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東京&北京情報 ( ワイン/食べ歩き/音楽/映画などなど )

北京駐在中&日本でのワイン会・食べ歩き・音楽・映画などの情報満載!

東京情報 73 - Winemaker's Dinner Chateau Musar -

2013年03月02日 10時52分44秒 | メーカーズディナー / Wine Maker's Dinner
Fourseasons Tokyoの『ekki Bar & Grill』でレバノンのCh.Musarの
Winemaker's Dinnerが開催されました。


2年前に北京で行われたWinemaker's Dinnerで初めて飲んでから、大ファンになりケース買いしたワインです。
その時、WinemakerのSerge氏に『日本人はワインを沢山の知識で飲む。私のワインは、ぜひ、事前の知識無く、
レバノンワインなどと先入観を持たず、美味しいか、美味しくないかで判断してほしい。飲んでくれれば、
その美味しさが分かるはず!ワインはそういうものだ』
と言われました。 その時の衝撃は今でも覚えています! そして、本当に素晴らしいワインでした。
下の写真は北京での会で撮ったものです。


Ch.Musar は1930年にレバノンのベッカーヴァレーに設立。
紀元前4500年頃にフェニキア人によってワイン、ブドウが伝えられたレバノンは、夜の気温が低く、
夏と冬の寒暖差が大きいため、ブドウの生育期間が長いのが特徴。 Ch.Musarはレバノンで初めて
オーガニック栽培の認証を取得。 Ch.Musar Redは世界で高い評価を受け、Serge氏は英国でキャンター誌が
1984年から始めたMan of the Yearを世界で初めて受賞した有名人です。

さて、そのSerge氏と息子のMarc氏の挨拶で、Dinner がスタート!


『地中海のアペタイザー シェフのオリジナル’メゼ’ 
 3種のソースとピタブレッドと一緒に』
『Mezze Hummus,Baba Ghannouj, Tzatziki, Marinated Olives with Grilled Pita』


『自家製パン オリーブオイルと一緒に』
『Homemade Bread』 


『フォアグラのポワレ 林檎のキャラメリゼとピュレ
 蜂蜜とワインビネガーを煮詰めたガーリックソース&カルバドスソース』
『Sauteed Foie Gras Caramelized Apple, Honey and Wine Vinegar』


『サーモンのスパイス低温キュイ 香り豊かなエスカルゴバター』
『Slow,Baked Spiced Salmon with Escargot Butter』


『ラムロインとラム肉ムースのクレピネット包みロースト
 豆のトマト煮込みとタイム風味のジュ』
『Lamb Roast 'Crepinette' with Tomato Beans, Thyme-Flavored』


『パートフィロとシナモンとクルミの重ね焼き
 ヴァニラアイスクリームと季節のフルーツと共に』
『Baklava Double Vanilla Bean Ice Cream and Seasonal Fresh Fruit』


久々にSerge氏とMarc氏にお会いしました!


LAからちょっと帰国しているGさんもジョイン!


ワイン仲間のKさんも一緒に!


ワインは以下の5種類!
Ch.Musar Rose Obaideh, Merwah, Cinsaut 2008
Ch.Musar White Obaideh, Merwah 2005
Ch.Musar White Obaideh, Merwah 1999
Ch.Musar Red Cabernet Sauvignon, Cinsaut, Carignan 2005
Ch.Musar Red Cabernet Sauvignon, Cinsaut, Carignan 1998


相変わらず、どれも素晴らしいワインでした!
Serge氏とMarc氏から北京で撮った写真にサインをしてもらいました。


二人からは『Hikaru,ぜひレバノンにワインを飲みに来てください!』と言われました。
機会を見つけてぜひ、行ってみたいと思います! やはりこのワインは良いなぁ~!

















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東京情報 69 - Margerum Wine Company Wine Maker's Dinner at Union Square Tokyo -

2013年02月16日 12時21分52秒 | メーカーズディナー / Wine Maker's Dinner
カリフォルニアのサンタバーバラで最も有名な『WINE CASK』のオーナーでもあり、
『Margerum Wine Company』 のオーナーでもあるDoug Margerumご夫妻が来日! 
会場は、六本木MID TOWNのUnion Square Tokyo!!



『Union Square Tokyo』
港区赤坂9丁目7-4
03-5413-7780

お料理とワインは以下の通り!

『ビブとレッドオークのリーフレタスとグリエールチーズのサラダ』


こちらには『Sauvignon Blanc Happy Canyon Santa Barbara 2011』
価格も手頃で最近気に入っているワインです!
(当日のエチケットはUnion Squareのスペシャル版でしたが、撮り忘れたので通常バージョンを掲載します)


『フォアグラとジオール茸 百合根のシアード、ソーテルヌソース』


こちらには『Merlot Meat Friendly Happy Canyon Santa Barbara 2010』
まだ日本に正式には入っていないとの事ですが、とても美味しいメルローでした。


『青リンゴと新生姜で仕上げたキャロットリゾット』


『Margerum Pinot Gris American 2011』
写真を撮り忘れましたが、畑の石の香りをかいで、ピノグリを植えたとの事。
非常にミネラルと酸を感じるワインでした。

『松坂豚のグリル メープル風味の根野菜ロースト』


『Margerum M5 Santa Ynez Valley 2010』
Syrah Grenache Counoise Cinsault Mourvedre Genesisなどローヌ品種がてんこもり!


『Margerum Syrah Purisima Mountain Vineyard 2008』


ここで、Doug氏からスペシャルキュベ『AMARO』登場!


こちらは酒精強化ワイン!


デザートにバッチリ合いました!


今回はとても素敵な奥様も一緒でした。


とてもラブラブなお二人(笑)!


今週末結婚する友人の為に記念にサインまで頂きました!


素晴らしいワインとお料理!そして、Doug氏のお話を堪能させてもらいました。


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東京情報 37 - Paul Hobbs来日 Private Dinner -

2012年11月03日 11時29分06秒 | メーカーズディナー / Wine Maker's Dinner
『カリフォルニアで活躍されているPaul Hobbs氏が来日するので、一緒に食事をしよう』との
光栄なお誘いがありました。 この日は満月で東京タワーも綺麗!



場所はグランドハイアット東京のOAK DOORの個室!
やはり素敵なレストランですね。


『OAK DOOR』
Grand Hyatt Tokyo
03-4333-8784

Paul 氏は「ロバートモンダビ」の調査技師、「オーパスワン」のヘッド・エノロジスト、「シミワイナリー」副社長、
その後、「ピーターマイケル」、「ルウィス」、「ヴァンクリフ」などのプレミアムワインのコンサルタントなどを経て
1991年に遂に『ポール・ホッブス』を設立しました。 既にパーカーの100ポイントも取り、今やカルトワインの一つとして、
非常に有名になりました。

非常に素敵で美人な奥様と一緒に!


食事は以下の4品でした。どれも非常にクオリティーが高く、ワインに非常に合いました。

『桜でスモークしたサーモン、イクラ、フィンネル、ルビーグレープフルーツ、ラディッシュクリーム』


『ハモンセラーノ、柿、マンチェゴチーズ、スモークしたアーモンド、熟成バルサミコ酢』


『リブアイステーキ200g 3種のソース、マッシュポテト』
このステーキ、香り、焼き方、肉汁の質などとても美味しかったです!久々にステーキでうなりました...(笑)


『オークドア セレクションチーズプレート』


そして、ワインは以下の5種類!

1. Chardonnay Cuvee Agustina Richard Dinner Vineyard Sonoma Mountain -Paul Hobbs- 2008


2. Pinot Noir Lindsay Estate Vineyard Russian River Valley -Paul Hobbs- 2008


3. Cabernet Sauvignon Beckstoffer To Kalon Vineyard Oakville Napa Valley -Paul Hobbs- 2007


4. Bramare Marbec Vina Cobos -Marchiori Vineyard- 2008


5.Cobos Marbec Vina Cobos -Marchiori Vineyard- 2007


食事もワインも参加者の方々のお話も素晴らしく、非常に楽しい会でした!


お誘い頂いたMさん、有り難うございました!






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東京情報 23 - Winemaker's Dinner Inglenook -

2012年09月08日 12時03分03秒 | メーカーズディナー / Wine Maker's Dinner
カリフォルニア州ナパバレーのInglenookのGala Dinner が
Shangri-La Hotelで行われました。

『Piacere Ristorante』
Shangri-La Hotel Tokyo



このワイナリーは1880年にグスタフニーバムが設立し、1975年に映画監督のフランシスコッポラ氏が邸宅と畑を
購入してニーバム・コッポラ・エステートとして再スタート!2006年にルビコンエステートと改名。
2011年に念願のInglenookという商標権を取得し現在の名前となり、シャトーマルゴーの
ディレクターを務めていたフィリップバスコール氏を迎えて更なる品質向上を目指しているとの事。

今回来日したHeatherさんは何と仙台育英高校に留学していた事があり、その後、カナダの航空会社で客室乗務員を務めた後、
ボルドー大学でMBAを取得したという面白い経歴の持ち主。とても魅力的な方でした。

皆が揃う前にシャンパンで乾杯!
『Champagne Brut Reserve -Billecart Salmon-』


InglenookのHeatherさんとドライフルーツ輸入や神戸で高級ウエディングレストランを経営されているJさん、
インポーターのMさん、Sさん、友人のOさん、Aさんと一緒の席でディナースタート!


『手長海老とマスクメロン サンダニエーレハムのジェリーといくら』


『Blancaneaux -Inglenook- 2009』
こちらには、ルーサンヌ、マルサンヌ、ヴィオニエとう珍しい組み合わせの白ワイン


『ココアタリアッテ 鳩のラグー ジュニパーベリーとローリエの香り』


『Edizione Pennino Zinfandel -Inglenook- 2009』


『ハタのオーブン焼き イカとタコとほうれん草のトマトブレゼ』


『Cask Cabernet -Inglenook- 2009』


『ブルネッロ ディ モンタルチーノでマリネしたイノシシのロース 黒胡椒ソース』


『ビターチョコレートのシャーベット 季節のベリー ココナッツとピスタチオのソース』


『Rubicon -Inglenook- 2009』
さすが!でも若い!今は凄まじいパワーなので、10~15年くらい寝かせてから飲んでみたい一本!


Heatherさんの話もとても面白く、非常に楽しい一夜となりました。





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北京情報 295 - Winemaker's Dinner at Maison Boulud -

2012年05月13日 21時18分14秒 | メーカーズディナー / Wine Maker's Dinner
北京駐在最後のWinemaker's Dinnerに中国人ワイン仲間達と参加しました。



でも、最近の北京のタクシーはなかなかつかまらない!という訳で、今回はやむなく
おばちゃんが運転するバイクタクシーで移動! お尻が痛い...(笑)



この一週間はOpus Oneを含め、ナパバレーのほとんどのワイナリーが北京に集まったのではないでしょうか。
特にWinemaker's Dinnerが行われた日は、北京中の有名レストランは、ナパバレーのワイナリーに貸し切られました。



で、今回我々が出席したレストランは、NYの超有名『Daniel』の世界初支店『MaisonBoulud』!
以前も、ご紹介しましたが、やはり良いレストランですね。



『Maison Boulud』
東城区前門東大街前門23号
010-6559-9200



恵比寿にあるタイユバン・ロブションの様な感じの佇まい!

当日は、4つのワインメーカーがこのMaison Bouludで試飲会を開催。

私もCakebreadのオーナーと記念撮影!


当日、空いたワインは以下の通りです!

『Champagne Brut Classic -Deuts- NV』


『Chardonnay Reserve -Cakebread Cellars- 2008』


『Red Wine -Stephanie- 2006』


『Study in Blue -Waterstone- 2007』


『Merlot -Waterstone- 2008』


Merlot -Cakebread Cellars- 2008


『Cabernet Sauvignon -Meyer Vineyard- 2006』


『Cabernet Sauvignon -Moone Tsai- 2008』


皆楽しそう!



お料理もおいしかった!

『前菜の盛り合わせ』


『蟹肉ボール』


『サーモンのポシェ』


『ダックのロティ』


『牛肉の赤ワイン煮 空豆を添えて』


友人のZ氏とお茶の先生Mさんとの3ショット!


デザート1


デザート2


皆で記念撮影!


最後に入口の階段で記念撮影!


北京のWinemaker's Dinnerはやはり良いですね!














                            
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北京情報 279 - Winemaker's Dinner Michele Chiarlo at Grand Hyatt Beijinig -

2012年04月02日 08時37分28秒 | メーカーズディナー / Wine Maker's Dinner
ピエモンテの造り手Michele Chialo氏が、何とミッシェラン1つ星の『Ristrante Il Baluard』のシェフMarc Lanten氏を
引き連れてWinemaker's Dinnerを開催しました! こんな会に参加できるとは、やはり北京は素晴らしい!



場所は、グランドハイアットのイタリアンレストラン『 Da Giorgio 』

『 Da Giorgio 』
東城区東長安街1号東方君悦大酒店内
010-8518-1234 ex3628

最初にMichele氏よりワイナリーの説明がありました。威厳というか、オーラがバリバリでている感じ(笑)


まずは可愛らしい前菜の盛り合わせにGavi di Gaviを合わせて!


『Gavi di Gave Le Marne –Michele Chiarlo- 2010』


続く前菜は、『Asparagus, Poached Egg and Toma Cheese Fondu』


何でもない料理なのに黄身の半熟度がチーズとアスパラガスにとっても合うんです!ブラボー!


こちらの料理には少しランクアップした『Gavi di Gavi Rovereto -Michele Chiarlo- 2010』


続いて、魚料理へ! Tub Fishって何かと思ったらホウボウの事でした!
『Tub Fish,Chick Pea Panissa Studded with Olives』


こちらの魚料理には何とバローロが選ばれました! 意外や意外、結構なマリアージュでした。
『Barolo Tortoniano -Michele Chiarlo- 2007』


リゾットの登場!『Arborio Risotto with Yellow Pumpkin and Duck Ragu』
このリゾット、とんでも無く美味しいんです! カボチャの自然な甘みとダックのラグーが
こんなに合うとは! 驚きの一品! アルデンテ具合も最高! 


こちらの料理にはバルベーラを垂直で! 個人的には、98年の熟成したバルベーラが楽しめたかな。
本日のベストマリアージュ!
『Barbera D’Asti La Court -Michele Chiarlo- 2007』


『Barbera D’Asti La Court -MichelenChiarlo- 1998』


最後の肉料理は、『Beef Fillet with Milk Potatoes and Red Wine Sauce』


こちらは何とバローロのを垂直で! ワオ! やはりワインの王様! 98年でも
まだまだ若いという感じ! 後10年くらいしてもう一度飲みたくなる素晴らしいワイン!
『Barolo Cerequio -MichelenChiarlo- 2006』


『Barolo Cannubi -Michele Chiarlo- 1998』


いやぁ~、素晴らしいワインと料理で、満足満足!


Michele氏も笑顔になり良かった良かった(笑)!



最後のデザートのイチゴの一皿は、最近食べたデザートの中ではNo.1!!
甘さと酸味が素晴らしく、少し甘口のモスカートダスティにばっちり合いました!
『Strauberries and Valina Cream with Layered Crisp and Gelato』


『Nivole Moscato D’Asti –Michele Chiarlo- 2010』


シェフのMarc氏を囲んで!


料理人まで連れてくるだけあって、最近のWinemaker's Dinnerの中ではダントツの満足度!素晴らしい試飲会でした!







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北京情報 278 - Winemaker's Dinner Lynch Bages at Legendale Beijing Hotel -

2012年03月28日 07時54分27秒 | メーカーズディナー / Wine Maker's Dinner
この2週間、少々忙しく、しばらくブログが更新できませんでした!

さて、個人的にも大好きな『Lynch Bages』のワインメーカーズ ディナーが
金宝街のLegendale Beijing Hotel の『Da Giorgio』で開催されました。



このホテルは、外観も内装もこてこての欧州スタイル!ゴージャスです!
レストランの入口もこてこて(笑)



『 Petrus French Restaurant 』
北京励駿酒店 東城区金宝街90-92号
010-8511-3388



用意された席もゴージャス!



ワインも準備完了! いよいよスタートです。

最初は『Champagne Barrons de Rothchild』


そしていよいよ Lynch Bages のシリーズ登場!

今回のディナーでは、シャトーからJean Charles Cazes氏が訪燕!
『神の雫』でも登場したジャンミッシェルカーズ氏の息子さんで、今は
彼がシャトーを引き継いでいます。 お父さんそっくりで、笑えました(笑)



ワインは以下の通り。

『Chateau Eco de Lynch Bages 2008』


『Chateau Haut Bages Averous 2001』


『Chateau les Ormes de Pez 2007』


『Chateau les Ormes de Pez 2001』


『Chateau Lynch-Bages 2007』


『Chateau Lynch-Bages 1998』


『Chateau Lynch-Bages 1990』


Charles氏はエチケットや呼び名をモダンにしたがっているようでした。

食事は以下の通り。

『Pork Rillette'Croustillant'』


『Homemade Duck Liver Terrine and Fig Makie, Apple Chutney』


『Seared Tuna Loin with Wasabi Soya Sauce Sabayon and Roots Vegetable』


『Traditional Beef Stew Provance Style with Kalamata Black Olive, Buttered Tagliatelli』


味付けがちょっと甘かったかな。。。


『Fresh Berries Cheese Cake, Citrus Glaze』

Chocolate Pralines

最後に、中国人のワイン仲間とJean Charles Cazes氏と一緒に記念撮影!


この日の試飲会では、『Chateau les Ormes de Pez 2001』が香りが開いていて楽しめました!







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北京情報 260 - Yannick Alleno's Special Gala Dinner at STAY -

2012年01月08日 13時43分56秒 | メーカーズディナー / Wine Maker's Dinner
パリの3つ星レストラン『ムーリス』の総料理長のヤニックアレノ氏がシャングリアホテル北京に9月に
オープンしたのが『STAY』というレストラン。 以前からワイン会などでお会いしていたシャングリアホテルの
GMから『ヤニック本人が訪中して黒トリュフずくしの特別なGALA DINNERを開くから来ないか?』と連絡があり、
高額でしたが、お年玉のつもりで、出席して来ました。 結果、素晴らしい料理を堪能できました!



『STAY』
北京紫竹院路29号 北京香格里拉飯店
010-6841-2211



ヤニック氏は、パリ出身で『ドルーアン』などの高級伝統料理レストランで修行し、2001年にパリ『オテル・スクリブ』の
シェフとして2つ星を受け、03年に『オテル・ムーリス』の総料理長に就任。04年に2つ星、05年にエスポワール、
07年に3つ星を獲得したスーパーシェフ! しかも超イケメン! 絵になります。 実は一度、『ムーリス』で食事をした事があり、
その時に非常に感動したので、今回はどんな料理を北京で出してくるのか興味津々でした



店内は豪華でありながら、落ち着いた雰囲気でさすがという感じ。



席に付く前に、ゲストと写真を撮ったり、サインをしたり、非常に気さくに対応されていました。
私も、写真を準備してたので、そちらにちゃっかりサインしてもらいました(笑)!



席に着くと、いきなり『Vintage Champagne -Dom Perignon- 2002』で開始!
このドンペリは何度も飲んだ事があるのですが、この日のボトルは完璧! 温度、コンディションなど素晴らしいの一言!
ナッツ、ブリオッシュ、キノコ、蜂蜜、キンモクセイとにかく複雑でミネラル感が豊富で、綺麗な細かい泡が口の中で
はじけ、ナッティーな余韻がとっても長く続きます。 いやぁ~、素晴らしいスタートでした!


お料理は『カナッペの盛り合わせ』からスタート! 綺麗で手の込んだ前菜がその後の料理への期待を高めます!



バターが美味しい! バターはハムのすり身と一緒に美しくプレゼンされてきました。 奥のは『フィッシュ&チップス』で
特製のタルタルソースで頂きます。 こちらももちろん美味しい!


カブの下の部分の皮をむいて、とっても美味しいバターでコーティングした前菜。 シンプルながら、やはりバターの味わいが
際立つ一品! カブの食感も色合いも非常に良かったです。


『自家製パン』 やはりパンが普通のお店とは全然違って、噛めば噛むほど粉の味わいがじっくりと出て来て美味い!
一度に出て来たのは嬉しいのですが、北京は乾燥していて時間が経つとパンが乾いて来てしまうので、できれば
徐々に出してくれた方が良かったかな。


その他のフィンガーフードも美しく、美味しかったです!


『生カキのジュレ 黒トリュフ添え』
生カキは北京では食べないようにしていたのですが、ヤニック氏を信用していただきましたが、さすがという
味わい。 下に引かれた塩も美しい! 今回は冷菜でしたが、軽くカキを温めて黒トリュフがもう少し香らせても良かったかも。

パリお店では、ドミニクファイエ氏という人がトリュフを調達していると昔本で読んだ事があったので、
ヤニック氏に聞いてみた所、北京で使用しているトリュフもドミニク氏が手配したものを使っているとの事。


こちらには、『Riesling 'Le Kottabe' -Josymer- 2009』
ライチ、重油、白桃、洋なし、ユリのお花などいつもながら美味しそうな香りとふくよかな果実味! 
さすがジョスメイヤー! 提供温度も完璧! 美味しい! ただ、このカキには、次にでてくるシャブリの方が合っていたかな...!?


スープは『アンティチョークと黒トリュフのスープ』
刻んだ黒トリュフとアンティチョークがスープの中に沢山忍んでいて、飲めば飲むほど口の中は黒トリュフの甘美な香りに
包まれます。

このスープには『Chablis 1er Cru Montmains -Roux Pere et fils- 2007』
蜂蜜、黄色いお花などピュアな香りと凄いミネラル感。 スープ自体がトリュフの香りと濃厚な味わいなので、
もう少しセクシーなワインが欲しかったところ。 このワインは、カキに合わせたかったかな。 ワイン自体は
美味しかったので、残念。 (写真を撮り忘れてしまいました。)



そして、ヤニック氏のスペシャリテ『ホタテ貝のテリーヌ 黒トリュフのミルフィーユ』
凄すぎる!黒トリュフがミルフィーユのパイの様に重なっているんです!ソースもトリュフの風味があり
いやはや素晴らしい味わいと香りです!


こちらには『Vougeots 1er Cru Les Petits Vougeots -Roux Pere & Fils- 2007』
明るいルビー色、ダージリンティー、サクランボ、土、クランベリー、梅干しのような香り。
もう少し果実の集中力があると良かったのですが, ミネラル感と酸のバランスはさすがでした。
このお料理であれば、もう少し古いビンテージでも良かったかな。


ここで、GMから『せっかくだからキッチンを観ていいよ』と言われたので、こんな機会は滅多に無いと
すぐさまキッチンへ!まさにメインディッシュ前でキッチンは戦場状態! でもスタッフの動きは無駄が少なく、
ヤニック氏の指示通りに動き回っていました。


キッチンでのヤニック氏は、格好よすぎる!


まさに3つ星シェフの気迫が伝わって来ます。


スピーディーに料理を完成させて行く姿は凄いの一言!


席に戻るとフライパンにごろりと黒トリュフとフォアグラが詰まったキャペツが登場!


凄いプレゼン! 香りが素晴らしい! 早く食べたぁ~い!


プレゼンが終わると一度キッチンへ持って行かれ、切り分けられてサービスされます。
少し溶け出したフォアグラの脂がそのまソースに! キャベツの少し焦げたような風味と黒トリュフの香りが何とも
言えない味わいで、口の中が幸せいっぱいになりました! フォアグラがあまり溶け出さない状態で、
レアなのにきちんと火が通っていていて、キャベツの食感と相まってもう気分は天国状態!
一緒に行った友人達も、妙にニヤニヤしながら少し恍惚の表情を浮かべていました(笑)


ここで驚いたのはこれだけ脂を食べても全く胃がもたれない事! いくらでも食べれそうな感じでした(笑)

この料理には、『Chateau Batailley 2006』
サンジュリアン4級。ローズマリー、タイム、黒すぐり、ラズベリー、プラムなどの香りと柔らかいタンニン。
十分に美味しいのですが、こちらも若すぎた感がありました。 料理が凄すぎて、ワインにもうひとひねりが
欲しかったというのが本音でしょうか。  


最後の料理は『オーストラリア牛サーロインとフォアグラ 黒トリュフソース マッシュポテト添え』
マッシュポテトの中にも刻んだフォアグラが大量に入っていて、口の中がもうトリュフ香だらけで
何とも幸せな状況に....(笑)牛肉の焼き加減も抜群!


この料理には『Chateau Batailley 2004』
ポイヤック5級。先日のワインメーカーズディナーでも飲んで感激したが、この日の状態も非常に良く、
ブラックベリー、シロップ漬けのサクランボ、スミレ、赤いバラ、獣、なめし皮などの香りと驚くほど
スムーズでシルキーなタンニン。 バランスの良い美味しいボルドーでしたが、やはりこのワインも若い!
マリアージュは難しいですね。この日の料理だともう少し官能的なオールドビンテージのブルゴーニュが
飲みたかったなぁ~! 相当贅沢ですが....


そして、驚愕のデザートが続くんです!
こんなのや!


あんなのや!


まだこんなのも!


まだまだ!


どれだけあるの!?


そして、遂に最後の一皿が!
パテシエが削っているのは何と黒トリュフ! まだあったかぁ~!という感じで狂喜乱舞(笑)!

盛りつけはまさに芸術的! あっという間に美しい一皿が!


見てください!この黒トリュフの美しいお姿を!最後にてんこ盛りです(笑)


このチョコレートの筒の中には熱々のミルクチョコレートのピュレが入っていて、これが
ビックリするほど黒トリュフに合うんです! このお料理が一番黒トリュフの味わいを引き出していた感じが
しました。 過去に食べたデザートの中でも間違いなく3本の指に入る名作です! 素晴らしい!


エスプレッソのカップも『底下げ(笑)カップ』で面白い形をしていました。


とにかく、素晴らしい夕食でした。 個々のワインは素晴らしかったのですが、もう少しマリアージュが
美味く行けば更に良かったのですが、贅沢な話ですね。(ただし、ドンペリの2002年のうまさは格別でした!)
今回はご紹介の意味あいの北京価格だったので出席できましたが、日本だったらいくらするんでしょうかね? 



とにかく、大満足のGala Dinnerでした。 北京も凄い街になりましたね!!






































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北京情報 247 - Wine Maker's Dinner at New Duck Of China of 1949 ( Borie-Manoux ) -

2011年12月04日 13時19分52秒 | メーカーズディナー / Wine Maker's Dinner
ボルドーの数々のシャトーを所有する『Borie-Manoux』のオーナーが北京を訪問するとの事で、
12名限定の夕食会に特別に出席させてもらいました。 しかも場所は、プレオープン中の
『 Duck of China 1949 』の2号店!



『 Duck of China 1949 』
東城区金宝街98号
010-6521-2221



『Temple Restaurant』といい、この2号店といい本当に格好が良いお店が増えましたね!



場所は『大董』の3号店もある金宝街! この辺は最近、良いレストランが沢山出来ていますね。



さて、店内は天井が高く雰囲気はとってもスノッブで格好が良い。所々のオブジェも雰囲気を盛り上げています。



照明は、1号店と同じような形で赤を基調にしています。



ワインメーカーズディナーの会場は2階の個室で行われました。



社長のphilippe氏がまずワインの説明! 彼と一緒に輸出責任者のJean氏も随行していて、『中国は今非常に
大切な市場。 定期的に来ている。 ただ、ワインの管理など色々と改善しなくてはならないのが現実。
今後の更なる発展を期待している。』などとおっしゃってました。



さて、料理は以下のとおりでした。

『前菜 豚の耳』
コリコリした食感がたまりません。


『前菜 キノコのソテー湯葉揚げ』
サクサクの外側の中からトロトロのキノコのソテーが出て来ます!


『前菜 揚げ豆腐 パプリカ掛け』


『キングプラウンのソテー 自家製カレーソース』
これは絶品! ソースのベースは濃厚なエビのアメリケーノソースで、カレー風味とラー油の辛みが
じわぁ~と感じられました。 今まで食べたエビ料理の中でも5本の指に入るほど美味しかったです!


『北京ダック』
やはり1949の北京ダックは北京No.1ですね! 大董と評価は分かれるとは思いますが、個人的にはここのが一番です!


ワイナリーの社長のPhilippe氏も服務員に北京ダックを作ってもらい興味津々!


『Xi Shi麺 ホタテ貝と共に』
こちらも非常に美味しい鴨のスープに麺とホタテのソテーが乗っていて出席者のみんなの顔がほころびました。


『赤ハタのソテー セロリを添えて』
赤ハタは蒸し物が多いのですが、ソテーした物もかなりいけました。 


『オーストラリア産リブステーキ 松茸のソテー添え』
とても柔らかいお肉でした!松茸も小さかったですが、味はしっかり! ワインにもよく合いました。


『マンゴーのデザート』


いやぁ~、このお店の料理は北京ダックも含め素晴らしいの一言! 『大董』のサイドメニューは、盛りつけは美しいのですが
味わいは普通に美味しいという感じが多いのですが、このお店はサイドメニューも非常に美味しい! 
再度訪れて、通常のメニューも味わってみたいと思いました。 

ワインは、以下の6種類

『Champagne Brut -Leroy Duval- NV』
こちらは、インポーターが用意してくれたもので、直接今回のワインメーカーとは関係ありません。
もちろん、美味しかったですが!

『Ch. Baret Blanc Pessac Leognan 2005』
写真はありませんが、ソーヴィニオンブランとセミヨンのブレンド。果実味が厚みがあるのですが、きめ細かい酸と
ミネラル感があるので、料理に非常に合いそうなワインでした。

『Ch.de Carolle Graves 2008』


『Ch.Haut Bages Monpelou Pauillac 2003』


『Ch. Beau Site Saint-Estephe 2005』


『Ch.Batailley Pauillac 2004』


どちらも非常に状態が良く、改めてボルドーの面白さを感じられました。
特にあまり期待していなかった『Ch.Haut Bages Monpelou 』がグラスの中でどんどん香りが変わり、味わいを
増していったのにはビックリしました。 やはり、ワインは面白いですね。



Phillip氏と今回この食事会のコーディネートをしたインポーターのM女史。 彼女はフランス語、英語もペラペラなスーパーウーマンです。



食事もワインも出席している方々も素晴らしく、またまた楽しい会食となりました。



しかし、外へ出るとそこは北京! タクシーが無い! うううう~っ、寒い(涙)!しかも空気がめちゃくちゃ悪い!



しばらく、空気が良かったのにまたこんな感じになってしまいました。。。
生活が良くなっても、環境がこれでは.....頭が痛いですね......









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北京情報 244 - Wine Maker's Dinner at Sureno ( Telmo Rodriguez ) -

2011年12月01日 21時25分14秒 | メーカーズディナー / Wine Maker's Dinner
スペインのワインメーカーTelmo Rodriguezのワインメーカーズディナーに参加してきました。



場所はオポジットハウスのSURENOの個室で限定15名! 



『SURENO』
朝阳区三里屯11号院1号楼三里屯village
The Opposite House 地下1楼
010-6410-5240

30分ほど遅れて到着したのですが、出席者はまだ一つ目のグラス!おやっ?と思ったらRodriguez氏が熱弁を
ふるっていて誰も2杯目に手が付けられていない状況(笑)



さすがラテンのスペイン人!その後も熱のこもった説明が続きました! やっと食事がきて
2杯目以降のワインをテイスティング! テイスティングしたワインは以下の7種類。

『Lazaga Rioja -Telmo Rodriguez- 2008』
ブドウは、テンプラニーニョ、グラシアーノ、ガルナッチャ


『Gaba do Xil -Telmo Rodriguez 2010』
ブドウはメンシア


『Pegaso Cebreros –Telmo Rodriguez- 2007』
ブドウは、ガルナッチャ


『Gago Toro –Telmo Rodriguez- 2008』
ブドウは、ティンタデトロ


『M2 de Matallana Ribera del Duero –Telmo Rodriguez- 2007』
ブドウは、ティンタデトロ


『Altos de Lazaga Rioja –Telmo Rodriguez- 2006』
ブドウは、テンプラニーニョ


『Molino Real Malaga –Telmo Rodriguez- 2007』
ブドウはモスカテル。 明るい麦わら色で白いユリのお花、ライチ、黄桃、アンズ、
シトラスなど甘さを感じる強めの香り。 しかし酸がビシッとあるので、甘ったるくなく、
非常に心地良い。 久々に甘口ワインでおどかされました! とぉ~っても美味しい!
素晴らしい!


彼のワインはエチケットのデザインが素晴らしく、ついついジャケ買いしたくなりますね(笑)
彼もエチケットのデザインは大切!と豪語しておりました。


お食事は、さすがはSURENO!! とても美味しかったです!

『揚げた茄子とモッツアレアチーズ  有機トマトソース』
このトマトソース最高!


『トリュフのラビオリ セージとバターをかけて』


『仔羊のグリル 豆のソースとオレンジ風味のクスクス』


仔羊が食べれないMさんの為に『鶏のグリル トマトのソースで』


デザート


彼は日本にもよく行っているらしく、『東京のサンパウは最高のスペインレストランだよねぇ~』と大絶賛しておりました。
イケメンなのだが、とにかくよく喋る!熱い!きっとサッカーとか好きなんだろうなぁ~(笑)



真面目に『Molino Real』は相当美味しいワインです。 ぜひ、お試しください。 驚きますよ!

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