日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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子どもに育てられているという感じがしっくりくる

2019-05-04 | 子育て・家族のこと

 4人の子育てをしていると話をすると、概ね「おー」「そうは見えない」というような感じで反応を寄せていただきます。

 なかには、善意から「偉いね」「日本のため」などという声もありますが、偉くもなければ、国のために子どもを育てているということはありません。政治家が「(女性は)子どもを産む機械」「子どもを産まなかったほうが問題だ」などと発言することは言語道断ですが、広く潜在的な意識のなかに「お国のため」ということが浸透していることの根深さを感じます。

 参考:「またか」…政治家「出産」巡る発言 麻生氏「産まないほうが問題」(毎日、2019年2月4日)

 私の実感から言うならば、むしろ、私自身が子どもに育てられているという感じがしっくりきます。

 私のパートナーも流産を経験したことがあります。子どもを4人育てているからこそ、不妊や不育症で悩んでいる方にとことん寄り添っていきたいと思っています。また、様々な事情から社会的に弱い立場に置かれている子どもたちの声を聞き、伴走しながら寄り添っていける制度や仕組みをつくれるように取り組んでいきたいと思います。同性パートナーの子育ても「特別なこと」から「当たり前のこと」にしていきたいと考えています。

 そして、子どもを産み育てる上で最も大きな障壁となっている、安定雇用や教育費の負担軽減など政治が本気で子育てを応援するように変えていくことが必要です。

■先回りせず、じっくり構えて

 子どもを産み育てるということは、喜怒哀楽の感情を丁寧に表現していくのかなと思っています。

 「子どものため」と先回りせず、じっくりと構えていっしょに考えることができればなと意識はしていますが、反省の日々です。

 子育ての先輩から「成長は見逃さないように」と言われたことが、私の心に残っています。我が子の成長は早いなと思いますが、さらに人の子どもの成長は驚くほど早いと感じます。

 親になるには準備が必要であり、母親と父親の中に乖離が生じるのは準備に大きな違いがあることが要因の一つと言われています。妊娠期が母親を形成する一方で、父親は生まれた瞬間から準備を開始するのでスタート時点から周回遅れのような状態です。

 「包括的性教育」をはじめ、子育てを社会的なこととしてとらえなおすことが、いま強く求められています。

 参考:子育てを社会的なこととしてとらえなおす

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