日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

「多摩格差ゼロの公約をおろすのか」──都議会一般質問で知事に迫りました

2017-09-27 | 東京都政・都議会のこと

 27日、都議会での初質問を行いました。(質問全文はコチラ

 世間は解散・総選挙、小池知事が希望の党の党首となったときと重なりましたが、私はブレず揺るがず都議選で掲げた公約、市民のみなさんの切実な願い実現のために質問にたちました。

 都議会では、本会議で質問に立つ機会は、主に代表質問か一般質問。今議会は、大山とも子都議(幹事長)が代表質問、私が一般質問を行いました。

 石原都政の時に「多摩格差」はなくなったとされて以来、都政の中では格差はないものとされてきました。

 共産党都議団は、具体的な課題を示しながら「多摩格差」は厳然としてあり、その格差解消のためには東京都が役割を発揮することが必要であることを求めてきました。先の都議選で多摩地域選出の共産党都議が2人から5人へと躍進したことも力に、小池知事が「多摩格差ゼロ」を公約したことを真正面から迫っていく質問にしていこうと準備を重ねてきました。

 最初、答弁に立った小池知事は、多摩格差は基本的に解消しているとして、「多摩格差ゼロ」の公約については言及しませんでした。

 私は再質問に立ち、小池知事が都知事選の公報に書いた「7つのゼロ」の中に明確に多摩格差ゼロが入っていることを示し、「公約をおろすのか」と迫りました。

 これに対し、小池知事は「多摩格差を削減していくか、縮減していくかについて努力をしているところ」と答弁しました。

 清水ひで子都議が都議会予算特別委員会で多摩格差問題を取り上げ迫った時に「多摩格差ゼロをめざすような政策、これを立案、そして実践していきたい」と小池知事が答弁しましたが、新しい「多摩の振興プラン」には「多摩格差ゼロ」の問題は触れていません。

 その意味で、知事が多摩格差を削減、縮減していくと述べたことは極めて重要です。

 その他の質問については、改めて紹介していきたいと思います。

 質問終了後、傍聴に駆けつけてくれた町田の人たちと懇談。「都議会に送って本当に良かった」と激励してもらいました。また、都の職員の複数の方から「いい質問でした」と声をかけていただきました。

 地道に、大胆に、しなやかに──全力でがんばります。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
選挙の為だけの公約 (NOKENOネコ)
2017-10-13 05:44:55
 情報調査により、何が庶民の支持を受け、何が票になるか知り尽くした、調査機関。そこから、情報を貰って公約を作る人達。本当にやりたいことと、票の為に掲げること。本当にやりたいことは隠して、一般受けすることだけを公約にする人達。当選後、公約はひたすら論点をすり替え誤魔化し、実行されません。しかし、選挙戦中にはほとんど話題にもしなかった問題を突然押し進めます。こんな”詐欺”政治家は誰でしょう。”原発問題””憲法改悪問題”最初から騙すつもり?
でしょうか。
 補選では、不利と言われていたのに、スパイ的人間を使い民進党を崩壊させて同時に解散。何人も抱えたスパイ的人間で他党を混乱させ、マスコミには自分の仲間の評論家が出ずっぱりで、情報操作。汚いこと、嘘が平気な人達は何でもやりますね。

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