テニスの虫 日記

テニス・トレーニング・その他もろもろについて書きます。

技術の上に戦略があるのか?戦略の上に技術があるのか?

2009-11-20 | テニス
技術の上に戦略があるのか?
戦略の上に技術があるのか?



さてどちらでしょう





















言葉から意味が分かりにくい面があると思いますが、
この2つを比べた場合、



どちらが基盤(ベース)として、
必要かという話です。







答えは、
「技術の上に戦略がある」
ですね。





将棋を例に例えるなら、
「王」意外の駒がすべて「歩」では、
戦略など何もないですね。




「王」意外の駒に「飛」「角」「金」「銀」
という駒(各々技術)があるから、



戦略を考えた勝負が成り立つわけですね。





テニスでも同様ですね。
技術があるから、戦略がある。




相手がクロスに打ってきたボールを、
ストレートに方向を変えて、
打つことができないと(技術がないと)、



戦略など、机上の理論になってしまいますね。





こういうことが分かっていますから、
ブログに紹介しているこの本も、


上級者向けの一冊と位置づけています。


試合に勝つテニス シングルス55の必勝法 (LEVEL UP BOOK)
杉山 貴子
実業之日本社

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ウィニングアグリーと違って、


効果的なボールの配給を具体的に説明する一方。


そのボールが打てる技術が無ければ
何にもなりません。



だから、
浅いボール、深いボール、振られたボール
などをコントロールして打球できる技術
をみにつける必要があるのです。



普段、漠然と練習していませんか



たとえば、なにげなくラリー練習とか。



悪くはないですが、
目的を明確にして、



たとえば、振られたボールをクロスにしっかり
返球する練習にするとかをしないと、



練習量のわりに、
上達しないという場合があると思います。



まずは、ショット練習ありき。
その次に戦略ですね。



今まで、戦略に赴きをおいて、
説明することが多かったので、



戦略よりも、前提としてあるものが
あるんだよということを



自分で見つめなおす意味でもこの内容を
書いています。



参考にして頂ければ、幸いです。



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