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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

FP1級は受ける方向で

2007-10-28 16:33:54 | Weblog
なぬ!?
Mいちさん、旧長尾街道に12月5日に出店かあ!
しかもHまるさんから200mもないとこで、なるほど、模様替えしたのは、出店を意識してたからなのかなあ。
今は不整地の更地しかないけど、1か月ちょいで、うどん屋の建物と設備ってできるの?

もともとのコンサル的な志と、不安定な事業環境へのリスクヘッジとお金に関係することを勉強しようということで、FP受けてますが、やっと2級の結果が出ました。

学科は合格してましたが、実技は不合格でした。
勉強ゼロでも、2級の合格水準近くは取れるとは思ってました。
実技もあと小問が1問でも合ってれば、合格できるとこまで行ってました。
たぶん、あと3~5時間勉強してたら通ってたと思う。
3級合格後トータル20時間勉強したうち、準備不足で、実技を捨ててかかっていたので、実技の勉強は5時間ぐらいしかできませんでした。

うどんジム、仕事に関係ないし近くに受験している知り合いもいないから、実技は学科に出ない範囲があるとか、計算を1円単位まで式を書いてやるとかさえ知らなかった。

日曜営業や引越しや新規事業の準備などがあり、見たことのない分野も多く残してしまい、2割ぐらい白紙だったので、来年1月に実技だけ集中すれば10時間ぐらいの勉強で合格、30時間やれば8、9割は取れると思う。

FPは知ってさえいれば、解けない問題はないと思う。
大げさに言えば、たくさんの人の電話番号を覚えるのと似て、知って覚えたらいいものばかりなんだけど、電話番号と違うのは、理解してたら忘れてもだいたいはできるってことでしょうか。

理解できるなら、1回本を読みさえすれば学科については終わりですが、4、500ページの本を1回はまじめに読まないといけない。
また、計算問題は、いちおう主要な問題については、2、3回解いておいた方がいいでしょうね。

もう1級もやっちゃうことにしました。
1級の準備で2級の範囲の勉強もしながら、2級の実技の直前に2級の範囲とレベルの問題で再確認する方針にしました。

1級は、口頭の試験があるらしいけどどんなんだろう?
たぶん、1級は100時間程度の勉強時間はいるんだろうなあ。
問題集みたら、数式が格段に複雑な様相をしてますね。

1級合格すると、受験ビジネスの方で、講師役ができるかもしれないので、FPの相談業務などが簡単にできそうにない今の状況からすると魅力ではあるかもしれない。

光フレッツまだかな?

2007-10-28 16:10:59 | Weblog
9月30日にNTT光フレッツの申し込みをしたのに、まだ、工事に1ヶ月はかかりそうです。
中央通沿いは、工事に警察だか国土交通省だかの道路占用許可がいって、それに1ヶ月はかかるらしい。
そんなNTTが全国でルーティンにやってるものの許可が1ヶ月とは。

新規事業準備がのんびりしてる事情は、そういうとこにも多少関係があったりします。

内臓疾患と筋力のトレードオフ

2007-10-28 16:01:05 | Weblog
自治体とか国の抱える問題には
内臓の病気のようなものと筋力の不足のようなものに分類されると思う。
たとえ話だからそんなにぴったりするはずはないんだけど、意味のある視点だと思う。

脳の問題や神経の問題みたいな言い方もありそうですし、筋力不足から内臓疾患になったり、その逆もあったりで完全に切り離せるわけもないのですが、大枠、内臓の病と筋力の問題になぞらえていいと思ってます。

うどんジムは多くの人と話してみて、そういう区別の概念がない人が多いように思う。
たとえば、大型店の進出でいろんな物が買えて便利かどうか、安く買えるかどうかなどは筋力のアップにはなると思います。
それによって、中小企業の倒産が続出したり、中心市街地が崩壊することは、地域の脳と神経と内臓にダメージを与えていると思います。

住民アンケートをして、大型店の進出についてアンケートを取るとおおむね進出を歓迎する意見が多いようです。
筋力のことしか見えない人ってのはかなりの数いるし、脳や神経や内臓の問題は見えにくかったり説明しにくかったりする。
中心市街地が崩壊すると、地域の教育水準が下がって、街に不良が増えたり、地域の長期的な問題を考える脳や神経に当たる機能がダメージを受けるというのは、上手に説明できる人が、関心の強い人の中でも少ないと思う。
商店街がさびれて、大型SCが幅を利かすと、不良が増えるって偏見じゃないの?
何の根拠があるの?
と思いませんか?

そういう論者の本がいくつか出ていることは知ってますが。

全国的に見ても、教育水準の高い大名城下町は、商店街もさびれつつもねばいような気がする。
にわとりが先か卵が先かですが。

少数の大企業や大型SCのような外部資本に一度依存すると、地域の頭脳や内臓が弱まるのかもしれないと思わんでもない。
その点、大名城下町は、地域の核が長い歴史を持っていて、地域の大きな舵取りに影響を与え続けてきた。
城下町型都市の商店街ってのは、大名の城下で商売してた人たちがつくった街が発展して、内外に優秀な人材を輩出し続けて来たものだから、国の政治や経済界にもそれなりに影響力のある人とつながりを持てるのかもしれない。

場所を選べば、もうちょっと上手に説明できると思うんですが、なかなかうまく説明できんですね。
うどんジムができたつもりになっても相手が納得してくれるかもわからんし。

世の中は値上げブームのようですね。 政府の役割

2007-10-28 15:38:31 | Weblog
さて、ついにうちにも小麦粉の値上げが卸しさんから突きつけられました。
なんぼとは言いませんが、4.6%アップです。
予想よりは上がり幅は小さかったけど、まあ、油も飼料も上がるし、来年もまたこれぐらい上がると言われているので、安心はできません。

さて、11月から、プロパンガスが1割以上上がるらしい。
これって、小麦粉の値上げ額よりも、うちの場合は大きい。
たぶん、短時間営業でバカ売れしてるとこ以外では、ガスの値上げ額の方が大きいお店が多いんではないでしょうか?
今回は、冬の燃料の高騰しやすい時期の前に値上げが来てるから、冬にもう一回大幅に上がって、高止まりする可能性が不気味といえば不気味です。

うちは、あまり賢いやり方ではないかと思いますが、値上げは可能な限り遅らせたいと思ってます。
うちはまだ3割ぐらい客数を増やしたいと思っているので、利益よりはまずは人気を落としたくない。
まあ、3年ぐらいは利益の出ないガマンの時期はあってもいいでしょう。
もちろん、3年しても利益が出ないかもしれないし、1年目から利益が出る方がいいに決まっているのですが。


さて、すごく強引に持っていきますが

政府の役割の最大のものは、富の再配分ではないでしょうか?
租税立法主義って学校で出ましたが、国会の最も原始的な役割は、税金の取り方を王様の好き放題でなくて、議会で公平に決めて下さいってもんだったと思う。

自由競争の優勝劣敗がそのまま、社会や市民生活に反映されるのではいかんから、再配分しましょうということで政府があって、田舎に道路をつくったり生活保護したり、本が買えない人も読めるように図書館をつくったり、同様にプールや体育館ができたりする。

でも、自由にやらした方が経済的にはいいことも多い。
で、どの辺で落としどころにするか。

貧困で、死ぬ人がいない程度に
貧困で、社会的に不適合な人が増えすぎない程度に
国民の不満がうっ積しない程度に
社会の構成員がある程度同じか近い目線で、社会のことを考えて協調してもいいと思える程度に
まあ、そういうような感じではないかと思う。

消費税は、逆進税だと言われますが、食料と燃料の上昇も、逆進税と似たとこがあると思います。
富の再配分には逆行していると思う。
まあ、いろいろ詰めて考えたり調べて話さないと出るとこで出てはしゃべりにくいと思いますが、食料と燃料の価格上昇による影響を緩和することは、富の再配分という公の基本的な役割から考えると、方法論はともかく国や自治体およびその関係者はよく考える必要があるような気はします。

あっ。
書き忘れたけど、近所のうどん屋で値上げするとこがまた出るらしい。

とにかく数えることは大事

2007-10-28 15:12:32 | Weblog
栗林公園の東門の前にT字の交差点があります。
この辺でうどんジムは、新規事業をする予定になってます。

想像では、朝は南行きよりも北行きの車が多く、夕方は逆になると思いませんか?
実際に、多くの人にそうだろうと言われます。

しかし、平日の8時代に信号待ちの車の数を数えてみると
南行きの信号待ちの台数の方が北行きよりも常に多く
だいたい、南行きが30台以上、北行きは20台を超えることがありません。

さて、ではこの時間帯に、南行きの交通台数の方が多いと言い切れるかというとそれもちょっとわかりません。
栗林公園の東門の南は信号機も少なく交通がスムーズです。
しかし、北側は中心市街地で、細かく信号機があります。
だから、中央公園の辺りから、縦に10台以上の車が発進しては止まりを繰り返すので、通行台数以上に信号で引っかかりまくるという仮説もありそうです。

とにかく、平日の朝夕の交通ラッシュのときは、うどんジムが数えた範囲では常に、南行きの信号待ちの台数が多いのです。
で、広告や看板をつけるにしても、ちょっと立ち寄ろうかを考えるにしても、単純に通る台数よりも減速した状態で、見てもらえることが大事だと思います。

夕方に関しては、北側のパークサイドホテルの前の交差点まで車がずっとつながった状態の信号待ちになってます。
これで、だいたい40台超の信号待ちです。
片側3車線なので、約150m×3で40台ということは、道路延長約10mに一台です。
だいたい、車一台が4、5mだし、バスや大型もときどきあるし、車間を一台が5mぐらい空けて止まってるのなら、まあ、そんなもんですかね。

信号待ちのときって、みんなけっこう、歩道側を見てます。
中央通の信号は、当然に多くの車をさばく必要があるので、青の時間の割りに赤の時間が短いのですが、縦に何台にもなってると、発信まで時間がかかることを見越して、けっこうゆったり構えてる方も多いように見受けます。
さて、内側の車線からも見える感じだといいのですが。
さすがに、内側の車線の方はその日に来るのは難しいでしょうが、広告や看板だけでもよく見えて、興味を引いてくれるとありがたいと思います。

こんぶの吸水でもそうだけど、数えたり量ることが大事

世の中のものは、ほとんど足し算と掛け算で成り立っていて
引き算や割り算は、現象の中の数量を算出するのには、あまり使わないでしょう。
その数量を具体的に使う段階になってくると引き割りも出てくるでしょうが、現場の把握にはあまり出てこないと思います。

たとえば、国道11号線の高松市内区間の自動車の渋滞によるC02排出量や燃料のロスの金額を暗算で概算するようなこともそう難しくはないし。
中央通の渋滞が一車線増えると、どの程度緩和されるか、その経済ロスの軽減はどの程度のものか、こういうことも大外れではない程度に、理論だって、現地で資料もなしに示すこともできるようになってくると思います。

ただ、1台の車が1分アイドリングしたらどれだけのロスが出るかという単価を数えたり調べたりしてないことには、これらの暗算はできません。
逆に単価のいろんなものを知ってれば、社会経験・現場経験や問題意識が増えるにしたがって、数えることを重視しない人からすると驚くような暗算をやってのけることができるようになると思います。

栗林公園の東門の前の信号待ちで、
南行きは、40台の信号待ち、北行きは7、8台ほどの信号待ちというときの交通量の差って、パッと見ほどの差はありません。
方や1分あたり、70台、方や45台ぐらいで、多いほうはずっと渋滞してる感じで、少ない方は、ずっとスムーズに流れてます。
これ、数えてない人が見たら、3、4倍は交通量に差があるように見えると思います。

で、だいたい、栗林公園前の通行台数は1日だいたい4万台ぐらいです。
11号の牟礼あたりで2万弱ぐらいでしょうか?
あっちは車線少ないけど。
いくつか、サンプルの道路の台数を知ってて、車線とラッシュ時の混雑具合を見てたら、ほとんどの道路の1日の通行台数はまあ参考数値になるぐらいは、見ただけでわかるようになると思います。

外れることってあんまりないんだけど、それでもときどき大外しになることはあります。
そうすると、そのケースなりの個別の要因が見えてきたり、外した理由を考えたり調べたりせざるを得なくなります。
数えない人と比べて、数学の問題を解いてる人と教科書を眺めるだけの人の力の差が出るのと同じようなことが起こってくると思います。

当店のうどん日和

2007-10-28 14:37:21 | Weblog
開業前や一年目に

「うどん屋は、真夏の暑い日にしっかりしたものが食べにくい日や
真冬の温かいものが食べたくなったり、弁当のような冷たくなるものが嫌な日に
調子がいいんじゃない?」

とよくいわれました。
うどん店全体でも、8月と12月が良いとは某コンサルタントに言われましたし、
うどんジムの知り合いで一番成功してるうどん屋さんも8月と12月がよく、梅雨と9月と1月中旬から3月上旬がよくないと言ってました。

うちの立地特性や駐車場の有無や土日型か否かなどによるので
はっきりしませんが、1年目は、知り合いのうどん屋さんの言ったこととほぼ一致しましたが、開業一年目だったので、最初の気候の良い3ヶ月が参考になりませんでした。

2年目になって、今年は、特別な猛暑だったので参考にしにくいのですが、
うちは、五月晴れとか秋晴れの典型的なさわやかな日が一番調子が良いような気がしてます。
特に、朝がそれなりに冷えて、昼になって気温が上がってベストに外に出やすいような日がいいように思います。

うちは自分で言うのもなんですが、評価は低い方ではないような気はしてます。
天気がいい方が遠くからでも自転車で来ようとか遠回りしてでも寄ってみようとか思ってくれて、行動範囲の広い日ほど商圏が広がってるような気がしてます。
去年段階は、雨が降った方が近場で済まそうと、近所のビルから大挙してくるかもしれないとかで、そういうことの影響がよくわかりませんでした。

また、行動範囲は気分にも寄るので、雨が降ってなくても、すっきり晴れているか曇っているかで、広がったり狭くなったりするような気もしてます。
これらはまだまだ仮説でこれから長い時間かけて検証されるものだと思ってます。

最近、近所の大きな会社の方が、県外からのお客さんを讃岐うどんの店に案内するときに、わざわざうちを選んでくれたなあと思うことがよくありました。
常連さんが、数人の出張の方を引き連れて、注文の仕方の説明をしているのを見ると、ちょっとうれしくなります。
遠方からのお客さんを案内するからと有名店に行かずにうちの方に来てくれてるのはかなりうれしいことです。

8月末ごろに、かなりややこしいライバルが進出してきたので、特に商圏が狭い日よりは広い日がうちには都合が良くなったと思います。

こんぶの吸水と生地延ばしの無酸素運動化

2007-10-28 14:16:46 | Weblog
うちは、毎日出汁に何グラムこんぶを入れているか。
秘密でもないけど、ここでは書きません。

ただ、出汁を火にかけてるときにいくら蒸発してるかを計算するときにに、こんぶや節やいりこがどれだけ水を吸っているかを知っておいた方がいいと思います。
これは、その後、出汁が開店時間中にどれだけ蒸発してるかを知る参考にもなり、煮詰まったのを調整するのにも役立つと思います。

うちは、出汁を火にかけているときに、こんぶが水を1.4リットルも吸っていることが判明しました。
これって、2倍や3倍どころじゃないし、蒸発量よりも多いと思います。
量ってみないと、せいぜい2、3倍ぐらいと想像しませんでした?
うどんジムはそうでした。

節やいりこを出汁から出すときにビニール袋に入れて重さを量ってみてください。
水が減った中のこんぶ、節、いりこの吸水、蒸発の比率を大雑把に知っておくことは絶対に損にならないし、いくつかの場面で応用が利くと思います。

うどんジムはつくり方はいくつかのお店や講習会で習って来ましたが、正直、もっと、手打ちであれ機会打ちであれ、システマティックな学習方法があるような気がしてました。

たとえば、生地を延ばすときに、呼吸の吸ったり吐いたりの数を考えたり指導したりしている人がどれぐらいいるでしょうか?

100m走の選手は、走ってるときに息を吸ったり吐いたりはしないと思います。
また、テニスの選手で声が出る人がいますが、下手な人は声は出ません。
インパクトの力の入れるとこと、呼吸が一致してることでしか声は出ないので、声が出る人に下手な人がいないのは間違いないでしょう。

基本は、声を出したり息を吐くときに力を出すのだと思います。

そうすると、生地を延ばすときも、できるだけ、息を吸う回数や大きく吐く回数は減らした方が良いと思います。

とくに、速く延ばしたり、生地が硬くて、一回のストロークに力がいる場合は、大きく1回息を吸って、細かく何度も吐き、また小さく吸って、また細かく何度も吐くようなやり方を考えるのが良いのではと思います。

麺棒を手元に引く動きで大きく鼻で吸って、細かく延ばしながら、10回ぐらい細かく吐く。
スーッ ハッ ハッ ハッ 4 5 6 7 8 9 10
さっきよりちょっと小さく スーッ ハッ ハッ 3 4 5 6 7 8
腹筋の緊張と呼吸と生地への力の伝わり方が一致するのがわかると思います。

こういうサイクルの繰り返しが速いのではないかと思います。
息を吸うときは体重も乗らないし、腹筋に生地に向けての力が入らないんです。
だから、呼吸の中で、吸う回数を少なくし、体重を乗せやすいストロークの比率を多くすると急ぎのときに役立つと思います。

厳しい修行をしたとこなら自然にできてるのかもしれませんが、脱サラでやってると、吸って吐いて、吸って吐いての普通の呼吸とあまり変わらないやり方でやってる方も多いと思います。

さて、麺棒を使ってるときの呼吸のサイクルに関するうどんジムのこの考えは世間様に向かって言えるほどのものかどうかはわかりませんが、自分の考え方がはっきりない方は、参考にしてみても良いのではないかと思います。