状態を示す表示盤。
どこで行われているのかや、開会・散会・休憩・流会などが一目で分かる。


議事堂の廊下は大勢の見物客や事務方、取材記者などでごった返していた。
いつもこんな状態なのだろうか?


民主党・無所属クラブの控室を示す木札が目立つ。


自由民主党の控室前には大勢の記者が集まっていたが、何事だろう。


衆議院本会議場
何枚か撮ったが全て手ぶれでピンボケ状態の大失敗作。
手ぶれ補正の効く新しいカメラを買うしかないかな?


衆議院側から参議院へ通じる長さ200mの廊下。
廊下は全て赤い絨毯が敷き詰められている。総延長4Kmとのこと。


外には高級ハイヤーがずらりと並んでいる。
 

国会議事堂は、現在垢落とし中でお化粧直しの真っ最中である。


議事堂をバックに記念撮影をし、「憲政記念館」に向かった。
ここでなんと、はぐれていたOさんとばったり。
国会で我々の行き先を聞いて先回りしていたそうで、良かった良かった。


憲政記念館」の中庭には憲政の神様」と呼ばれた尾崎行雄の銅像が建てられている。
「人生の本舞台」の碑には、”人生の本舞台は常に将来に在り”と刻まれている。


昼食は「霞ガーデン」のライスカレー、いやカレーライスだ。


サラダとコーヒーがついて1,000円は高いような気もするが、味は良く、肉も多かったので良しとしよう。


昼食後は、皇居に向かった。


桜田門


桜田門をくぐると丸の内の高層ビル群が目の前に。


二重橋(石橋)から見た皇居はやはり絵になる。
後ろに見えるのは伏見櫓。


桔梗門をくぐって皇居に入り・・・


窓明館で皇居案内のVTRを見せられて・・・


いよいよ皇居内を参観だ。
参観は事前許可制で平日に限られているにもかかわらず、この日は200人ほどが4列縦隊になって進む。


江戸城の遺構としては最も古いものに属する富士見櫓


宮内庁庁舎
昭和27年10月から昭和44年3月まではここの三階を仮宮殿として使用していた。


宮殿長和殿の東庭。
ここで正月新年と天皇誕生日の一般参賀が行われる。
一般参賀の際は事前申し込みは不要だ。


南庭
きれいに剪定された庭木が見事である。
刈り込みは全て手鋏で行うとのこと。


正門鉄橋の上から正門石橋を望む。
現在は鉄橋となっているが、江戸時代は木製で、古くなったために橋の上に橋を重ねたことから二重橋と呼ばれるようになった、とのこと。
現在は、正門鉄橋と正門石橋を合わせて二重橋と言う。


伏見櫓
三代将軍家光の頃、京都伏見城から移築されたと伝えられている。


正門鉄橋で折り返し、再び長和殿の前を通り過ぎて・・・


宮殿北門の黄色い絨毯は、内閣閣僚認証後の記念撮影の場でもある。


山下通り は、木々が生い茂って緑豊かな道だ。


蓮池濠
大輪の蓮の花が咲き乱れる夏季に訪れてみたいものである。


再び富士見櫓の前を通って・・・


桔梗門に戻り、自由解散となったので、当会としてもここで一応散会ということにした。
たまたま東御苑で天皇陛下御即位20年を記念した特別展を開催中ということで、揃って見て行くことにした。
これらの特別展示は23日まで開催されるとのことである。


三の丸尚蔵館
御成婚50年、御即位20年記念として、日常にゆかりの品々が展示されている。
ここは12月13日までの展示となっている。


各種装束が展示されている。


江戸城本丸跡前では、天皇陛下即位の際の「平成の大礼」が上映されている。


旧御料車。左が4人乗りオープンカーのロールスロイス。
右は8人乗りのニッサンプリンス・ロイヤル。
どちらも平成2年の即位礼の際に利用されたもの。


左から2号、3号儀装馬車用車両。天皇即位の際の儀式で乗車されたものだ。
28日(土)29日(日)の両日、東御苑二の丸で、午前11時と午後2時に「御即位20年記念儀装馬車運行」が行われる。


儀式の中で荘厳な雰囲気を演出するために使われる旛類(ばんるい)がはためいている。
萬歳旛(ばんざいばん)の萬歳の二文字が鮮やかだ。


播州赤穂の浅野内匠頭の吉良上野介に対する刃傷事件があった「松の大廊下」跡。
赤穂浪士の討ち入りはあまりにも有名。


防御を兼ねて石垣の上に設けられた長屋作りの倉庫「富士見多門
鉄砲や弓矢などが納められ、戦時には格子窓を開けて狙い撃つことができる。
ちょうどこの下が「蓮池濠」になる。


石室
抜け穴とか金蔵とか諸説あるが、江戸城大奥納戸脇という場所柄から非常の際、大奥の調度品を納めた場所のようだ。


この後、大手門を通り、皇居を後にした。



この日は国会議事堂から皇居を巡り、東御苑の天皇即位20年特別展を見てまわったので、意外に歩いたウォーキングとなった。
18,000歩を優に超えていた。
心地よい疲れに誘われ、帰りの電車ではついうとうとと眠ってしまった。
荒川沖駅に着く頃には日もとっぷりと暮れていた。


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